徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    分子薬効論2(Molecule-Based Pharmacology 2)

科目番号13718担当教員名角 大悟単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期集中対象年次現カリ5年
授業概要
官能基の性質と反応性の基礎を復習し有機化合物についての基礎的な知識(基本的な科学力)の習熟を深めると共に,TBL形式(チーム・ベイスド・ラーニング)の演習にて,有機分子が示す薬効を分子の動きとして理解する。
到達目標
化学反応の基礎知識の確認し,医薬品の薬効に関わる分子の反応を説明できるようになることを目標とする(DP: 知識・理解-1)。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】官能基の基本的性質1,C3(3)官能基の性質と反応TBL形式, オリジナルプリントを用いる。予習:メールにて連絡した課題について予習を行う, 復習:課題問題を再度解いて、理解を高める(1時間)
【2】官能基の基本的性質2,C3(3)官能基の性質と反応TBL形式, オリジナルプリントを用いる。予習:各講義前に与えられる課題問題にて予習を行って演習に臨むこと, 復習:課題問題を再度解いて、理解を高める(1時間)
【3】官能基の基本的性質3,C3(3)官能基の性質と反応TBL形式, オリジナルプリントを用いる。予習:各講義前に与えられる課題問題にて予習を行って演習に臨むこと, 復習:課題問題を再度解いて、理解を高める(1時間)
【4】アゴニストとアンタゴニストの基本1,C4(2)・受容体のアゴニストおよびアンタゴニストTBL形式, オリジナルプリントを用いる。予習:各講義前に与えられる課題問題にて予習を行って演習に臨むこと, 復習:課題問題を再度解いて、理解を高める(1時間)
【5】アゴニストとアンタゴニストの基本2,C3(3)・受容体のアゴニストおよびアンタゴニストTBL形式, オリジナルプリントを用いる。予習:各講義前に与えられる課題問題にて予習を行って演習に臨むこと, 復習:課題問題を再度解いて、理解を高める(1時間)
【6】医薬品の作用機序と分子の動き1(抗がん剤の作用機序,微小管に作用する医薬品),C4(3)医薬品の化学構造と性質,作用TBL形式, オリジナルプリントを用いる。予習:各講義前に与えられる課題問題にて予習を行って演習に臨むこと, 復習:課題問題を再度解いて、理解を高める(1時間)
【7】医薬品の作用機序と分子の動き2(抗がん剤の作用機序,シスプラチンはなぜシスか),C4(3)医薬品の化学構造と性質,作用TBL形式, オリジナルプリントを用いる。予習:各講義前に与えられる課題問題にて予習を行って演習に臨むこと, 復習:課題問題を再度解いて、理解を高める(1時間)
【8】医薬品の作用機序と分子の動き3(抗がん剤の作用機序,シクロフォスファミドとSN2反応),C4(3)医薬品の化学構造と性質,作用TBL形式, オリジナルプリントを用いる。予習:各講義前に与えられる課題問題にて予習を行って演習に臨むこと, 復習:課題問題を再度解いて、理解を高める(1時間)
【9】医薬品の作用機序と分子の動き3(抗がん剤の副作用,5−Fuとソリブジン),C4(3)医薬品の化学構造と性質,作用TBL形式, オリジナルプリントを用いる。予習:各講義前に与えられる課題問題にて予習を行って演習に臨むこと, 復習:課題問題を再度解いて、理解を高める(1時間)
【10】医薬品の作用機序と分子の動き4(阻害剤1,HMGCoA還元酵素阻害剤),C4(3)医薬品の化学構造と性質,作用TBL形式, オリジナルプリントを用いる。予習:各講義前に与えられる課題問題にて予習を行って演習に臨むこと, 復習:課題問題を再度解いて、理解を高める(1時間)
【11】医薬品の作用機序と分子の動き5(阻害剤2,ACE阻害剤カプトプリル),C4(3)医薬品の化学構造と性質,作用TBL形式, オリジナルプリントを用いる。予習:各講義前に与えられる課題問題にて予習を行って演習に臨むこと, 復習:課題問題を再度解いて、理解を高める(1時間)
【12】演習1,C4(3)医薬品の化学構造と性質,作用TBL形式, オリジナルプリントを用いる。予習:各講義前に与えられる課題問題にて予習を行って演習に臨むこと, 復習:課題問題を再度解いて、理解を高める(1時間)
【13】演習2,C4(3)医薬品の化学構造と性質,作用TBL形式, オリジナルプリントを用いる。予習:各講義前に与えられる課題問題にて予習を行って演習に臨むこと, 復習:課題問題を再度解いて、理解を高める(1時間)
【14】演習3,C4(3)医薬品の化学構造と性質,作用TBL形式, オリジナルプリントを用いる。予習:各講義前に与えられる課題問題にて予習を行って演習に臨むこと, 復習:課題問題を再度解いて、理解を高める(1時間)
【15】まとめ総おさらい問題を解くことで、本演習の理解を高める各講義で出題された問題を解いて、よく理解しておく(3時間)。
評価方法
試験(25%)、平常点(25%)、講義態度(25%)、レポート(25%)
教科書
オリジナルプリント
参考図書
1) 野依、奥山,柴崎,檜山(監訳)「ウォーレン 有機化学 上・下」(東京化学同人,上巻:ISBN978-4-8079-0568-3,下巻:ISBN978-4-8079-0569-0),
2) J.McMurry著,伊東,児玉,荻野,深澤,通訳『マクマリー有機化学 第8版』(東京化学同人,上巻:ISBN978-4-8079-0809-7,中巻:ISBN978-4-8079-0810-3,下巻:ISBN978-4-8079-0811-0),
3) 山川浩司,金岡祐一,岩澤義郎,メディシナルケミストリー(講談社サイエンティフィック),
4) 長野哲雄,夏苅英昭,原 博,創薬化学(東京化学同人)岩橋弘行,創薬化学(広川書店)
備考
薬学教育モデル・コアカリキュラムC3化学物質の性質と反応,C4生体分子・医薬品の化学による理解に対応。
 本講義は、本講義前の有機化学1(1年後期),有機化学2(2年前期),有機化学3(2年後期)、反応化学(3年前期),生物有機化学(3年後期),医薬品化学(4年前期),医薬品創製学(4年後期)の内容と関連する。
オフィスアワー(角):火曜日16:30〜17:30、水曜日16:30〜17:30、場所:21-0704
主担当者(角)の実務経験
平成8年〜平成9年 メディカル一光(調剤薬局)
平成9年〜平成10年 名古屋市立城北病院(非常勤職員)