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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 14491 | 担当教員名 | 葛原 隆 | 単位 | 0.5単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 24カリ2年 |
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授業概要 |
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生体内では様々な物質の化学反応が行われ、生命活動が維持されている。本実習では、これらの反応を触媒する酵素や生体を構成する物質である糖・蛋白質・DNAの解析を習得し、生物系の研究では欠かせないものとなった遺伝子工学の基礎を学ぶ。 |
到達目標 |
実技として、生化学・分子生物学・遺伝子工学の基礎を習得する。生体分子の定性、定量 脂質、糖質、アミノ酸、タンパク質、もしくは核酸の定性または定量試験法を実施できる。 酵素 酵素反応速度を測定し、解析できる。[DP2:専門的知識、 DP4:コミュニケーション・多職種連携能力、DP5:科学的探究力] |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 実習に関する総論の講義。糖の定量。生体分子の定性、定量 糖質の定性または定量試験法を実施できる。(技能)C-6-1(2), C-6-5(2) | 講義・実験・実習・教材DVDの鑑賞 | 実習レポートを作成する。演習問題を図書館などで調べる。次の実習の予習を行う。実習テキスト・教科書をあらかじめ読んでおくこと。(30分) |
【2】 | アミノ酸の定量。生体分子の定性、定量 アミノ酸の定性および定量試験法を実施できる。(技能) 。C-6-1(2), C-6-5(3) | 講義・実験・実習・教材DVDの鑑賞 | 実習レポートを作成する。演習問題を図書館などで調べる。次の実習の予習を行う。実習テキスト・教科書をあらかじめ読んでおくこと。(30分) |
【3】 | タンパク質の定量。 生体分子の定性、定量 タンパク質の定性、定量試験法を実施できる。(技能) 生体分子の定性、定量 タンパク質の定性、定量試験法を実施できる。(技能)C-6-1(2), C-6-4(1) | 講義・実験・実習・教材DVDの鑑賞 | 実習レポートを作成する。演習問題を図書館などで調べる。次の実習の予習を行う。実習テキスト・教科書をあらかじめ読んでおくこと。(30分) |
【4】 | タンパク質の電気泳動。生体分子の定性、定量 タンパク質の定性、定量試験法を実施できる。(技能)タンパク質の電気泳動。 生体分子の定性、定量 タンパク質の定性、定量試験法を実施できる。(技能)C-6-1(2), C-6-4(1) | 講義・実験・実習・教材DVDの鑑賞 | 実習レポートを作成する。演習問題を図書館などで調べる。次の実習の予習を行う。実習テキスト・教科書をあらかじめ読んでおくこと。(30分) |
【5】 | 酵素活性の測定。 酵素 酵素反応速度を測定し、解析できる。(技能)酵素活性の測定。Kmを求める。C6(3) 酵素 酵素反応速度を測定し、解析できる。(技能)C-6-1(2), C-6-4(2), C-6-4(3) | 講義・実験・実習・教材DVDの鑑賞 | 実習レポートを作成する。演習問題を図書館などで調べる。次の実習の予習を行う。実習テキスト・教科書をあらかじめ読んでおくこと。(30分) |
【6】 | プラスミドDNAの電気泳動(技能)。プラスミドDNAの電気泳動。 生体分子の定性、定量 核酸の定性、定量試験法を実施できる。(技能)。C-6-1(2), C-6-2(1), C-6-3(11) | 講義・実験・実習・教材DVDの鑑賞 | 実習レポートを作成する。演習問題を図書館などで調べる。次の実習の予習を行う。実習テキスト・教科書をあらかじめ読んでおくこと。(30分) |
【7】 | 制限酵素によるDNAの切断。 生体分子の定性、定量 核酸の定性、定量試験法を実施できる。(技能)制限酵素により切断したDNAの電気泳動 生体分子の定性、定量 核酸の定性、定量試験法を実施できる。(技能)C-6-1(2), C-6-2(1), C-6-3(11) | 講義・実験・実習・教材DVDの鑑賞 | 実習レポートを作成する。演習問題を図書館などで調べる。次の実習の予習を行う。実習テキスト・教科書をあらかじめ読んでおくこと。(30分) |
【8】 | PCRによるDNAの増幅。 生体分子の定性、定量 核酸の定性、定量試験法を実施できる。(技能)PCR産物のアガロース電気泳動。 生体分子の定性、定量 核酸の定性、定量試験法を実施できる。(技能)C-6-1(2), C-6-2(1), C-6-3(11) | 講義・実験・実習・教材DVDの鑑賞 | 実習レポートを作成する。演習問題を図書館などで調べる。次の実習の予習を行う。実習テキスト・教科書をあらかじめ読んでおくこと。(30分) |
評価方法 |
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実習のレポート (20%)、実習態度・平常点 (60%)、実習試験点数 (20%)の合計 試験の解答については、指定の期間に教員に直接たずねるようにして下さい。 |
教科書 |
生化学実習書2024 |
参考図書 |
「薬学のための分子生物学」第2版(廣川書店)、「薬学領域の生化学」第2版(廣川書店) ヴォート著 「基礎生化学」(東京化学同人)、レーニンジャーの生化学(廣川書店)、細胞の分子生物学(Newton Press)。 |
備考 |
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前もって教科書の中の実習に関係する部分と生化学実習書を熟読し、理解して実習に望む。 本実習は、本実習前の生化学1(1年後期)、生化学2(1年後期)、分子生物学(2年前期)の内容と関連する。 【対応コアカリキュラム学修目標】 C-6-1 生命の最小単位としての細胞 1)細胞を構成する成分及び細胞の成り立ちと機能を説明する。 C-6-2 生命情報を担う遺伝子 1)生物の発生、分化及び増殖が遺伝情報の発現と伝達によって支配されていることを説明する。 C-6-3 微生物の分類、構造、生活環 2)細菌の分裂・増殖機構を説明する。 C-6-4 生命活動を担うタンパク質 1)タンパク質の機能を説明する。 2)生体内化学反応を担う酵素を説明する。 C-6-5 生体エネルギーと代謝 1)生体内化学反応(代謝反応)を説明する。 【DP配分】 DP2:0.3, DP4:0.1, DP5:0.1 指導教員:生化学分野(葛原隆、畠山大、庄司正樹) オフィスアワー:木曜日17:00〜18:00、金曜日17:00〜18:00 21号館9階生化学教授室 実務経験はありません。 【科目ナンバー】 1HBL212P |