徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    日本薬局方B

科目番号27783担当教員名江角 朋之単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次3年
授業概要
化学物質の関与する生物学的な現象を有機化学的に理解できる力をつけることで,薬学領域の学問全体を総括的に理解し,使いこなす事ができるようにする.目標:創薬研究においてドラッグデザインができるようになる.臨床において薬物相互作用を真に理解し,処方や投薬方法の確認および服薬指導を行えるようになる.
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】生体内情報伝達の仕組み  
【2】交感神経に作用する薬物 I:交感神経の構造と機能,カテコラミンの生合成と代謝  
【3】交感神経に作用する薬物 II:アドレナリン受容体作動薬  
【4】交感神経に作用する薬物 III:アドレナリン受容体遮断薬  
【5】副交感神経に作用する薬物 I:副交感神経の構造と機能,アセチルコリンの生合成と代謝,コリン作用薬  
【6】副交感神経に作用する薬物 II:抗コリン薬  
【7】知覚神経に作用する薬物 :知覚神経の構造と機能,局所麻酔薬  
【8】神経筋接合部に作用する薬物:運動神経の構造と機能,筋弛緩薬  
【9】中枢神経に作用する薬物 I:中枢神経の構造と機能,化学伝達物質 I (グルタミン酸)  
【10】中枢神経に作用する薬物 II:化学伝達物質 II (セロトニン,GABA)  
【11】中枢神経に作用する薬物 III:抗精神病薬  
【12】中枢神経に作用する薬物 IV:抗うつ・そう薬,催眠薬  
【13】薬物相互作用 I:薬物動態学的相互作用  
【14】薬物相互作用 II:薬物動態学的相互作用 II  
【15】問題演習  
評価方法
学期末試験
教科書
配布プリント
参考図書
1)「マクマリー有機化学概説」第5版,伊東椒ら,東京化学同人.
2)「マクマリー生物有機化学」初版,菅原二三夫ら,丸善.
3)「ヴォート生化学」上・下,第2版,田宮信雄ら,東京化学同人.
4)「NEW薬理学」,第4版,田中千賀子ら,南江堂.
5)「新薬理学テキスト」,初版,佐藤進ら,廣川書店.
6)「よくわかる薬物相互作用」,初版,廣川書店.
7)「薬学生のエッセンシャルドラッグ」,初版,石井邦雄ら,廣川書店.
備考
出欠確認は授業開始30分後に専用の出欠カードにて行う.