徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    先進医療概論 Introduction to Advanced Medical Technology

科目番号13900担当教員名堀ノ内 裕也単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次新カリ4年
授業概要
厚生労働省が認める先進医療AおよびBについて概説し、薬剤師が関わる先進医療の内容を理解する。また、生体医薬として医療に導入される種類が増えている組換え体医薬品の生化学、作用機序、臨床適用に関する基礎的な知識、また再生医療に関する基礎的な知識を分子生物学等の関連科目を基本とする理解を進め、本科目の基本的な科学力の修得とともに倫理面を理解する。本講義は4年生前期に週1回行うことによる積み上げ型学習で修得する。
到達目標
代表的な先進医療において薬剤師が寄与すべき内容を修得する。また、進展する医薬品としてのタンパク質、遺伝子、細胞を医療に適正に利用するために、それらを用いる治療に関する基本的知識を修得し、倫理的態度を身につける。併せて、ゲノム情報の利用に関する基本的事項を修得することを目標とする。(DP:知識・理解-1)(DP:関心・意欲・態度-1)
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】薬剤師が関与する先進医療について説明できる。講義予習:医薬品集あるいは講義資料を熟読。復習:講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【2】組換え体医薬品の特色と有用性を説明できる。E2(8)・組換え体医薬品講義予習:医薬品集あるいは講義資料を熟読。復習:講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【3】代表的な組換え体医薬品を列挙できる(その1)。E2(8)・組換え体医薬品講義予習:医薬品集あるいは講義資料を熟読。復習:講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【4】代表的な組換え体医薬品を列挙できる(その2)。E2(8)・組換え体医薬品講義予習:医薬品集あるいは講義資料を熟読。復習:講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【5】代表的な組換え体医薬品を列挙できる(その3)。E2(8)・組換え体医薬品講義予習:医薬品集あるいは講義資料を熟読。復習:講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【6】代表的な組換え体医薬品を列挙できる(その4)。E2(8)・組換え体医薬品講義予習:医薬品集あるいは講義資料を熟読。復習:講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【7】代表的な組換え体医薬品を列挙できる(その5)。E2(8)・組換え体医薬品講義予習:医薬品集あるいは講義資料を熟読。復習:講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【8】代表的な組換え体医薬品を列挙できる(その6)。E2(8)・組換え体医薬品講義予習:医薬品集あるいは講義資料を熟読。復習:講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【9】組換え体医薬品の安全性について概説できる。E2(8)・組換え体医薬品講義予習:医薬品集あるいは講義資料を熟読。復習:講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【10】遺伝子治療の原理、方法と手順、現状、および倫理的問題点を概説できる。E2(8)・遺伝子治療講義、SGDによる演習予習:講義資料を熟読。復習:講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【11】移植医療の原理、方法と手順、現状、およびゲノム情報の取り扱いに関する倫理的問題点を概説できる。E2(8)・細胞、組織を利用した移植医療講義、SGDによる演習予習:講義資料を熟読。復習:講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【12】摘出および培養組織を用いた移植医療について説明できる。E2(8)・細胞、組織を利用した移植医療講義予習:講義資料を熟読。復習:講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【13】臍帯血、末梢血および骨髄に由来する血液幹細胞を用いた移植医療について説明できる。E2(8)・細胞、組織を利用した移植医療講義予習:講義資料を熟読。復習:講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【14】胚性幹細胞(ES 細胞)、人工多能性幹細胞(iPS 細胞)を用いた細胞移植医療について概説できる。E2(8)・細胞、組織を利用した移植医療講義予習:講義資料を熟読。復習:講義内容のノート整理加筆、出題問題を解いて理解を高める。(予習、復習に各1時間)
【15】まとめ講義各講義で出題された問題を解いて、よく理解しておく。(予習、復習に各1時間)
評価方法
筆記試験(70%)、課題(15%)、発表内容・態度・レポート[ルーブリック評価(15%)]
発表内容・態度・レポートの評価は、ルーブリック評価により行う。
【解説・講評等の開示方法】筆記試験・小テスト、レポートの解説・講評については個別に実施するため、各自、堀ノ内教員室へ来てください。
教科書
薬学のための分子生物学[第2版](廣川書店、編集:金田典雄/伊東進)
参考図書
コンパス分子生物学 改訂第3版 創薬・テーラーメイド医療に向けて(南江堂、編集:荒牧弘範/鹿志毛信広)
分子標的治療薬とケア(医学書院、編集:遠藤久美・本山清美)
備考
・薬学教育モデル・コアカリキュラム E2(8)「バイオ・細胞医薬品とゲノム情報」のうち、・組換え体医薬品、・遺伝子治療、・細胞組織を利用した移植医療に対応。本講義は、本講義前の分子生物学、製剤学、免疫学の内容と関連する。
・オフィスアワー:月・火曜日17:00-18:00、場所:堀ノ内教員居室
・実務経験:病院薬剤師(8年間)