徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    漢方調剤 Kampo Medicine Dispensing

科目番号13510担当教員名梅山 明美単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期集中対象年次5年
授業概要
漢方は随証治療が原則であるため同病異治、異病同治となる。処方箋に疾患名が記載されていない現在は、医師が処方した意図を理解して適切な服薬指導を行うことは難しい。この困難を克服するためには傷寒論を中心として漢方理論を体系的に学ぶ必要がある。また後半では外部講師による実際の漢方調剤も経験してもらう。
到達目標
漢方薬の基礎を学習し、現在の医療現場で使用されている漢方処方について理解する。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】現在の漢方診療について紹介する。
(C7(3))
講義課題学習(30分)
【2】漢方診断の出発点:陰と陽について理解する。
(C7(3))
講義課題学習(30分)
【3】太陽病を究める。
コアカリキュラム以外
講義課題学習(30分)
【4】太陽病から少陽病へ:小柴胡湯をマスターする。
コアカリキュラム以外
講義課題学習(30分)
【5】柴胡剤の鑑別と運用のコツ:小柴胡湯と比較して。
コアカリキュラム以外
講義課題学習(30分)
【6】3つの瀉心湯とその類方について学習する。
コアカリキュラム以外
講義課題学習(30分)
【7】瘀血:血の異常を理解する。
(C7(3))
講義課題学習(30分)
【8】陽明病とその治療について学習する。
コアカリキュラム以外
講義課題学習(30分)
【9】陰証期とその治療について学習する。
コアカリキュラム以外
講義課題学習(30分)
【10】水毒:水の異常を学ぶ。
(C7(3))
講義課題学習(30分)
【11】気の異常を理解する。
(C7(3))
講義課題学習(30分)
【12】証の変化と方剤の運用について理解する。
コアカリキュラム以外
講義課題学習(30分)
【13】漢方調剤。
コアカリキュラム以外
実習レポート(30分)
【14】漢方調剤。
コアカリキュラム以外
実習レポート(30分)
【15】漢方調剤。
コアカリキュラム以外
実習レポート(30分)
評価方法
レポート(50%),実習態度(50%)。1/3以上欠席した学生には単位は認めない。
教科書
三潴忠道著「はじめての漢方診療十五話」医学書院、2005年発行
参考図書
寺澤捷年著「症例から学ぶ和漢診療学」医学書院
松田邦夫著「症例による漢方治療の実際」創元社
備考
講義担当:梅山明美、野路征昭、外部講師
オフィスアワー 月 17:00〜18:00
(21-0504) 火 17:00〜18:00

実務経験なし