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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 00029 | 担当教員名 | 櫻井 栄一 | 単位 | 1単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 4年 |
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授業概要 |
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授業概要:薬物速度論(ファーマコキネティクス)は薬物動態学1で学んだ吸収、分布、代謝、排泄による薬物の体内での動きを経時的に扱う学問である。ここでは、薬効や副作用を考慮した医薬品の適正な投与計画を実施するための基礎となる薬物動態の速度論的解析に関する知識を、短期集中型の積み上げ型学習で習得する。 |
到達目標 |
到達目標:1薬物動態に関わる代表的なパラメータを列挙し、概説できる。2線形1−コンパートメントモデルを説明し、これに基づいた計算ができる。3線形コンパートメントモデルと非線形コンパートメントモデルの違いを説明できる。4モデルによらない薬物動態の解析法を列挙し説明できる。5線形2−コンパートメントモデルを説明し、これに基づいた計算ができる。6TDMの意義を説明できる。7病態時及び妊娠、加齢における薬物動態の変動を説明できる。8薬物の生物学的利用能の意味とその計算法を説明できる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 1−コンパートメントモデル(薬物血中濃度データの解析)(C13−(5)) | 講義 | 予習:教科書の該当部分を読む。 復習:教科書該当部分の章末問題を解く。 |
【2】 | 1−コンパートメントモデル(薬物尿中排泄データの解析)(C13−(5)) | 講義 | 予習:教科書の該当部分を読む。 復習:教科書該当部分の章末問題を解く。 |
【3】 | 2−コンパートメントモデル(C13−(5)) | 講義 | 予習:教科書の該当部分を読む。 復習:教科書該当部分の章末問題を解く。 |
【4】 | 消失速度定数、生物学的半減期、AUCの意義と活用法(C13−(5)) | 講義 | 予習:教科書の該当部分を読む。 復習:教科書該当部分の章末問題を解く。 |
【5】 | クリアランスと生理学的モデル(C13−(5)) | 講義 | 予習:教科書の該当部分を読む。 復習:教科書該当部分の章末問題を解く。 |
【6】 | 非線形性薬物動態の解析法(C13−(5)) | 講義 | 予習:教科書の該当部分を読む。 復習:教科書該当部分の章末問題を解く。 |
【7】 | モデル非依存的薬物動態の解析法(C13−(5)) | 講義 | 予習:教科書の該当部分を読む。 復習:教科書該当部分の章末問題を解く。 |
【8】 | ポピュレーションファーマコキネティクスとベイジアン解析(C13−(5)、C15−(3)) | 講義 | 予習:教科書の該当部分を読む。 復習:教科書該当部分の章末問題を解く。 |
【9】 | 病態時及び妊娠、加齢におけるファーマコキネティックパラメーターの変動(C13−(5)、C15−(3)) | 講義 | 予習:教科書の該当部分を読む。 復習:教科書該当部分の章末問題を解く。 |
【10】 | ファーマコキネティックパラメーターを用いた薬物投与計画の基礎(C15−(3)) | 講義 | 予習:教科書の該当部分を読む。 復習:教科書該当部分の章末問題を解く。 |
【11】 | 点滴静注の血中濃度計算(C13−(5)) | 講義 | 予習:教科書の該当部分を読む。 復習:教科書該当部分の章末問題を解く。 |
【12】 | 連続投与における血中濃度計算(C13−(5)) | 講義 | 予習:教科書の該当部分を読む。 復習:教科書該当部分の章末問題を解く。 |
【13】 | TDMソフト「PEDA」を用いた薬物投与計画の作成(C13−(5)、C15−(3)) | 講義と演習 | 予習:教科書の該当部分を読む。 復習:教科書該当部分の章末問題を解く。 |
【14】 | 薬物動態と薬力学の関連・PK/PD解析(C13−(5)) | 講義 | 予習:教科書の該当部分を読む。 復習:教科書該当部分の章末問題を解く。 |
【15】 | 生物学的利用能(バイオアベイラビリティ)(C13−(5)) | 講義 | 予習:教科書の該当部分を読む。 復習:教科書該当部分の章末問題を解く。 |
評価方法 |
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試験、レポートの合計 |
教科書 |
櫻井栄一 編集「マッピングナビゲーション薬物速度論演習」(京都廣川書店) 金尾義治、森本一洋 編集「NEWパワーブック生物薬剤学」(廣川書店) プリント:薬物動態学〜薬剤師国家試験過去問集〜(81回ー96回)(薬剤学教室編) |
参考図書 |
伊賀勝美、伊藤智夫、堀江利治 編集「対話と演習で学ぶ薬物速度論」(廣川書店) |
備考 |
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本講義はクォーター制で実施する。 |