徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    臨床製剤学 Clinical Pharmacy

科目番号13843担当教員名谷野　公俊単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次新カリ3年
授業概要
臨床で汎用される医薬品で、製剤材料の性質、製剤化（固形・半固形・液状・無菌・エアゾール）および薬物送達システム（放出制御・ターゲティング・プロドラッグ・組み換え）の基本的な性質と特徴、さらに院内製剤の活用法も併せて学ぶ。
到達目標
製剤化の意義と製剤の性質を理解するために、薬物と製剤材料の物性、製剤設計および薬物送達システムに関する基本的事項を修得する（DP:知識・理解-1）。
臨床の医薬品を列挙でき、患者ごとや投与部位ごとの吸収改善の概要を理解し、問題（DP:思考・判断-1,2）。
医療人として日々開発される製剤化の医薬品を学習し薬剤師を実践するための役割を理解する（DP:関心・意欲・態度-1,2）
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】製剤材料の性質：物質の濃度と性質・分散系（界面活性剤の種類と性質）E5(2)��-1,2,3,4,5,6講義物理化学的な概念を復習しておく（30分）。
【2】製剤材料の性質：分散系（分散粒子の沈降現象）E5(2)��-1,2,3,4講義と演習物理化学的な思考力を養う（30分）。
【3】製剤化：代表的な剤形の種類と特徴 E5(2)��-1,2講義と演習レオロジー概念を理解する（30分）。
【4】製剤化：代表的な固形製剤の種類と性質 E5(2)��-1,2,3,6講義と演習粘度に関する思考力を養う（30分）。
【5】製剤化：代表的な液状製剤の種類と性質 E5(2)��-2,3,5講義と演習安定性、崩壊と溶解に関する物理化学的な思考力を養う（30分）。
【6】製剤化：代表的な無菌製剤の種類と性質 E5(2)��-1,3,4講義と演習基本的な微生物に関する知識を再確認しておく（30分）。
【7】製剤化：エアゾール剤とその類似製剤 E5(2)��-1,5講義と演習微粒子に関する物理化学的な思考力を養成する（30分）。
【8】製剤化：代表的な製剤添加物の種類と性質 E5(2)��-1,2,3,4,5,6講義と演習界面活性剤の物理化学的な知識を養う（30分）。
【9】製剤化：代表的な製剤の有効性と安全性評価 E5(2)��-1講義と演習安全性評価の方法を調査する（30分）。
【10】製剤化：製剤化の方法 E5(2)��-1,2,3,4講義と演習日本薬局方の製剤化を熟読する（30分）。
【11】製剤化：製剤試験法 E5(2)��-1,2,3,4講義と演習日本薬局方の製剤試験法を理解する（30分）。
【12】薬物送達システム：DDSの必要性 E5(3)��-1,2講義と演習臨床で汎用されるDDS製剤の概念を理解する（30分）。
【13】薬物送達システム：放出制御型製剤 E5(3)��-1,2,3講義と演習放出制御型DDSの特徴を調査する（30分）。
【14】薬物送達システム：ターゲティング E5(3)��-1,2,3講義と演習能動的DDS製剤の利点と欠点を調査する（30分）。
【15】薬物送達システム：プロドラッグと組み換え（キメラ）医薬品 E5(3)��-1,2,3講義と演習プロドラッグ化される医薬品やキメラ医薬品の特性を調査する。
評価方法
試験（90%）,レポート演習（10%）
試験結果の開示については、薬学部指定の期間に直接教員に尋ねること。
教科書
『New パワーブック物理薬剤学・製剤学』廣川書店
参考図書
臨床製剤学　南江堂
DDS-薬学が語るDDSの世界-　京都廣川書店
備考
【科目ナンバー】1HPI321L
オフィスアワー：月〜金曜日17:00-18:00、場所：21-0801
薬学モデルカリキュラムE5(2)「製剤設計」のうち�‖緝重�な製剤，�∪什涓修叛什淹邯核　き�生物学的同等性，(3)DDS(Drug Delivery System：薬物送達システム)��DDSの必要性，�▲灰鵐肇蹇璽襯疋螢蝓璽�(放出制御)，��ターゲティング(標的志向化)，�さ杣�改善に対応
本講義は，生物薬剤学(2年後期)，製剤学(3年前期)，薬物動態学(3年前期)，臨床調剤学（3年後期)，臨床薬物動態学（４年前期）の内容と関連する。
指導教員：谷野公俊、上田ゆかり
実務経験：なし