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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 13929 | 担当教員名 | 兼目 裕充 | 単位 | 1単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 通年 | 対象年次 | 新カリ5年 |
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授業概要 |
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有機化合物は低分子から生体高分子まで、天然物であろうと合成品であろうと、まずその構造を明らかにしなければ有用性を発揮できない。様々な機器分析を応用してこれら有機物の構造をどこまで知ることができるのか、そして何をどのように考えたらよいか、最新の医療分野との関係についても、それぞれ例を挙げながら解説する。 |
到達目標 |
NMR,CD,MS,ESR,X線などの機器分析を応用した有機物の構造解析法について概説できる(DP: 知識・理解-1、)。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 構造解析概要(主としてNMR)C2(4)2-1、C3(4)1-1〜5 担当:中島勝幸 | 講義(一部演習も含む一斉講義形式) | 【復習】配布プリント(30分) |
【2】 | 1D(一次元)-NMRによる解析 C2(4)2-1、C3(4)1-1〜5 担当:中島勝幸 | 講義(一部演習も含む一斉講義形式) | 【復習】配布プリント(30分) |
【3】 | 2D(二次元)-NMRの基礎と応用 C2(4)2-1、C3(4)1-1〜5 担当:中島勝幸 | 講義(一部演習も含む一斉講義形式) | 【復習】配布プリント(30分)、レポート提出(2時間) |
【4】 | 立体化学の考察(NMRから:カップリング定数とNOE)C2(4)2-1、C3(4)1-1〜5 担当:中島勝幸 | 講義(一部演習も含む一斉講義形式) | 【復習】配布プリント(30分) |
【5】 | 絶対配置の考察(CDの基礎と応用)C2(4)1-5 担当:中島勝幸 | 講義(一部演習も含む一斉講義形式) | 【復習】配布プリント(30分) |
【6】 | 絶対配置の考察(NMRの応用)C2(4)2-1 担当:中島勝幸 | 講義(一部演習も含む一斉講義形式) | 【復習】配布プリント(30分)、レポート提出(2時間) |
【7】 | GCMS法の生体成分への応用(揮発性低分子化合物) 担当:兼目裕充 C2(4)3-1、C2(5)1-1,4,5、C3(4)3-1〜4 | 講義(一部演習も含む一斉講義形式) | 【復習】配布プリント(30分)、演習問題(10分) |
【8】 | 生体高分子および低分子化合物の構造解析に適したイオン化法と解析法の紹介 C2(4)3-1、C2(5)1-1,4,5、C3(4)3-1〜4 担当:兼目裕充 | 講義(一部演習も含む一斉講義形式) | 【復習】配布プリント(30分)、演習問題(10分) |
【9】 | トリプルステージ四重極マススペクトルの生体成分への応用(タンパク質などの高分子化合物) C2(4)3-1、C2(5)1-1,4,5、C3(4)3-1〜4 担当:兼目裕充 | 講義(一部演習も含む一斉講義形式) | 【復習】配布プリント(30分)、演習問題(10分)、レポート提出(2時間) |
【10】 | フリーラジカルの生成と反応 C3(1)1-7 担当:宗野真和 | 講義(一斉講義形式) | 【復習】配布プリント(30分) |
【11】 | 活性酸素・フリーラジカルと生体 C3(1)1-7 担当:宗野真和 | 講義(一斉講義形式) | 【復習】配布プリント(30分) |
【12】 | フリーラジカルの検出とESR(電子スピン共鳴法:スピントラップ法・スピンラベル法) C1(1)3-1〜3 担当:宗野真和 | 講義(一斉講義形式) | 【復習】配布プリント(30分)、レポート提出(2時間) |
【13】 | 生体高分子の構造決定(タンパク質:アミノ酸配列と翻訳後修飾の分析)C6(2)8-1、C6(4)6-1 担当:兼目裕充 | 講義(一部演習も含む一斉講義形式) | 【復習】配布プリント(30分)、演習問題(10分) |
【14】 | 生体高分子の構造決定(タンパク質:X線結晶構造解析とNMR法)C2(4)4-1、C2(4)2-1 担当:兼目裕充 | 講義(一部演習も含む一斉講義形式) | 【復習】配布プリント(30分)、演習問題(10分) |
【15】 | 生体高分子の構造決定(核酸:塩基配列の決定法)C2(5)2-1、C6(4)6-1 担当:兼目裕充 | 講義(一部演習も含む一斉講義形式) | 【復習】配布プリント(30分)、演習問題(10分)、レポート提出(2時間) |
評価方法 |
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レポート(60%)、平常点(40%)。1/3以上欠席した学生には単位を認めない。 |
教科書 |
適宜プリント配布 |
参考図書 |
「有機化合物のスペクトルによる同定法」(東京化学同人), 「円二色性スペクトル有機立体化学への応用」(東京化学同人), 「有機フリーラジカルの化学」(講談社サイエンティフィク), 「電子スピン共鳴法」(オーム社), 「活性酸素実験プロトコール」(秀潤社), 「タンパク質をみる」(化学同人) |
備考 |
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担当教員:兼目裕充,宗野真和,中島勝幸 クラスルームコード:2jsq5z3 オフィスアワー 兼目裕充:火曜日17:00-18:00, 木曜日17:00-18:00, 場所:21-1001 宗野真和:水曜日16:30-17:30, 木曜日16:30-17:30, 場所:21-1104 中島勝幸:火曜日17:00-18:00, 木曜日17:00-18:00, 場所:21-0106 実務経験 兼目裕充:平成 9年〜平成11年 製薬会社研究開発部 社員 平成15年〜平成20年 現)国立研究開発法人理化学研究所 基礎科学特別研究員等 |