徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    薬剤学実習

科目番号00011担当教員名櫻井 栄一単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次4年
授業概要
授業概要: 薬剤師は、今後個人の体の特質を考慮した薬の選択や投与量の設定を科学的な見地から導き、治療する医師に提案できる能力を養わなければならない。本実習は、その実践に向けた基礎的な薬剤学技術を習得する。併せて、処方される製剤の物理学的特性と試験法および安定性について実習し、調剤時に留意しなければならない基礎的事項を学ぶ。
到達目標:1調剤材料の物性を測定できる。2単位操作を組み合わせて代表的製剤を調製できる。3日本薬局方の製剤に関連する代表的な試験法を実施し、品質管理に適用できる。4線形1-コンパートメントモデルを説明し、これに基づいた計算ができる。5生物学的半減期を説明し、計算できる。5全身クリアランスについて説明し、計算できる。6薬物血中濃度の代表的な測定法を実施できる。                                                                             
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】実習に関する総論の講義と注意事項  
【2】流水力学モデルによる1-コンパートメントモデル解析(薬物の静脈内投与に関するシミュレーション実験)  
【3】TDM(血中濃度の測定と処方設計の提案:TDMソフトを使用した投与計画の作成)  
【4】粉体の物性  
【5】界面活性現象  
【6】レオロジー  
【7】製剤中医薬品の安定性(光分解反応)  
【8】製剤に関する試験法①(顆粒、錠剤の製造と品質管理)  
【9】製剤に関する試験法②(軟膏剤の調製と品質管理)  
【10】製剤に関する試験法③(注射剤と点眼剤の品質管理)  
【11】調剤①(散剤と液剤)  
【12】調剤②(顆粒剤、錠剤とカプセル剤)  
【13】調剤③(軟膏と坐剤)  
【14】調剤④(注射剤)  
【15】調剤、製剤に関する最先端技術の紹介  
評価方法
出席状況、レポート、試験点数の合計
教科書
薬剤学実習書(薬剤学教室編)
参考図書
第十五改正日本薬局方解説書(廣川書店)
備考
八木康行、上田ゆかり