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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 14090 | 担当教員名 | 葛西 祐介 | 単位 | 1.5単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 新カリ2年 |
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授業概要 |
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基本的な有機化合物の構造解析のために代表的な機器分析法である核磁気共鳴(NMR)スペクトル、赤外(IR)吸収スペクトル、マス(MS)スペクトルに関する基本的知識と各種測定法の特性を理解し、化学構造解析のための基本的技能と知識(基礎的な科学力)を修得する。 |
到達目標 |
1.化学物質の構造解析に用いられる機器分析法の特徴と原理を説明できる。【DP:知識・理解-1】 2.NMR スペクトルから得られる化学構造に関する情報を包括的に理解し、簡単な分子の構造解析に活用することができる。【DP:知識・理解-1】 3.IR と MS スペクトルの情報を理解し、構造解析に活用することができる。【DP:知識・理解-1】 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 有機化合物の構造解析(NMR,IR,MS)概説,C2(4)②-1;C3(4)①-1 | 講義 | 予習:教科書の熟読(30分) 復習:課題問題を解いて理解を深める(30分) |
【2】 | 1H NMR スペクトル解析①化学シフトと積分値,C3(4)①-2;C3(4)①-3 | 講義と演習 | 予習:教科書の熟読(30分) 復習:課題問題を解いて理解を深める(30分) |
【3】 | 1H NMR スペクトル解析②スピン-スピン結合解析その1,C3(4)①-4 | 講義と演習 | 予習:教科書の熟読(30分) 復習:課題問題を解いて理解を深める(30分) |
【4】 | 1H NMR スペクトル解析②スピン-スピン結合解析その2,C3(4)①-4 | 講義と演習 | 予習:教科書の熟読(30分) 復習:課題問題を解いて理解を深める(30分) |
【5】 | 1H NMR スペクトル解析③スピン-スピン結合解析その3,C3(4)①-4 | 講義と演習 | 予習:教科書の熟読(30分) 復習:課題問題を解いて理解を深める(30分) |
【6】 | NMR の原理と装置の概略,C1(1)③-3; C2(4)②-1 | 講義と演習 | 予習:教科書の熟読(30分) 復習:課題問題を解いて理解を深める(30分) |
【7】 | 1H NMR スペクトル解析④スピン-スピン結合と化学シフトの理論,C3(4)①-4 | 講義と演習 | 予習:教科書の熟読(30分) 復習:課題問題を解いて理解を深める(30分) |
【8】 | 13C NMR スペクトルの測定と解析,C3(4)①-1 | 講義と演習 | 予習:教科書の熟読(30分) 復習:課題問題を解いて理解を深める(30分) |
【9】 | NMR スペクトル解析演習,C3(4)①-5 | 講義と演習 | 予習:教科書の熟読(30分) 復習:課題問題を解いて理解を深める(30分) |
【10】 | IR スペクトルの原理と測定,C2(4)①-3 | 講義と演習 | 予習:教科書の熟読(30分) 復習:課題問題を解いて理解を深める(30分) |
【11】 | IR スペクトルから得られる情報およびスペクトル解析演習,C3(4)②-1;C3(4)②-2 | 講義と演習 | 予習:教科書の熟読(30分) 復習:課題問題を解いて理解を深める(30分) |
【12】 | 質量分析法の原理と測定,C2(4)③-1;C3(4)③-1 | 講義と演習 | 予習:教科書の熟読(30分) 復習:課題問題を解いて理解を深める(30分) |
【13】 | MS スペクトルの測定と解析,C3(4)③-2;C3(4)③-3 | 講義と演習 | 予習:教科書の熟読(30分) 復習:課題問題を解いて理解を深める(30分) |
【14】 | MS スペクトル解析演習,C3(4)③-4 | 講義と演習 | 予習:教科書の熟読(30分) 復習:課題問題を解いて理解を深める(30分) |
【15】 | 有機化合物の構造解析演習,C3(4)④-1 | 講義と演習 | 予習:教科書の熟読(30分) 復習:課題問題を解いて理解を深める(30分) |
評価方法 |
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試験(100%) 試験の講評はクラスルームに掲載します。問い合わせがあれば、指定期間内に該当箇所の解答を開示します。 課題演習に関する質問は随時受け付けます。 |
教科書 |
熊田 均、荻中 淳、山口 政俊 編集「パートナー分析化学II(改訂第3版)」(南江堂) J. McMurry(著)、伊藤、児玉(訳)「マクマリー有機化学概説第7版」(東京化学同人) |
参考図書 |
R. M. Silverstein, F. X. Webster, D. J. Kiemle, D. L. Bryce(著),岩澤、豊田、村田(訳)「有機化合物のスペクトルによる同定法-MS,IR,NMRの併用-第8版」(東京化学同人) |
備考 |
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薬学教育モデル・コアカリキュラムC2(4)「機器を用いる分析法」① 分光分析法 -3、②核磁気共鳴スペクトル測定法 -1、③質量分析法 -1、C3(4)「化学物質の構造決定」①核磁気共鳴(NMR)-1~5、②赤外吸収(IR)-1,2、③質量分析(MS)-1~4 、C3(4)④総合演習-1 に対応する。 本講義は、同時進行の化学実習1(2年後期)、機器分析学(2年後期)の内容と関連する。 オフィスアワー:月および金曜日 17:00~18:00、場所:21-0602 実務経験:無し |