徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    基礎薬理学

科目番号00019担当教員名赤木 正明単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2年
授業概要
講義概要:薬理学の定義と歴史、薬物受容体の概念、代表的な医薬品の作用、作用機序、および体内での運命、薬物の作用発現に関わる生体内分子など、薬理学について総論的に概説する。
到達目標:基礎薬理学では、まず作用部位に達した薬物の量と作用により薬効が決まることを理解させることを目的に、薬物の生体内における動きと作用に関する基本的知識を解説し、修得させ、説明できるようにする。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】薬理学の定義、薬理学の歴史及び薬理作用の基本を概説し、薬理学の全体像を把握できるようにする。  
【2】薬の作用機序の分類、薬物受容体の概念及び薬理作用の解析について概説する。  
【3】薬物の生体膜通過、投与経路及び生体内運命について概説する。  
【4】細胞膜受容体の種類と生体内分布について概説する。  
【5】細胞膜受容体における情報交換と細胞内情報伝達物質について概説する。  
【6】細胞質及び核内受容体について概説する。  
【7】カルシウムイオンの生体機能制御について概説する。  
【8】アセチルコリンの生合成経路、代謝経路及び受容体について概説する。  
【9】アセチルコリンの神経伝達物質としての役割について概説する。  
【10】カテコールアミンの生合成経路、代謝経路及び受容体について概説する。  
【11】カテコールアミンの神経伝達物質としての役割について概説する。  
【12】神経伝達物質としてのセロトニン及びヒスタミンについて概説する。  
【13】神経伝達物質としてのアミノ酸及びペプチドについて概説する。  
【14】プリン系神経伝達物質及びその他の候補物質について概説する。  
【15】講義のまとめ  
評価方法
試験
教科書
教科書:今井 正、宮本英七編「標準薬理学」(医学書院)およびプリント
参考図書
重信弘毅編「パートナー薬理学」(南江堂)、その他、適宜紹介
備考