徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    生物統計学 Biostatistics

科目番号10291担当教員名市川 勤単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次4年
授業概要
【授業概要】旧コアカリC17(5)「バイオスタティクス」:本講義では医薬品開発、薬剤疫学、薬剤経済学などの領域においてプロトコル立案、データ解析、および評価に必要な統計学の基本的知識と技能(計算方法)を習得する。本講義は4年生後期に週1回行うことによる積み上げ型学習で修得する。
到達目標
【到達目標】コアカリ外:データの整理、集団の代表値やバラツキについて説明できる。コアカリC17(5)「バイオスタティクス」:1)帰無仮説の概念を説明できる。2)パラメトリック検定とノンパラメトリックの使い分けを説明できる。3)主な二群間の平均値の差の検定法(t-検定、、Mann-Whiteny U検定)について適用できるデータの特性を説明し、実施できる。3)χ2乗検定を適用できるデータの特性を説明し、実施できる。4)臨床試験の代表的な研究デザイン(症例対照研究、コホート研究、ランダム化比較試験)の特色を説明できる。5)リスク因子の評価としてオッズ比、相対危険度および信頼区間について説明し、計算できる。6)最小二乗法による直線回帰を説明でき、回帰係数の有意性を検定できる。本講義は4年生後期に週1回行うことによる積み上げ型学習で修得する。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】コアカリ外(コアカリC17(5)関連):データの整理、統計の導入、表わし方(確率密度関数の概念)について説明できる。講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【2】コアカリ外(コアカリC17(5)関連):集団の代表値(平均値、中央値、最頻値)とバラツキ(偏差など)、標準誤差を説明できる。(同上)内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【3】コアカリC17(5):検定について(1)帰無仮説の概念および有意差検定について概説できる(同上)内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【4】コアカリC17(5):検定について(2)パラメトリックとノンパラメトリックの使い分け、Mann-Whiteny U検定を説明できる(同上)内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【5】コアカリC17(5):検定について(3)標準的な母集団分布における帰無仮説の概念および平均値の差の検定を説明できる(同上)内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【6】コアカリC17(5):検定について(4)t-検定平均値の差の検定を説明できる(その1)(同上)内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【7】コアカリC17(5):検定について(5)t-検定平均値の差の検定を説明できる(その2)(同上)内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【8】コアカリC17(5):検定について(6)カイ2乗検定のデータの特性を説明し、問題例を通して検定を実施できる(同上)内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【9】コアカリC17(5):検定について(7)分散分析について、どのようなケースに適応できるかを説明できる(同上)内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【10】コアカリC17(5):臨床試験の代表的な研究デザイン(症例対照研究、コホート研究、ランダム化比較試験)の特色を説明できる(同上)内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【11】コアカリC17(5):リスク因子の評価としてオッズ比、相対危険度および信頼区間について説明し、計算できる(その1)(同上)内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【12】コアカリC17(5):リスク因子の評価としてオッズ比、相対危険度および信頼区間について説明し、計算できる(その2)(同上)内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【13】コアカリC17(5):最小二乗法による直線回帰を説明でき、回帰係数の有意性を検定できる(同上)内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【14】コアカリC17(5):相関について、相関係数、回帰直線、ロジスティック回帰分析について概説できる(同上)内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【15】コアカリ外(コアカリC17(5)関連):問題演習により知識や技能を確かめることができる。講義と演習内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
評価方法
筆記試験(100%)
教科書
「図解医薬統計」(代田浩之監修、総合医学社)、および講義資料プリント配布予定。
参考図書
特になし。
備考
オフィスアワー:火曜日16:30〜17:30、木曜日16:30〜17:30 場所:21号館4階医療薬学(市川)
実務経験(病院研修)1993年4月〜6月:徳島大学病院薬剤部、1993年7月〜11月:Huntington Memorial Hospital, Longbeach Memorial Medical Center にて実務研修留学