徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    分子生物学1 Molecular Biology 1

科目番号14481担当教員名葛原  隆単位1.5単位
科目群一般必修・選択必修開講期後期 対象年次24カリ1年
授業概要
遺伝子を構成する核酸の構造,遺伝情報の保存,伝達,発現や遺伝子の発現制御機構に関する事項の習得を目的として、分子生物学を理解する上で必要な分子機構・タンパク質因子・DNA・RNA等の基本事項を中心とした講義を行う。
到達目標
到達目標:遺伝子を構成する核酸の構造,遺伝情報の保存,伝達,発現や遺伝子の発現制御機構について習得する。ヌクレオチドと核酸(DNA, RNA)の種類、構造、性質を説明できる。ヌクレオチドの生合成と分解について説明できる。遺伝情報の保存と発現の流れを説明することができる。DNA、遺伝子、染色体、ゲノムとは何かを説明できる。染色体の構造(ヌクレオソーム、クロマチン、セントロメア、テロメアなど)を説明説明することができる。遺伝子の構造(プロモーター、エンハンサー、エキソン、イントロンなど)を説明説明することができる。RNA の種類(hnRNA、mRNA、rRNA、tRNA など)と機能について説明説明することができる。DNA の複製の過程について説明できる。DNA からRNA への転写の過程について説明説明することができる。エピジェネティックな転写制御について説明説明することができる。転写因子による転写制御について説明説明することができる。RNA のプロセシング(キャップ構造、スプライシング、snRNP、ポリA 鎖など)について説明できる。RNA からタンパク質への翻訳の過程について説明説明することができる。DNA の変異と修復について説明説明することができる。<学修目標>1)細胞を構成する成分及び細胞の成り立ちと機能を説明する。1)生物の発生、分化及び増殖が遺伝情報の発現と伝達によって支配されていることを説明する。2)細菌の分裂・増殖機構を説明する。1)生体内化学反応(代謝反応)を説明する。1)生体の組織や器官を形成する細胞の生と死を説明する。[DP2:専門的知識]
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】核酸等の構造や性質等の特徴 C-6-1 (2)講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【2】ヌクレオチドの生合成と分解について説明できる。ヌクレオチドの代謝 C-6-5 (11)講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【3】染色体と遺伝子の構造 C-6-2 (1)講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【4】遺伝情報の伝達と発現 C-6-2 (2)講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【5】体細胞分裂と減数分裂による遺伝情報の伝達 C-6-2 (3)講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【6】細菌ゲノムの複製と発現 C-6-3 (6)講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【7】細胞周期と制御機構 C-6-7 (1)講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【8】遺伝子の複製 1.DNA の複製の過程について説明できる。 C-6-2 (3)講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【9】転写・翻訳の過程と調節 1.DNA からRNA への転写の過程について説明できる。 C-6-2 (3)講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【10】転写・翻訳の過程と調節 2.エピジェネティックな転写制御について説明できる。 C-6-2 (3)講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【11】転写・翻訳の過程と調節 3.転写因子による転写制御について説明できる。 C-6-2 (3)講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【12】転写・翻訳の過程と調節 4.RNA のプロセシング(キャップ構造、スプライシング、snRNP、ポリA 鎖など)について説明できる。 C-6-2 (3)講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【13】転写・翻訳の過程と調節 5.RNA からタンパク質への翻訳の過程について説明できる。 C-6-2 (3)講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【14】遺伝子の変異・修復 1.DNA の変異と修復について説明できる。講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【15】セントラルドグマ総論講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
評価方法
試験(95%), 課題(5%)
試験の解答解説と論評については、それぞれGoogle Classroom、個別面談を通じて開示する。
教科書
「薬学のための分子生物学」第2版(廣川書店)
参考図書
「薬学領域の生化学」(廣川書店)、ヴォート著 「基礎生化学」(東京化学同人)、レーニンジャーの生化学(廣川書店)、細胞の分子生物学(Newton Press)
備考
本講義は生化学1・生化学2・分子生物学2と関連する。

【対応コアカリキュラム学修目標】
C-6-1 生命の最小単位としての細胞
1)細胞を構成する成分及び細胞の成り立ちと機能を説明する。
C-6-2 生命情報を担う遺伝子
1)生物の発生、分化及び増殖が遺伝情報の発現と伝達によって支配されていることを説明する。C-6-3 微生物の分類、構造、生活環
2)細菌の分裂・増殖機構を説明する。
C-6-5 生体エネルギーと代謝
1)生体内化学反応(代謝反応)を説明する。
C-6-7 細胞周期と細胞死
1)生体の組織や器官を形成する細胞の生と死を説明する。

【DP配分】 DP2:1.5
薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を配分
(DP1〜7の合計が科目の単位数となる)
【担当教員】 葛原隆
オフィスアワー:木曜日17:00〜18:00、金曜日17:00〜18:00 21号館9階生化学教授室
実務経験なし。
【科目ナンバー】 1HBL106L