|
徳島文理大学 | Webシラバスシステム |
TOP | 戻る |
| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 13090 | 担当教員名 | 中村 敏己 | 単位 | 1単位 |
|---|
| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 通年 | 対象年次 | 旧カリ5年 |
|---|
| 授業概要 |
|---|
| 種悪性腫瘍の病態、薬物治療について概説し、がん専門薬剤師および薬物治療への関わりについて説明する。さらに、がん患者の心理状態や生活状況を理解し、患者と薬剤師間のより良い信頼関係構築のためのコミュニケーションスキルを身につけるための演習を行う。 |
| 到達目標 |
| 種悪性腫瘍の病態、薬物治療について学び、さらに副作用軽減への対応や防止対策についての知識を修得することにより、薬剤師として医薬品の安全かつ適切な使用を推進し、がん患者の治療に貢献できるようになることを目標とする。 1.各種悪性腫瘍の病態について概説できる。（DP：知識・理解-1） 2.がん専門薬剤師の役割と薬物治療について概説できる。（DP:知識・理解-1） 3.薬物療法の副作用の軽減方法や防止対策を提案できる。（DP:知識・理解-1、技能・表現-2） 4.がん患者の心理状態や生活について理解し、信頼構築のコミュニケーションをとることができる。（DP:思考・判断-2、技能・表現-1） |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | がんの生物学と疫学（コアカリキュラム以外） | 集中講義 | 予習：病態生理学、薬物治療学で学んだ悪性腫瘍の再確認 復習：講義レポート作成（30分） |
| 【2】 | 発がん過程と発がん因子（コアカリキュラム以外） | 集中講義 | 予習：病態生理学、薬物治療学で学んだ悪性腫瘍の再確認 復習：講義レポート作成（30分） |
| 【3】 | がんの予防（コアカリキュラム以外） | 集中講義 | 予習：病態生理学、薬物治療学で学んだ悪性腫瘍の再確認 復習：講義レポート作成（30分） |
| 【4】 | 臓器別悪性腫瘍の病理と臨床（コアカリキュラム以外） | 集中講義 | 予習：栄養生理学で学んだカロリー計算を復習 復習：講義レポート作成（30分） |
| 【5】 | がん患者と栄養管理（コアカリキュラム以外） | 集中講義（外来講師：NST専門薬剤師） | 予習：病態生理学、薬物治療学で学んだ悪性腫瘍の再確認 復習：講義レポート作成（30分） |
| 【6】 | 抗がん剤治療による副作用（コアカリキュラム以外） | 集中講義 | 予習：病態生理学、薬物治療学で学んだ悪性腫瘍の再確認 復習：講義レポート作成（30分） |
| 【7】 | 効果的な抗がん剤治療に必要なこと（コアカリキュラム以外） | 集中講義 | 予習：チーム医療について再確認 復習：講義レポート作成（30分） |
| 【8】 | 共同薬物治療管理（CDTM）について（コアカリキュラム以外） | 集中講義、プリント配布 | 予習：がん専門薬剤師、薬物治療学で学んだ化学療法の再確認 復習：講義レポート作成（30分） |
| 【9】 | がん専門薬剤師の業務（コアカリキュラム以外） | 集中講義（外来講師：がん専門薬剤師） | 予習：がんの薬物治療について調査しレポート作成 復習：講義レポート作成（30分） |
| 【10】 | がん専門薬剤師による薬物治療への関わり（コアカリキュラム以外） | 集中講義（外来講師：がん専門薬剤師） | 予習：がんの告知を受けた患者の心理状態や生活について考えレポート作成 復習：講義レポート作成（30分） |
| 【11】 | がん患者の心理状態と生活の状況（コアカリキュラム以外） | 集中講義 ビデオ供覧・解説 | 予習：がん患者とのコミュニケーションと特徴について考えレポート作成 復習：講義レポート作成（30分） |
| 【12】 | がん患者の心理状態とコミュニケーション（コアカリキュラム以外） | 集中講義、プリント配布 | 予習：乳がんの薬物療法について調査しレポート作成 復習：講義レポート作成（30分） |
| 【13】 | がん診療ガイドライン（コアカリキュラム以外） | 集中講義、プリント配布 | 予習：乳がんの薬物療法における副作用について調査しレポート作成 復習：講義レポート作成（30分） |
| 【14】 | がんの薬物治療における副作用とその対策（コアカリキュラム以外） | 集中講義、プリント配布 | 予習：これまでの講義全体を見直す 復習：講義レポート（30分） |
| 【15】 | まとめ：がんの薬物治療と薬剤師 | 集中講義 | 復習：講義レポート（30分） |
| 評価方法 |
|---|
| レポート(50％）、平常点（50％） 【解説・講評の開示方法】レポートの添削を通じて改善点を伝える。 |
| 教科書 |
| 資料配付 |
| 参考図書 |
| 「がんと化学療法」奥村 学、岩切知美【著】（じほう）、「人体病理学2版」岩倉 浩【監訳】（南山堂）、「患者さんのための乳がん診療ガイドライン」日本乳癌学会【編】（金原出版）、「腫瘍薬学」川西正祐、中瀬一則、大井一弥【編】（南山堂） |
| 備考 |
|---|
| 指導教員：中村敏己、瀬津弘順、外部講師:がん専門薬剤師およびNST専門薬剤師 前期、後期の集中講義の何れかを受講 オフィスアワー：月・火曜日17:00〜18:00、場所：教員居室。 実務経験：各教員の担当科目に記載の情報参照 |