徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    衛生化学特論II

科目番号28197担当教員名姫野 誠一郎単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1年2年
授業概要
(授業目的・方針 等)
食品中に含まれる微量元素の生理活性とその評価について学ぶことを目的とする。
食品中に含まれる微量元素は生体にとって必須であるが、実は毒性も強いという2面性を持っている。微量元素として、セレン、カドミウム、マンガンなどを取り上げ、その生理活性、所要量の根拠、有害作用などについて概説をする。また、食品成分の安全量を算定する方法、リスクコミュニケーションの重要性などに関する討論を行う。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】必須微量元素セレンの生理作用  
【2】新規セレン蛋白質の生理活性  
【3】セレン蛋白質発現の分子機構(1)  
【4】セレン蛋白質発現の分子機構(2)  
【5】セレンの必要量、中毒量の算定とその根拠  
【6】セレン欠乏症・中毒症の疫学  
【7】金属によるメタロチオネインの誘導機構  
【8】カドミウムの細胞内輸送機構(1)  
【9】カドミウムの細胞内輸送機構(2)  
【10】カドミウムと他の微量元素との相互作用(1)  
【11】カドミウムと他の微量元素との相互作用(2)  
【12】微量元素の栄養とメタボリックシンドローム(1)  
【13】微量元素の栄養とメタボリックシンドローム(2)  
【14】カドミウム汚染とメタボリックシンドローム  
【15】微量元素の栄養と毒性に関する総合討議  
評価方法
レポート、討論での態度
教科書
「健康と元素」千葉・鈴木(編)南山堂
参考図書
備考