徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    漢方天然薬物学演習1 Kampo and Natural medicine, practice 1

科目番号14133担当教員名堂上 美和単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期通年 対象年次改新カリ4年
授業概要
代表的な漢方処方の構成生薬に含まれている有用成分の抽出と分析について実際に実験を通して学び、漢方薬や医薬品原料などに用いられる天然薬物の品質評価や天然有機化合物の研究などに必要な諸技能を修得する。
到達目標
代表的な漢方処方に含まれている構成生薬を調べ、その有効成分と漢方処方の適応との関連性について理解,考察する(DP: 知識・理解-1)。生薬材料から薬理作用を持つ天然物質を取り出し(抽出、分離、精製)、その化学的性質、スペクトル解析などに基づく化合物の同定法を実際に体験し、天然物化学の基礎的技能を修得する(DP: 技能・表現-1)。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】本演習のオリエンテーション講義復習:実習スケジュールの把握とシミュレーション
【2】代表的な漢方薬ついて具体的な処方を学ぶ講義、オリジナルプリントを用いる予習:漢方処方の構成生薬を調べる
【3】代表的な漢方処方の調製1実習、実習レポートを作成する予習:漢方処方の構成生薬を調べる、復習:データ整理・考察
【4】代表的な漢方処方の調製2実習、実習レポートを作成する予習:漢方処方の構成生薬を調べる、復習:データ整理・考察
【5】代表的な漢方処方の調製3実習、実習レポートを作成する予習:漢方処方の構成生薬を調べる、復習:データ整理・考察
【6】代表的な漢方処方の調製4実習、実習レポートを作成する予習:漢方処方の構成生薬を調べる、復習:データ整理・考察
【7】代表的な漢方処方の調製5実習、実習レポートを作成する予習:漢方処方の構成生薬を調べる、復習:データ整理・考察
【8】調製の違い等による有効成分の比較(大建中湯)1実習、実習レポートを作成する予習:漢方処方の構成生薬を調べる、復習:データ整理・考察
【9】調製の違い等による有効成分の比較(大建中湯)2実習、実習レポートを作成する予習:漢方処方の構成生薬を調べる、復習:データ整理・考察
【10】調製の違い等による有効成分の比較(芍薬甘草湯)1実習、実習レポートを作成する予習:漢方処方の構成生薬を調べる、復習:データ整理・考察
【11】調製の違い等による有効成分の比較(芍薬甘草湯)2実習、実習レポートを作成する予習:漢方処方の構成生薬を調べる、復習:データ整理・考察
【12】大建中湯に含まれる有効成分の抽出実習、実習レポートを作成すること。予習:抽出に必要な基本操作を理解する:データ整理・考察
【13】芍薬甘草に含まれる有効成分の抽出実習、実習レポートを作成すること。予習:抽出に必要な基本操作を理解する:データ整理・考察
【14】有効成分の分析実習、実習レポートを作成する予習:分析に必要な基本操作を理解する、復習:データ整理・考察
【15】まとめグループディスカッション(SGD)復習:討論内容、データまとめ
評価方法
実習態度(60点)とレポート点(40点)
教科書
オリジナルプリント
参考図書
適宜紹介する
備考
本基礎演習は、浅川、山本、野路、堂上、江角、兼目、原田、米山で行い、漢方・セルフケア概論(3年次)と漢方天然薬物学演習2(4年次)、漢方天然薬物学応用演習(5年次)と連携して行う。薬学教育モデル・コアカリキュラムC5自然が生み出す薬物を学ぶ,C1物質の物理的性質、C2化学物質の分析を学ぶに対応。また、本演習は、本講義前の薬品分析学3(2年前期),機器分析学(2年後期),薬用植物学(2年前期),天然医薬品学(3年後期)、および本講義後の東洋医学概論(4年後期)の内容と関連する。
オフィスアワー(堂上):月曜日 17:00〜18:00、水曜日 17:00〜18:00  場所:21-0501
科目ナンバー:1HSC402S

主担当者(堂上)のオフィスアワー:月、水曜日17:00〜18:00、場所21-0501
主担当者(堂上)の実務経験:なし