徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    生化学２　Biochemistry 2

科目番号14259担当教員名畠山　大単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次改新カリ１年
授業概要
基本的な生体構成物である脂質，アミノ酸の代謝について解説する．また，遺伝子を構成する核酸の構造，遺伝情報の保存，伝達，発現や遺伝子の発現制御機構を学ぶ．
到達目標
脂質の構造と特徴，分類，代謝系について説明できる．ステロイドホルモン，エイコサノイドなどの生合成経路，生理活性について説明できる．アミノ酸分子中の炭素・窒素の代謝について説明できる．主な生理活性アミンの生合成と役割について説明できる．遺伝子を構成する核酸の構造，遺伝情報の保存，伝達，発現や遺伝子の発現制御機構について習得する．ヌクレオチドと核酸（DNA, RNA）の種類、構造、性質を説明できる。ヌクレオチドの生合成と分解について説明できる．遺伝情報の保存と発現の流れを説明できる。DNA、遺伝子、染色体、ゲノムとは何かを説明できる．染色体の構造（ヌクレオソーム、クロマチン、セントロメア、テロメアなど）を説明できる。遺伝子の構造（プロモーター、エンハンサー、エキソン、イントロンなど）を説明できる．RNAの種類(hnRNA、mRNA、rRNA、tRNA など)と機能について説明できる．DNAの複製の過程について説明できる．DNAからRNAへの転写の過程について説明できる．エピジェネティックな転写制御について説明できる．転写因子による転写制御について説明できる．RNAのプロセシング（キャップ構造、スプライシング、snRNP、ポリA鎖など）について説明できる．RNAからタンパク質への翻訳の過程について説明できる．DNAの変異と修復について説明できる．［DP：知識・理解-1（DP2）］
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】脂質の構造・分類・役割，生体膜の構造と機能（C6 (2) 1-1 脂質，C6 (1) 1-1細胞膜質）講義形式にて行う。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること（３０分）
【2】脂質の消化・吸収・運搬，血漿リポタンパク質の分類（C6 (3) 4-2 酵素以外のタンパク質）講義形式にて行う。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること（３０分）
【3】脂質の貯蔵・分解（C6 (5) 3-1 脂質代謝，C6 (5) 4-1,2 飢餓状態と飽食状態）講義形式にて行う。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること（３０分）
【4】脂質の生合成・伸長と不飽和化（C6 (5) 3-1 脂質代謝）講義形式にて行う。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること（３０分）
【5】リン脂質・コレステロール・エイコサノイドの代謝（C6 (5) 3-2 脂質代謝）講義形式にて行う。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること（３０分）
【6】タンパク質の消化・吸収，アミノ酸代謝（C6 (5) 5-1 その他の代謝系）講義形式にて行う。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること（３０分）
【7】尿素回路，特殊な生体成分の生合成（C6 (5) 5-1 その他の代謝系）講義形式にて行う。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること（３０分）
【8】C6(2)ヌクレオチドと核酸1．ヌクレオチドと核酸（DNA, RNA）の種類、構造、性質を説明できる講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること（３０分）
【9】C6(5)その他の代謝系2．ヌクレオチドの生合成と分解について説明できる講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること（３０分）
【10】C6(4)概論1．遺伝情報の保存と発現の流れを説明できる講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること（３０分）
【11】C6(4)概論2．DNA、遺伝子、染色体、ゲノムとは何かを説明できる講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること（３０分）
【12】C6(4)遺伝情報を担う分子1．染色体の構造（ヌクレオソーム、クロマチン、セントロメア、テロメアなど）を説明できる講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること（３０分）
【13】C6(4)遺伝情報を担う分子2．遺伝子の構造（プロモーター、エンハンサー、エキソン、イントロンなど）を説明できる講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること（３０分）
【14】C6(4)遺伝情報を担う分子3．RNAの種類(hnRNA、mRNA、rRNA、tRNA など)と機能について説明できる講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること（３０分）
【15】C6(4)遺伝子の複製1．DNAの複製の過程について説明できる講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること（３０分）
評価方法
試験(100%)、小テスト・宿題などの提出状況・真剣度を加味する場合がある。試験の解答については、指定の期間に直接教員に尋ねること。
教科書
「身近な生化学 分子から生命と疾患を理解する」（羊土社）
参考図書
「レーニンジャーの新生化学」（廣川書店），「ヴォート基礎生化学」（東京化学同人），「細胞の分子生物学」（Newton Press）
備考
薬学教育モデル・コアカリキュラムC6（1）「細胞の構造と機能」のうち、�〆挧λ譟�(2)「生命現象の担う分子」のうち、�〇藜繊�(5)生体エネルギーと生命活動を担う代謝系のうち、��脂質代謝、�さ臆郛�態と飽食状態、�イ修梁召梁綣娵蓮△紡弍�。モデル・コアカリキュラムC6(2)「生命現象を担う分子」のうち、・ヌクレオチドと核酸、(4)「生命情報を担う遺伝子」のうち、・概論、・遺伝情報を担う分子、・遺伝子の複製、・転写・翻訳の過程と調節、・遺伝子の変異・修復、および(5)「生体エネルギーと生命活動を支える代謝系」のうち、・その他の代謝系、に対応。
本講義は本講義前の生化学1、同時期に開講される分子生物学と関連する
必要に応じてプリント資料を配布する．本講義はクオーター制により実施する．
Google Classroom クラス コード：
科目ナンバー：1HBL105L
講義担当者：畠山　大
オフィスアワー：月曜日17:00-18:00，水曜日17:00-18:00，21号館9階生化学研究室
実務経験なし