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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 13962 | 担当教員名 | 加来 裕人 | 単位 | 1単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 旧カリ1年 |
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授業概要 |
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アルケンおよびアルキンの反応性について学ぶ.カルボカチオン中間体とその安定性について学ぶ.芳香族化合物の構造とその反応性について学ぶ.週二回の集中講義方式で行なう. |
到達目標 |
1)アルケンやアルキンへの求電子付加反応とMarkovnikov則について説明できる 2)カルボカチオン中間体の構造とその安定性について説明できる 3)共鳴の概念について説明できる 4)芳香族化合物の反応(求電子置換反応,酸化と還元)について説明できる 5)簡単なベンゼン誘導体について合成法を示すことができる. |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | アルケンへのHXの付加と配向性:Markovnikov則(C4-(2)-2-3) | 講義 動画鑑賞 | 【予習】教科書p104-107を熟読 【復習】教科書範囲の設問を解く. |
【2】 | カルボカチオンの構造と安定性(C4-(2)-2-4) アルケンへの水和反応とハロゲンの付加反応(C4-(2)-2-3,C4-(2)-2-2) | 講義と演習 動画鑑賞 | 【予習】教科書p107-113を熟読 【復習】課題1を解く.教科書範囲の設問を解く. |
【3】 | アルケンの水素化反応と酸化反応(C4-(2)-2-1,C4-(2)-2-6) | 講義と演習 | 【予習】教科書p113-117を熟読 【復習】教科書範囲の設問を解く. |
【4】 | アルケンのヒドロホウ素化(C4-(2)-2-1) | 講義と演習 | 【予習】ホウ素原子について復習しておく 【復習】課題2を解く.教科書範囲の設問を解く. |
【5】 | 共役ジエンの構造と反応性(C4-(2)-2-5) Diels-Alder反応(C5-(2)-1-1) | 講義と演習 | 【予習】教科書p119-124を熟読 【復習】教科書範囲の設問を解く. |
【6】 | アリル型カルボカチオンの安定性:共鳴理論(C4-(1)-1-3,C4-(1)-1-7) | 講義と演習 | 【予習】教科書p124-126を熟読 【復習】課題3を解く.教科書範囲の設問を解く. |
【7】 | アルキンの命名法 アルキンの反応:H2,HX,X2付加反応(C4-(2)-2-7) | 講義と演習 | 【予習】教科書p127-128を熟読 【復習】教科書範囲の設問を解く. |
【8】 | アルキンの反応:水の付加反応,アセチリドアニオンの生成(C4-(2)-2-7,C5-(1)-1) | 講義と演習 | 【予習】教科書p129-131を熟読 【復習】課題4を解く.教科書範囲の設問を解く. |
【9】 | アルケンの反応:ラジカルの付加(逆Markovnikov型の生成物)(C4-(1)-1-1,コアカリキュラム以外) | 講義と演習 | 【予習】ラジカル化学種について勉強しておく(参考:教科書p117-119) 【復習】教科書範囲の設問を解く. |
【10】 | 芳香族化合物の命名法とベンゼンの安定性,ベンゼンの構造:Kekule説と共鳴理論(C4-(2)-3-1) | 講義と演習 | 【予習】教科書p142-147を熟読 【復習】課題5を解く.教科書範囲の設問を解く. |
【11】 | ベンゼンの化学:芳香族求電子置換反応(ハロゲン化,ニトロ化,スルホン化反応)(C4-(2)-3-3) | 講義と演習 動画鑑賞 | 【予習】教科書p147-153を熟読 【復習】教科書範囲の設問を解く. |
【12】 | ベンゼンの化学:芳香族求電子置換反応(Friedel-Claftsアルキル化及びアシル化反応)(C4-(2)-3-3) 芳香族求電子置換反応における反応性(C4-(2)-2-4) | 講義と演習 | 【予習】教科書p153-156を熟読 【復習】課題6を解く.教科書範囲の設問を解く. |
【13】 | 芳香族求電子置換反応における配向性(C4-(2)-2-4) | 講義と演習 | 【予習】教科書p156-160を熟読 【復習】教科書範囲の設問を解く. |
【14】 | 芳香族化合物の酸化と還元(C4-(2)-3-1) 多環式芳香族炭化水素の化学(C4-(2)-3-2) | 講義と演習 | 【予習】教科書p160-162を熟読 【復習】課題7を解く.教科書範囲の設問を解く. |
【15】 | 有機合成化学の基礎(逆合成)(C5-(2)-5-1) | 講義と演習 グループ学習 | 【予習】教科書p162-165を熟読 【復習】教科書範囲の設問を解く. |
評価方法 |
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試験 |
教科書 |
J.McMurry著,伊東,児玉訳『マクマリー有機化学概説 第6版』(東京化学同人,ISBN978-4-8079-0622-8) |
参考図書 |
J.McMurry著,伊東,児玉,荻野,深澤,通訳『マクマリー有機化学 第8版』(東京化学同人,上巻:ISBN978-4-8079-0809-7,中巻:ISBN978-4-8079-0810-3,下巻:ISBN978-4-8079-0811-0) S.Warrenほか著,野依,奥山,柴崎,檜山監訳『ウォーレン有機化学』(東京化学同人,上巻:ISBN978-4-8079-0568-3,下巻:ISBN978-4-8079-0569-0) 丸善HGS分子模型A型(学習用)またはC型(学生実習用)セット |
備考 |
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【復習】試験前の復習として,教科書の章末問題も解いておくこと. 講義終了後に配布する復習プリントを必ず解いて提出する. 本講義はクォーター制で実施する. オフィウアワー:月曜日17:00〜18:00,金曜日17:00〜18:00 場所:21-0607 実務経験なし |