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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 14333 | 担当教員名 | 鈴木 真也 | 単位 | 1単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 24カリ3年 |
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授業概要 |
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食品衛生・環境衛生に関する基本的な試験法を実施する。自然放射線の測定、放射性医薬品の調製を行う。 得られた実験結果について、食品や環境に関わる基準値と比較して評価し、健康への影響を考察する。 |
到達目標 |
食品衛生・環境衛生で必要となる試験法の原理を理解し、実際に食品試料や環境試料中汚染物質レベルをを評価できる。 放射線の与える影響、放射線障害の防止に関する法令等について理解し、実際に環境放射線測定を実施できる。 基本的な衛生試験法に関する理解のもと、環境問題や薬物乱用に係る問題について討議する態度を身に付ける。 放射線の健康に対する影響を理解し、放射線の健康被害に対する防止策や対応策を提言できる。 DP2:専門的知識 DP4:コミュニケーション・多職種連携能力 DP5:科学的探索能力 DP6:社会貢献力 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 環境衛生:衛生試験法概論、実験方法解説講義 E3-2(1,4) | 実習講義 | 次回実習内容の予習、次回実習に関連した演習問題(実習書添付)を解答 (1時間) |
【2】 | 環境衛生:水質試験:残留塩素(実験)、硬度(実験) E3-2(1,4) | 実習、解説、グループディスカッション | 次回実習内容の予習、次回実習に関連した演習問題(実習書添付)を解答 (1時間) |
【3】 | 環境衛生:水質試験:溶存酸素(実験)、BOD、COD(実験) E3-2(1,4) | 実習、解説、グループディスカッション | 次回実習内容の予習、次回実習に関連した演習問題(実習書添付)を解答 (1時間) |
【4】 | 環境衛生:空気試験:気動,カタ冷却力、炭酸ガス,一酸化炭素 (実験) E3-2(1,4) | 実習、解説、グループディスカッション | 次回実習内容の予習、次回実習に関連した演習問題(実習書添付)を解答 (1時間) |
【5】 | 環境衛生:物理的環境:騒音 (実験)、浮遊粒子状物質 大気汚染物質:窒素酸化物 (実験) E3-2(1,4) | 実習、解説、グループディスカッション | 次回実習内容の予習、次回実習に関連した演習問題(実習書添付)を解答 (1時間) |
【6】 | 環境衛生:水質試験法、空気試験法(演習) E3-2(1,4,5) | 演習 | 別途配布した演習用既出国家試験問題集を解答しておく。 (1時間) |
【7】 | 食品衛生:食品衛生試験法における測定手法と食品添加物に関する概論講義 E2-2(2,3) | 実習講義 | 次回実習内容の予習 (1時間) |
【8】 | 食品衛生:水俣病の記録映画鑑賞と解説 E3-2(4,5,6) 乱用薬物の実態(DVD)鑑賞と、少人数討論 E3-2(7) | 実習講義、ビデオ、解説講義 グループディスカッション | 次回実習内容の予習、次回の実習レポートの作成準備、映画上映で学習した内容および討論に基づくレポートの作成 (1時間) |
【9】 | 食品衛生:食品材料からの着色料の抽出と同定(実験) E2-2(2,3) | 実験、レポートまとめ、ディスカッション | 時間内に提出できなかったレポートを翌日までに作成、次回の実習レポートの作成準備 (1時間) |
【10】 | 食品衛生:油脂の自動酸化の測定(実験) E2-2(2,3) | 実験、レポートまとめ、ディスカッション | 時間内に提出できなかったレポートを翌日までに作成、次回の実習レポートの作成準備 (1時間) |
【11】 | 食品衛生:人体試料(毛髪)中の重金属の抽出と測定(実験)E3-2(4,5,6) | 実験、レポートまとめ、ディスカッション | 時間内に提出できなかったレポートを翌日までに作成、次回の実習レポートの作成準備 (1時間) |
【12】 | 食品衛生:InBodyによる内臓脂肪量の実測と基礎代謝量の計算(実験、演習)E2-2(8,9,10) | 実験、演習、解説講義、レポートまとめ、ディスカッション | 時間内に提出できなかったレポートを翌日までに作成 (1時間) |
【13】 | 環境放射線:放射線の人体に与える影響、放射線障害予防規定、放射線障害の防止に関する法令 E3-2(2,5) | 講義、ビデオ | 放射化学実習書の熟読 (1時間) |
【14】 | 環境放射線:自然放射線の測定 E3-2(2) | 実習、グループワーク、解説 | 実習内容の予習、復習 (1時間) |
【15】 | 環境放射線:放射性医薬品の調製法の習得 E3-2(2) | 実習、グループワーク、解説 | 実習内容の予習、復習 (1時間) |
評価方法 |
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【評価方法】レポート(20%)、実習態度および討議内容(10%)、実習試験の点数(70%)の合計 実習態度および討議内容(10%)はルーブリックを用いて評価する。 試験の解答、解説、講評についてはGoogle Classroomにて掲載。 |
教科書 |
「必携衛生試験法」2017年版(第2刷)金原出版、公衆衛生学実習書、食品・環境衛生実習実習書、放射化学実習書 |
参考図書 |
「衛生試験法注解2010」日本薬学会編、食品添加物公定書解説書(実習室に用意) |
備考 |
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本実習は、本実習と同時期に開講される食品衛生学(3年前期)、環境衛生学1(3年前期)、放射薬化学(3年前期)の内容と関連する。 本実習は、公衆衛生学教室、衛生化学教室と放射薬品学教室で行う。 対応コアカリキュラム学修目標 E-2-2 健康をまもる食品衛生 1)人の健康の維持・増進のために、食品や食品添加物等について、関連する情報の収集・解析と評価に基づいて適切に衛生管理及び安全性管理を実施することの必要性を説明する。 2)食品の変質や食品汚染によって起こる健康被害や食中毒について、被害状況把握、社会的な影響の解析と関連する規制・制度や関連法規の理解のもとに、実効性のある防止策を立案する。 E-3-1 人の健康に影響を及ぼす化学物質の管理と使用 1)人の健康の維持・増進のために、健康に影響を及ぼす化学物質について、関連する情報の収集・解析と評価に基づいて適正な管理・使用の必要性、保管・廃棄の方法を説明する。 E-3-2 生活環境・自然環境の保全 1)人の健康の維持・増進や生態系の維持のために、健康に影響を与える生活環境や自然環境について、関連する情報の収集・解析と評価に基づいて適正に保全することの必要性を説明する。 2)環境汚染や生活環境の悪化による健康被害について、被害状況の把握、社会的な影響や国際的な動向の解析と関連する規制・制度や関連法規の理解のもとに、実効性のある防止策・対応策を立案する。 3)環境汚染や環境の悪化による健康被害に対する防止策や対応策の効果を検証・評価する。 「DP配分」 DP2:0.3 DP4:0.2 DP5:0.3 DP6:0.2 担当教員:鈴木(実務経験なし)、張、角、藤代、伊藤、門田、渕 オフィスアワー: 鈴木 木曜日12:20〜13:00 場所:21-0703、 角 火曜日16:30〜17:30、水曜日16:30〜17:30、場所:21-0706 張、伊藤、渕 月曜日17:00〜18:00、水曜日17:00〜18:00 場所:24-0904 科目ナンバー:1HEH306P |