徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    薬品化学特論I

科目番号26023担当教員名角田 鉄人単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1年2年
授業概要
(授業目的・方針 等)

鎖状化合物を,絶対配置を含めて立体選択的に合成することは,環状化合物にくらべ遥かに難しかった.しかし1970年代になると,この問題の解決に向けた取り組みが盛んになり,多くの優れた方法論が確立した.中でも,アルドール反応は最も合理的,且つ緻密に設計された反応の一つである.

本講議では,基本的な立体化学について学んだ後,エノラ?トを用いた立体選択的な反応の一つであるアルドール反応を紹介しながら,反応の組立て方,考え方について学ぶ.講義の後半では,当研究室の研究成果を交え,立体選択的反応,さらには有機合成化学の今日を考える.
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】歴史的背景  
【2】エノラートの発生法  
【3】アルドール反応の基本事項-1  
【4】アルドール反応の基本事項-2  
【5】立体化学の決定法  
【6】不斉アルドール反応-1  
【7】不斉アルドール反応-2  
【8】不斉アルドール反応-3  
【9】遷移状態論  
【10】相乗効果-1  
【11】相乗効果-2  
【12】合成への応用-1  
【13】合成への応用-2  
【14】新しい反応を求めて  
【15】総括  
評価方法
レポート
教科書
学術文献
参考図書
適宜指示
備考