徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    医薬品化学

科目番号00003担当教員名長島 史裕単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次4年
授業概要
【講義概要】医薬品の作用を化学構造と関連づけ,医薬品に含まれる代表的な構造とその性質について理解し,説明できるように個々の医薬品について解説する.
【到達目標】1.医薬品のコンポーネントについて概説することができるようになる.2.医薬品に含まれる複素環を指摘し,その複素環における性質,および医薬品について説明できるようになる.3.医薬品と相互作用できる生体高分子つにて概説できるようになる.4.生体分子を模倣した医薬品を理解し,それらについて説明ができるようになる.5.生体内分子と相互作用する医薬品について説明できるようになる.
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】生体分子と相互作用可能な官能基を指摘できる  
【2】医薬品のコア構造を指摘するための基本的な考え方を概説できる  
【3】複素環を有する医薬品を分類し,化学構造に基づく生体との反応の特徴を説明できる1  
【4】複素環を有する医薬品を分類し,化学構造に基づく生体との反応の特徴を説明できる2  
【5】複素環を有する医薬品を分類し,化学構造に基づく生体との反応の特徴を説明できる3  
【6】代表的な芳香族複素環化合物の性質と反応性を芳香族性と関連づけて説明できる  
【7】アセチルコリンアナログの医薬品を列挙し,それらの化学構造を比較できる1  
【8】アセチルコリンアナログの医薬品を列挙し,それらの化学構造を比較できる2  
【9】カテコールアミンアナログの医薬品を列挙し,それらの化学構造を比較できる1  
【10】カテコールアミンアナログの医薬品を列挙し,それらの化学構造を比較できる2  
【11】セロトニンアナログの医薬品を列挙し,それらの化学構造を比較できる  
【12】セロトニンおよびステロイドアナログの医薬品を列挙し,それらの化学構造を比較できる  
【13】ステロイドアナログの医薬品を列挙し,それらの化学構造を比較できる  
【14】ペプチドアナログの医薬品を列挙し,それらの化学構造を比較できる  
【15】βーラクタムをもつ医薬品の作用機序を化学的に説明できる  
評価方法
試験(演習試験等を行った場合も含む)
教科書
「パートナー 医薬品化学」 佐野,内藤,堀口 編集(南江堂),プリント配布
参考図書
日本の医薬品構造式集(日本医薬情報センター),スタンダード薬学シリーズ3化学系薬学II(東京化学同人),NEW医薬品化学(広川書店),創薬化学・医薬化学(化学同人),知っておきたい一般用医薬品(東京化学同人)
備考
3分の2以上の出席回数がなければ不合格となる.またレポート未提出の場合も減点の対象になる.