徳島文理大学 | Webシラバスシステム |
TOP | 戻る | |
徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 14462 | 担当教員名 | 吉田 昌裕 | 単位 | 1.5単位 |
---|
科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 24カリ1年 |
---|
授業概要 |
---|
アルケン、アルキンおよび芳香族化合物の性質と反応性に関する事項の習得を目的として、有機化学を理解する上で必要な反応機構・化学種等の基本事項を中心とした講義を行う。 |
到達目標 |
有機化合物の基本的な性質や反応様式に関する知識を修得するとともに、化学構造に基づいたアルケン、アルキンおよび芳香族化合物の物理的性質や化学的性質について説明することができる。 [DP2:専門的知識] |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
---|---|---|---|
【1】 | アルケンの命名と順位則(E,Z命名法) C-3-2(1) | 講義 | 予習:教科書p77-87を読む(60分) 復習:課題を解く (30分) |
【2】 | 有機反応の種類と反応機構 C-3-1(4),(6) | 講義 | 予習:教科書p88-92を読む(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【3】 | エチレンとHClの反応:反応エネルギー図と遷移状態 C-3-1(4),C-3-3(2) | 講義 | 予習:教科書p93-99を読む(60分) 復習:課題を解く (30分) |
【4】 | アルケンへのHXの付加と配向性:カルボカチオンの安定性とMarkovnikov則 C-3-3(2) | 講義 | 予習:教科書p109-114を読む(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【5】 | アルケンへの水の付加反応 C-3-3(2) | 講義 | 予習:教科書p114-116を読む(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【6】 | アルケンへのハロゲンの付加反応 C-3-3(2) | 講義 | 予習:教科書p116-119を読む(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【7】 | アルケンのヒドロホウ素化 C-3-3(2) | 講義 | 予習:教科書p262-263を読む(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【8】 | アルケンへのラジカルの付加と接触水素化 C-3-1(4),C-3-3(2) | 講義 | 予習:教科書p119-126を読む(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【9】 | アルケンの酸化反応 C-3-3(2) | 講義 | 予習:教科書p121-123を読む(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【10】 | 共役ジエンの構造と反応性:共鳴理論 C-3-1(3),C-3-3(2) | 講義 | 予習:教科書p127-134を読む(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【11】 | アルキンの命名法とアルキンの反応 C-3-3(3) | 講義 | 予習:教科書p134-138を読む(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【12】 | 芳香族化合物の命名法とベンゼンの反応性 C-3-1(3),C-3-3(4) | 講義 | 予習:教科書p151-158を読む(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【13】 | 芳香族求電子置換反応 C-3-3(4) | 講義 | 予習:教科書p158-162を読む(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【14】 | 芳香族求電子置換反応における配向性 C-3-3(4) | 講義 | 予習:教科書p162-167を読む(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【15】 | 芳香族複素環化合物の反応性 C-3-3(5) | 講義 | 予習:教科書p418-421を読む(30分) 復習:課題を解く (30分) |
評価方法 |
---|
試験(90%), 課題(10%) 試験の解答解説と論評については、それぞれGoogle Classroom、個別面談を通じて開示する |
教科書 |
J.McMurry著,伊東,児玉訳『マクマリー有機化学概説 第7版』(東京化学同人,ISBN978-4807909278) 併せて講義時に適宜プリントを配布する |
参考図書 |
J.McMurry著,伊東,児玉,荻野,深澤,通訳『マクマリー有機化学 第8版』(東京化学同人,上巻:ISBN978-4-8079-0809-7,中巻:ISBN978-4-8079-0810-3,下巻:ISBN978-4-8079-0811-0) S.Warrenほか著,野依,奥山,柴崎,檜山監訳『ウォーレン有機化学』(東京化学同人,上巻:ISBN978-4-8079-0568-3,下巻:ISBN978-4-8079-0569-0) |
備考 |
---|
・本講義は基礎有機化学1(1年前期)、有機化学1(2年前期)の内容と関連する。 【対応コアカリキュラム学修目標】※対応する学修目標を記載 C-3-1 物質の基本的性質 1)有機化合物の名前と構造表記、化学構造を関連付けて説明する。 2)有機化合物の基本的な性質や反応様式を化学構造に基づいて説明する。 C-3-2 有機化合物の立体化学 1)化学構造に基づいて有機化合物の三次元構造を説明する。 2)異性体の特徴や関係性を説明する。 3)異性体では物理的性質・化学的性質・生物活性(生体分子との相互作用)が異なる可能性があることを説明する。 C-3-3 有機化合物の基本構造と反応性 1)有機化合物を炭素骨格や官能基ごとに体系的に分類する。 2)化学構造に基づいて、物理的性質や化学的性質(反応性を含む)を説明する。 【DP配分】 DP2:1.5 薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を配分 (DP1〜7の合計が科目の単位数となる) 【担当教員】 吉田昌裕 【オフィスアワー】 火曜日17:00〜18:00、木曜日17:00〜18:00 場所:21-0604 【実務経験】 なし 【科目ナンバー】 1HCH104L |