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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 54112 | 担当教員名 | 豊田 正夫 | 単位 | 1単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年 |
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| 授業概要 |
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| 天然には様々な構造をもつ膨大な有機化合物が存在する。私たちが普段口にする多くの食品成分も有機化合物からなっており,その中には古くから生薬として利用されてきたものもある.薬食同源(医食同源)とは,病気の治療も普段の食事も,ともに人間の生命を養い健康を維持するためのもので,その源は同じであるとする考え方であり,近年の「食」の機能性(三次機能)に通ずる考え方である。「特定保健用食品」に代表される機能性食品も医薬品と同様に開発が進められており,食品に含まれる身体の生理学的機能などに影響を与える保健機能成分(関与成分)については生薬の成分と同様の手法で化学構造が明らかにされている。 本講義では,生理活性天然物の単離,構造決定,生合成および機能に関する研究などについて紹介するとともに,機能性食品開発の現状と天然資源としての「食」の有効活用について具体例を通して説明する. |
| 到達目標 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 天然物化学概論:自然の恵みを利用する | ||
| 【2】 | 天然物の分離・精製 | ||
| 【3】 | 天然物の定性・定量分析 | ||
| 【4】 | 生理活性試験法 | ||
| 【5】 | 生理活性物質の構造解析法(1)NMRの利用 | ||
| 【6】 | 生理活性物質の構造解析法(2)NMRの利用 | ||
| 【7】 | 生理活性物質の構造解析法(3)MSの利用 | ||
| 【8】 | 生理活性物質の構造活性相関 | ||
| 【9】 | 酵素阻害剤とドラッグデザイン | ||
| 【10】 | 食品の機能性と機能性成分 | ||
| 【11】 | 機能性食品の定義と種類 | ||
| 【12】 | 特別用途食品 | ||
| 【13】 | 特定保健用食品 | ||
| 【14】 | 食料資源の調査と生理活性天然物の探索 | ||
| 【15】 | 食品の高機能化への試み | ||
| 評価方法 |
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| レポート |
| 教科書 |
| Power Point, プリント |
| 参考図書 |
| 参考論文(講義中に紹介) |
| 備考 |
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