徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    薬局実習 Practical On-site Training in Pharmacy

科目番号13650担当教員名四宮 一昭単位10単位
科目群専門必修・選択必修開講期通年 対象年次新カリ5年
授業概要
保険薬局での参加型実習を通じて、薬局の社会的役割と責任を理解し、地域医療に参画できるようになるために、保険調剤、医薬品などの供給・管理、情報提供、健康相談、医療機関や地域との関わりについての基本的な知識、技能、態度を修得する。
到達目標
・生命の尊厳と薬剤師の社会的使命を自覚し、倫理的行動をする。医療関係法規を遵守して、薬剤師としての責任を自覚する。(DP: 思考・判断-2)(DP: 関心・意欲・態度-1,2)
・医療安全の視点に留意し、患者の状態を評価した上で処方監査と疑義照会を実践する。(DP: 知識・理解-1)(DP: 技能・表現-1)(DP: 思考・判断-1)
・患者の状態に応じて適切な医薬品の調製を実践する。(DP: 知識・理解-1)(DP: 技能・表現-1)
・個々の患者の病状を常に考慮し情報収集、情報提供及び服薬指導や患者教育を実践する。(DP: 知識・理解-1)(DP: 技能・表現-1,2)(DP: 思考・判断-1)
・適切な医薬品の供給と管理を実践する。(DP: 知識・理解-1)(DP: 技能・表現-1)(DP: 思考・判断-2)
・医療安全の取組みを理解し実践する。(DP: 思考・判断-2)(DP: 関心・意欲・態度-1)
・患者情報を適切に収集・評価・共有し、患者状態を正確に把握して、薬物治療に活かす。(DP: 知識・理解-1)(DP: 技能・表現-1,2)
・適切な情報源から収集した情報を分析し、評価を行い、薬物治療の経過に応じた対応を実践する。(DP: 知識・理解-1)(DP: 技能・表現-1,2)
・薬物療法の問題点を抽出・解析し、問題解決策を提案、実践し、個別最適化する。(DP: 知識・理解-1)(DP: 技能・表現-1,2)(DP: 思考・判断-1)
・薬物療法の効果・副作用等に関して継続的な管理を行い、経過に応じて適切な薬学的管理を実践する。(DP: 知識・理解-1)(DP: 技能・表現-1,2)(DP: 思考・判断-1)
・地域における医療機関と薬局薬剤師の連携を体験する。(DP: 思考・判断-2)(DP: 関心・意欲・態度-1,2)
・在宅医療・介護に関する薬剤師の管理業務を体験する。(DP: 思考・判断-2)(DP: 関心・意欲・態度-1,2)
・地域の保健・医療・福祉に関する薬剤師業務・活動を体験する。(DP: 思考・判断-2)(DP: 関心・意欲・態度-1,2)
・プライマリケア、セルフメディケーションに関する薬剤師業務を体験・実践する。(DP: 思考・判断-2)(DP: 関心・意欲・態度-1,2)
・災害時における地域の医薬品供給体制・医療救護体制、薬剤師の役割について説明し討議する。(DP: 思考・判断-2)(DP: 関心・意欲・態度-1,2)
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】薬局アイテムと管理:薬局アイテムの流れ実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【2】薬局アイテムと管理:薬局製剤実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【3】薬局アイテムと管理:薬局アイテムの管理と保存実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【4】薬局アイテムと管理:特別な配慮を要する医薬品実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【5】情報のアクセスと活用:薬剤師の心構え実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【6】情報のアクセスと活用:情報の入手と加工実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【7】情報のアクセスと活用:情報の提供実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【8】薬局調剤を実践する:保険調剤業務の全体の流れ実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【9】薬局調剤を実践する:処方せんの受付実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【10】薬局調剤を実践する:処方せんの鑑査と疑義照会実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【11】薬局調剤を実践する:計数・計量調剤実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【12】薬局調剤を実践する:計数・計量調剤の鑑査実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【13】薬局調剤を実践する:服薬指導の基礎実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【14】薬局調剤を実践する:服薬指導入門実習実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【15】薬局調剤を実践する:服薬指導実践実習実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【16】薬局調剤を実践する:調剤録と処方せんの保管・管理実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【17】薬局調剤を実践する:麻薬の管理実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【18】薬局調剤を実践する:調剤報酬実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【19】薬局調剤を実践する:安全対策実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【20】薬局カウンターで学ぶ:患者・顧客との接遇実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【21】薬局カウンターで学ぶ:一般用医薬品・医療用具・健康食品実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【22】薬局カウンターで学ぶ:カウンター実習実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【23】地域で活躍する薬剤師:在宅医療実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【24】地域で活躍する薬剤師:地域連携実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【25】地域で活躍する薬剤師:地域医療・地域福祉実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【26】地域で活躍する薬剤師:災害時医療と薬剤師実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【27】地域で活躍する薬剤師:地域保健実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【28】地域で活躍する薬剤師:学校薬剤師実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【29】薬局業務を総合的に学ぶ:総合実習実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
【30】まとめ実務実習「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(120分)
評価方法
実務実習記録内容、実務実習の到達度評価、「地域におけるチーム医療」「在宅医療・介護への参画」「地域保健への参画」、「プライマリケア、セルフメディケーションの実践」、「災害時医療と薬剤師」に関する実務実習記録(レポート)のルーブリック評価等を用いて実習施設の指導薬剤師及び大学教員が総合的に評価する。
実習施設の指導薬剤師(50%)、実務家教員(20%)、指導教員(20%)、訪問教員(10%)が4段階(優、良、可、不可)で概略評価を行う。但し、指導薬剤師が不可をつけた場合、単位認定は行わない。
ルーブリック評価表については実務実習導入教育時に開示する。
【解説・講評等の開示方法】実務実習WEBシステムを活用してフィードバックを行う。
教科書
「薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト」じほう
参考図書
「今日の治療薬」(南江堂)
備考
指導教員:全教員
本授業に対応する薬学教育モデル・コアカリキュラムのSBOsについては、文部科学省ホームページの「薬学実務実習に関するガイドラインp15-p24」(URL: https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/058/gaiyou/1355408.htm)で確認すること。
この授業は、本講義前の臨床薬学総合演習1と臨床薬学総合演習2および、本授業後の病院実習の内容と関連する。
オフィスアワー(四宮):月・火曜日17:00-18:00, 場所:教員居室。
実務経験(四宮):病院薬剤師(5年間)、保険薬局薬剤師(2年9ヶ月間)