徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    衛生化学特論III

科目番号27849担当教員名永浜 政博単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1年2年
授業概要
細菌が産生する種々の毒素は、多彩な生物活性を発揮する。その作用機構や構造が明らかになるにつれ、細胞内情報や神経伝達の機構、細胞内代謝や細胞間の相互作用などに影響を与えることが明らかとなり、薬理学、生化学、分子細胞生物学などの様々な分野で、有用なツールとして使用されている。本講義では細菌毒素の作用をその実験データーから解析し、毒素の作用をより詳細に説明する。今回は、ウエルシュ菌やボツリヌス菌の毒素の作用をメカニズムを中心に説明する。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】細菌毒素の概念  
【2】ウエルシュ菌のアルファ毒素の構造  
【3】ウエルシュ菌のアルファ毒素の作用機構  
【4】ウエルシュ菌のベータ毒素の構造  
【5】ウエルシュ菌のベータ毒素の作用機構  
【6】ウエルシュ菌のイプシロン毒素の構造  
【7】ウエルシュ菌のε毒素の作用機構  
【8】ウエルシュ菌のイオタ毒素の構造  
【9】ウエルシュ菌のイオタ毒素の作用機構  
【10】ウエルシュ菌のエンテロトキシンの構造  
【11】ウエルシュ菌のエンテロトキシンの作用機構  
【12】ボツリヌス菌の神経毒素の構造  
【13】ボツリヌス菌の神経毒素の作用機構  
【14】ボツリヌス菌のC2毒素の構造  
【15】ボツリヌス菌のC2毒素の作用機構  
評価方法
課題レポート提出
教科書
学術文献、細菌毒素ハンドブック(櫻井等、サイエンスフォーラム)
参考図書
学術論文等を適宜紹介
備考