徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    薬理学実習 Practice in Pharmacology

科目番号14087担当教員名喜多　紗斗美単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次新カリ3年
授業概要
薬物を実験動物や摘出臓器に投与・適用したときの反応を観察し、薬物の薬理作用や機序について考察する。
到達目標
(1)動物実験における倫理について配慮し、実験動物を適正に取扱うことができる（DP：技能-1、態度-1）。
(2)動物実験に意欲的に取り組み、グループによる実習を円滑に進めることができる（DP：技能-1）。
(3)薬物の代表的な投与方法や測定方法を実施できる（DP：技能-2）。
(4)得られた実験結果から、薬物の薬理作用や作用機序、相互作用について考察できる（DP：技能-2）。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】実習に関する総論の講義を行う。E1(1)��実習講義予習：薬理学実習書を熟読（1時間）
【2】In vitro実験およびin vivo実験について概説する。E1(1)��少人数グループによる実習および討論予習：薬理学実習書を熟読（1時間）
【3】動物の適正な取り扱いと，代表的な方法による薬物投与の練習を行う。E1(1)��少人数グループによる実習および討論予習：薬理学実習書を熟読、レポートの目的・方法の記入（1時間）
復習：レポートの結果・考察及び課題の記入（1時間）
【4】代表的な催眠薬，麻酔薬の作用を実験する。E1(1)�◆�E2(1)��-12少人数グループによる実習および討論予習：薬理学実習書を熟読、レポートの目的・方法の記入（1時間）
復習：レポートの結果・考察及び課題の記入（1時間）
【5】代表的な中枢神経作用薬の作用を実験する。中枢神経系疾患の社会生活への影響および薬物治療の重要性について討議する。E1(1)�◆�E2(1)��-12，13少人数グループによる実習および討論予習：薬理学実習書を熟読、レポートの目的・方法の記入（1時間）
復習：レポートの結果・考察及び課題の記入（1時間）
【6】代表的な循環器系作用薬の血圧および心臓への作用を実験する。E1(1)�◆�E2(3)��-6少人数グループによる実習および討論予習：薬理学実習書を熟読、レポートの目的・方法の記入（1時間）
復習：レポートの結果・考察及び課題の記入（1時間）
【7】代表的な交感神経系作用薬の血圧および心臓への作用を実験する。E1(1)�◆�E2(1)��-4，E2(3)��-6少人数グループによる実習および討論予習：薬理学実習書を熟読、レポートの目的・方法の記入（1時間）
復習：レポートの結果・考察及び課題の記入（1時間）
【8】代表的な副交感神経系作用薬の血圧および心臓への作用を実験する。E1(1)�◆�E2(1)��-4，E2(3)��-6少人数グループによる実習および討論予習：薬理学実習書を熟読、レポートの目的・方法の記入（1時間）
復習：レポートの結果・考察及び課題の記入（1時間）
【9】自律神経系作用薬の血圧および心臓への作用をシミュレーションソフトを用いて学習する。E1(1)�◆�E2(1)��-4，E2(3)��-6少人数グループによる実習および討論予習：薬理学実習書を熟読、レポートの目的・方法の記入（1時間）
復習：レポートの結果・考察及び課題の記入（1時間）
【10】モルモット摘出回腸を用いて平滑筋収縮薬の実験をし，用量−反応曲線を作成する。E1(1)�◆�E2(1)��-4少人数グループによる実習および討論予習：薬理学実習書を熟読、レポートの目的・方法の記入（1時間）
復習：レポートの結果・考察及び課題の記入（1時間）
【11】モルモット摘出回腸を用いた実験結果から作成した用量−反応曲線を解析し，用量−反応関係および競合的・非競合的拮抗を理解する。E1(1)�◆�E2(1)��-4少人数グループによる実習および討論予習：薬理学実習書を熟読、レポートの目的・方法の記入（1時間）
復習：レポートの結果・考察及び課題の記入（1時間）
【12】ラット横隔膜を用いて運動神経による横隔膜筋肉収縮に及ぼす薬物の作用を解析する。E2(1)��-3少人数グループによる実習および討論予習：薬理学実習書を熟読、レポートの目的・方法の記入（1時間）
復習：レポートの結果・考察及び課題の記入（1時間）
【13】推計学的処理と薬効評価について講義を行う。実習講義実習内容の復習（30分間）
【14】毒性実験に関して概説講義を行う。実習講義実習内容の復習（30分間）
【15】スライドによるプレゼンテーション実習講義、少人数グループによる発表と質疑応答予習：発表スライドの作成（1時間）
復習：実習全体の復習（1時間）
評価方法
ルーブリック（60%）、実習試験（40%）
レポートに対するフィードバックはGoogle Classroomで行う。
教科書
薬理学教室編「薬理学実習書」
参考図書
New薬理学（改訂第7版）（田中千賀子他 編、南江堂），薬理学実習の実際とデータの見方（南山堂），今日の治療薬（水島裕 編）
備考
古谷和春准教授、太田紘也助教と担当
オフィスアワー：月曜日17:00-18:00　木曜日17:00-18:00　場所：21-0804
薬学教育モデル・コアカリキュラムE1(1)「薬の作用」のうち��動物実験、E2(1)「神経系の疾患と薬」のうち�ー�律神経系に作用する薬、��体性神経系に作用する薬・筋の疾患の薬、病態、治療と�Ｃ羶�神経系の疾患の薬、病態、治療、E2(3)のうち�―朶調鐚栖気量堯�病態、治療に対応する。
本講義は、基礎薬理学（2年後期）、中枢神経系疾患の薬物学（3年前期）、循環器・血液系疾患の薬物学（3年前期）と関連する。
実務経験：平成11年〜平成14年　国立循環器病センター研究所（科学技術特別研究員）