徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    薬物動態学 Pharmacokinetics

科目番号13902担当教員名谷野 公俊単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次新カリ3年
授業概要
チーム医療への参画と薬物療法における実践的能力を身につけ、医薬品の適正な投与計画を実施するために、薬物動態の速度論的解析に関する基礎知識を修得する。
到達目標
薬物動態の速度論的解析(知識・理解)に関する基本的事項を修得する(DP:知識・理解-1)。
速度論解析から適切な投与設計(解析・判断)ができるようになることを目標とする(DP:技術・表現-2)
薬物動態解析の意味や関係性を理解しパラメーターを用いて患者ごとの投与計画を提案する(DP:思考・判断-1)
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】線形1-コンパートメントモデル(急速静注後の薬物血中濃度データの解析)E4(2)①-1講義予習:教科書1のp.207-216を読む。教科書2のp.1-4の問題を解く。復習:教科書該当部分の章末問題および過去問集の該当部分を解く(30分)。
【2】線形1-コンパートメントモデル(急速静注後の薬物尿中排泄データの解析)E4(2)①-1講義と演習予習:教科書1のp.216-221を読む。教科書2のp.5-8の問題を解く。復習:教科書該当部分の章末問題および過去問集の該当部分を解く(30分)。
【3】線形1-コンパートメントモデル(経口投与後の薬物血中濃度データの解析)E4(2)①-1講義と演習予習:教科書1のp.221-230を読む。教科書2のp.9-12の問題を解く。復習:教科書該当部分の章末問題および過去問集の該当部分を解く(30分)。
【4】線形1-コンパートメントモデル(定速静注後の薬物血中濃度データの解析)E4(2)①-2講義と演習予習:教科書1のp.230-238を読む。教科書2のp.17-20の問題を解く。復習:教科書該当部分の章末問題および過去問集の該当部分を解く(30分)。
【5】線形1-コンパートメントモデル(反復投与後の薬物血中濃度データの解析)E4(2)①-2講義と演習予習:教科書1のp.238-246を読む。教科書2のp.13-16の問題を解く。復習:教科書該当部分の章末問題および過去問集の該当部分を解く(30分)。
【6】線形2-コンパートメントモデルE4(2)①-2講義と演習予習:教科書1のp.247-274を読む。復習:教科書該当部分の章末問題および過去問集の該当部分を解く(30分)。
【7】非線形性モデルに基づいた解析 E4(2)①-3講義と演習予習:教科書1のp.305-314を読む。教科書2のp.39-42の問題を解く。復習:教科書該当部分の章末問題および過去問集の該当部分を解く(30分)。
【8】クリアランスと生理学的モデル E4(2)①-5講義と演習予習:教科書1のp.286-304を読む。教科書2のp.21-32の問題を解く。復習:教科書該当部分の章末問題および過去問集の該当部分を解く(30分)。
【9】モーメント解析 E4(2)①-4講義と演習予習:教科書1のp.315-327を読む。教科書2のp.43-46の問題を解く。復習:教科書該当部分の章末問題および過去問集の該当部分を解く(30分)。
【10】薬物動態学-薬力学解析(PK/PD解析)E4(2)①-6講義と演習予習:教科書1のp.328-345を読む。復習:教科書該当部分の章末問題および過去問集の該当部分を解く(30分)。
【11】生物学的利用能(バイオアベイラビリティ)E4(2)①-1講義と演習予習:教科書1のp.346-356を読む。教科書2のp.33-37の問題を解く。復習:教科書該当部分の章末問題および過去問集の該当部分を解く(30分)。
【12】治療薬物モニタリング(TDM)の臨床的意義とTDMの実例 E4(2)②-1,2講義と演習予習:教科書1のp.401-421を読む。復習:教科書該当部分の章末問題および過去問集の該当部分を解く(30分)。
【13】ポピュレファーマコキネティクスとベイジアン解析 E4(2)②-3,4講義と演習予習:教科書1のp.422-425を読む。復習:教科書該当部分の章末問題および過去問集の該当部分を解く(30分)。
【14】病態時及び妊娠、加齢における薬物体内動態の変動 E4(2)②-3,4講義と演習予習:教科書1のp.425-440を読む。復習:教科書該当部分の章末問題および過去問集の該当部分を解く(30分)。
【15】まとめ講義と演習薬剤学教室編集過去問題集の問題を解いて、良く理解しておく。
評価方法
試験(90%),レポート演習(10%)
教科書
金尾義治、森本一洋 編集「NEWパワーブック生物薬剤学第3版」(廣川書店)
参考図書
伊賀勝美 編集「対話と演習で学ぶ薬物速度論」(廣川書店)
備考
オフィスアワー:月~金曜日17:00-18:00,場所:21-0801
薬学教育モデル・コアカリキュラムE4(2)「薬物動態の解析」のうち、①薬物速度論(1~6),②TDM(Therapeutic drug monitoring)(1~4)に対応。
本講義は、本講義の前の物理化学3(2年前期),臨床薬物動態学(4年前期)の内容と関連する。
実務経験:なし
【クラスコード:simttnp】