徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    臨床薬学概論　General Clinical Pharmacy

科目番号14058担当教員名堀ノ内　裕也単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次新カリ2年
授業概要
医療人として、倫理的問題に配慮して主体的に行動するための倫理観を身につけるために
1）倫理に関連する事例を基に、医療人としての行動規範を身に付ける。
2）患者の手記や映像を介して患者の心理の多様性を理解する。
3）コミュニケーションの基本的スキルを習得する。
4）模擬患者とのコミュニケーションを介したトレーニングを行う。
到達目標
1.医療人としての倫理を理解し、行動することができる。（DP:関心・意欲・態度-1）（DP:関心・意欲・態度-2））(DP:知識・理解-1）
2.患者・生活者、他職種から情報を適切に収集できる。（DP:思考・判断-2）
3.患者に有益な情報を提供するためのコミュニケーション能力を修得する。（DP:技能・表現-1））(DP:知識・理解-1）
4.患者・生活者、他の職種との対話を通じて相手の心理、立場、環境を理解することができる。（DP：関心・意欲・態度-1）（DP:思考・判断-2）
5.患者との信頼関係を構築することができる。 （DP：関心・意欲・態度-1）
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション、授業計画概要の説明 、生命の尊厳について考える、A(2)��-1、「生と死」に関わる問題を学ぶ、A(2)��-1〜4講義と演習、SGD【予習】生殖医療、人工妊娠中絶、終末期医療、難病告知について自分の考えをまとめる。（30分）
【2】医療者の倫理的義務について学ぶ、医療倫理から生命倫理の四原則、A(2)��-1〜3、F(1)��-1〜2講義と演習、SGD【予習】配付資料について生と死、医療従事者の倫理的義務について自分の考えをまとめる。
【復習】レポート作成（30分）
【3】医療における患者の権利について学ぶ1、A(2)��-1〜4講義と演習、SGD【予習】配付資料に関して患者の権利について自分の考えをまとめる。
【復習】レポート作成（30分）
【4】医療倫理の問題点を明確にする方法（四分割法）を学ぶ、A(2)��-3、F(1)��-3講義と演習、SGD【予習】四分割法について学習しておく。
【復習】レポート作成（30分）
【5】「健康と病の語り・乳癌」（心理状態の変化、病気の影響、心身の状態や価値観への配慮）、A(2)��-3、A(2)��-1講義、DVD、SGD【予習】癌と告知を受けた課題に対する自分の考えをまとめる。
【復習】レポート作成（30分）
【6】コミュニケーション基礎1（社会における薬剤師の役割、なぜコミュニケーション）、A(3)��1〜3、A(4)-5、B(1)-3講義、SGD【予習】テキスト第1章のIを熟読し、コミュニケーションの意義を考える。
【復習】レポート作成（30分）
【7】コミュニケーション基礎1（自己概念と対人認知など）、A(3)��-1〜3、A（4）-4、B(1)-1講義、SGD【予習】テキスト第1章のIIを熟読し、コミュニケーションの手法ついてまとめる。
【復習】講義の復習（30分）
【8】コミュニケーション基礎2（言語と非言語、接遇、質問、聴く）、A(3)��-1〜3講義【予習】テキスト第1章のIIを熟読し、コミュニケーションの手法ついてまとめる。
【復習】講義の復習（30分）
【9】コミュニケーション基礎2（コミュニケーションスキルの活用）、A(3)��4〜6講義【予習】テキスト第1章のIIIを熟読し、コミュニケーションの手法ついてまとめる。
【復習】講義の復習（30分）
【10】コミュニケーション基礎3（ファーマシューティカルコミュニケーション1）、A(3)��-7,8講義【予習】テキスト第2章のIを熟読し、コミュニケーションの手法ついてまとめる。
【復習】講義の復習（30分）
【11】コミュニケーション基礎3（ファーマシューティカルコミュニケーション2）、A(3)��-7,8講義【予習】テキスト第2章のIを熟読し、コミュニケーションの手法ついてまとめる。
【復習】講義の復習（30分）
【12】コミュニケーション基礎4（患者理解：生活習慣病者、がん患者、精神疾患患者など）、A(3)��-7,8、A(3)��-2、B(1)-2講義、DVD、SGD【予習】テキスト第2章のIIを熟読し、コミュニケーションの手法ついてまとめる。
復習】講義の復習（30分）
【13】模擬患者とのコミュニケーション教育の概要、A(3)��-5〜9演習、SGD【予習】シナリオに対し、問題点の解決方法を考える
【復習】レポート作成（30分）
【14】コミュニケーションロールプレイ、A(3)��-5〜9演習【予習】模擬患者とのコミュニケーションの自己練習
【復習】レポート作成（30分）
【15】模擬患者とのコミュニケーション実践、A(3)��-5〜9演習、模擬患者【予習】模擬患者とのコミュニケーションの自己練習
【復習】レポート作成（30分）
評価方法
レポート提出（20％）、筆記試験（60％）、ルーブリック評価（10％）、ピア評価（10％）
【解説・評価の開示方法】筆記試験：質問者に対して正答を開示し、改善点を伝える。レポート：原稿の添削を通じて改善点を伝える。ルーブリック・ピア評価：質問者に対し評価を提示し、改善点を伝える。
教科書
ファーマシューティカルケアのための医療コミュニケーション（南山堂）、「健康と病の語り」DIPEx Japan:http://www.dipex-j.org/dementia/
参考図書
薬学生・薬剤師のためのヒューマニズム（羊土社）、薬学生のためのヒューマニティ・コミュニケーション学習（南江堂）、入門医療倫理I（勁草書房）、入門医療倫理II（勁草書房）、薬事法規・制度及び倫理（薬事日報社）
備考
堀ノ内裕也、宗野真和　授業計画14　模擬患者数名、 薬学教育モデル・コアカリキュラムA(2)「薬剤師に求められる倫理観」のうち ・�＼弧仁冤�-1〜4、・��医療倫理-1〜3、・�４擬圓慮⇒�-1〜4およびA(3)「信頼関係の構築」のうち・�．灰潺絅縫院璽轡腑�-1〜9、��患者・生活者と薬剤師-2およびA(4)「多職種連携協働とチーム医療」-4,5およびB(1)「人と社会に関わる薬剤師」-1〜3およびF(1)「薬学臨床の基礎」のうち・�⇔彎欧砲�ける心構え-1〜3に対応. 本講義は, 本講義前の薬学概論（1年前期）、基礎セミナール（1年後期）, および本講義後の薬局学（4年後期）, 臨床薬学総合演習1（4年前期）, 臨床薬学総合演習2（4年後期）、実務実習（５年）の内容と関連する.
オフィスアワー：月・火曜日17:00-18:00、場所：24-0806
実務経験：各教員の担当科目に記載の情報参照