徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    生理学1 Physiology 1

科目番号14493担当教員名原 貴史単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次新カリ2年
授業概要
生体の恒常性維持の分子メカニズムを、細胞内および臓器間の情報伝達メカニズムと生理応答の関係を基盤に習得する。また、生体の恒常性の破綻によって生じる疾患の病態生理に関して、基本的事項を修得し医薬品の作用機序の理解等に繋げる。
到達目標
医薬品の適正な使用を判断できるようになるために、身体の生理機能や病態の基本的事項を理解すると共に、症状や症候から疾患との関連性を思考し判断できる様になること。また学習を通じて、これら知識の習得や理解に、一層の高い関心と意欲を持つようになること。さらに、これらの知識を平易なものとして説明できる様になること。(DP: 知識・理解-1)
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】生理学概論: C7(2)
細胞膜・オルガネラ・イオン分布・接着分子について説明できる。
講義と演習予習:教科書、参考図書等の熟読1時間
復習:講義資料や練習問題等を中心に理解を深める1.5時間
その他: 学んだ事柄をキーワードを挙げて簡単に説明できること
【2】脳高次機能の生理と病態について概説できる。C7(2)①-1,2,3講義と演習予習:教科書、参考図書等の熟読1時間
復習:講義資料や練習問題等を中心に理解を深める1.5時間
その他: 学んだ事柄をキーワードを挙げて簡単に説明できること
【3】神経による調節機構-1: C7(2)①-1,2,3
神経細胞の興奮と伝導、シナプス伝達の調節機構について説明できる。
代表的な神経伝達物質を挙げ、生理活性および作用機構について概説できる。
神経系、感覚器を介するホメオスタシスの調節機構の代表例を列挙し、概説できる。
講義と演習予習:教科書、参考図書等の熟読1時間
復習:講義資料や練習問題等を中心に理解を深める1.5時間
その他: 学んだ事柄をキーワードを挙げて簡単に説明できること
【4】神経・筋の生理と病態について概説できる。C7(2)①-1,2,3,4
神経による調節機構-4: C7(2)①-4
神経による筋収縮の調節機構について説明できる。
講義と演習予習:教科書、参考図書等の熟読1時間
復習:講義資料や練習問題等を中心に理解を深める1.5時間
その他: 学んだ事柄をキーワードを挙げて簡単に説明できること
【5】循環器の生理と病態について概説できる-1。C7(2)①-1,2,3,4講義と演習予習:教科書、参考図書等の熟読1時間
復習:講義資料や練習問題等を中心に理解を深める1.5時間
その他: 学んだ事柄をキーワードを挙げて簡単に説明できること
【6】循環器の生理と病態について概説できる-2。C7(2)①-1,2,3,4講義と演習予習:教科書、参考図書等の熟読1時間
復習:講義資料や練習問題等を中心に理解を深める1.5時間
その他: 学んだ事柄をキーワードを挙げて簡単に説明できること
【7】前半の復習と演習講義と演習予習:教科書、参考図書等の熟読1時間
復習:講義資料や練習問題等を中心に理解を深める1.5時間
その他: 学んだ事柄をキーワードを挙げて簡単に説明できること
【8】小テスト講義と演習予習:教科書、参考図書等の熟読1時間
復習:講義資料や練習問題等を中心に理解を深める1.5時間
その他: 学んだ事柄をキーワードを挙げて簡単に説明できること
【9】ホルモン・内分泌系による調節機構-1: C7(2)②-1
代表的なホルモンを挙げ、その産生器官、生理活性および作用機構について概説できる。
視床下部・脳下垂体ホルモンの生理と病態
講義と演習予習:教科書、参考図書等の熟読1時間
復習:講義資料や練習問題等を中心に理解を深める1.5時間
その他: 学んだ事柄をキーワードを挙げて簡単に説明できること
【10】ホルモン・内分泌系による調節機構-2: C7(2)②-1
代表的なホルモンを挙げ、その産生器官、生理活性および作用機構について概説できる。
甲状腺・副腎・性腺ホルモンの生理と病態
講義と演習予習:教科書、参考図書等の熟読1時間
復習:講義資料や練習問題等を中心に理解を深める1.5時間
その他: 学んだ事柄をキーワードを挙げて簡単に説明できること
【11】体温の調節: C7(2)⑧-1
体温の調節機構について概説できる。
講義と演習予習:教科書、参考図書等の熟読1時間
復習:講義資料や練習問題等を中心に理解を深める1.5時間
その他: 学んだ事柄をキーワードを挙げて簡単に説明できること
【12】ホルモン・内分泌系による調節機構-2: C7(2)②-1
代表的なホルモンを挙げ、その産生器官、生理活性および作用機構について概説できる
副腎・性腺ホルモンの生理と病態
講義と演習予習:教科書、参考図書等の熟読1時間
復習:講義資料や練習問題等を中心に理解を深める1.5時間
その他: 学んだ事柄をキーワードを挙げて簡単に説明できること
【13】血液凝固・線溶系: C7(2)⑨-1
血液凝固・線溶系の機構について概説できる。
講義と演習予習:教科書、参考図書等の熟読1時間
復習:講義資料や練習問題等を中心に理解を深める1.5時間
その他: 学んだ事柄をキーワードを挙げて簡単に説明できること
【14】症候: E1(2)①-1
代表的な症候・病態について、生じる原因とそれらを伴う代表的疾患を挙げ、患者情報をもとに疾患を推測できる。
講義と演習予習:教科書、参考図書等の熟読1時間
復習:講義資料や練習問題等を中心に理解を深める1.5時間
その他: 学んだ事柄をキーワードを挙げて簡単に説明できること
【15】全体のまとめと演習講義と演習予習:教科書、参考図書等の熟読1時間
復習:講義資料や練習問題等を中心に理解を深める1.5時間
その他: 学んだ事柄をキーワードを挙げて簡単に説明できること
評価方法
試験(70%), 課題、小テスト等(30%)
試験問題の解説はGoogle Classroomに掲示する。
教科書
リッピンコットシリーズ イラストレイテッド 生理学 (丸善出版)
参考図書
カッツング 薬理学 エッセンシャル (丸善出版)
よくわかる生理学の基本としくみ (秀和システム)
病気が見える(メディックメディア)
人体の正常構造と機能(日本医事新報社)
薬剤師国家試験対策本
備考
薬学教育モデル・コアカリキュラム: C7(2)「生体機能の調節」のうち、①神経による調節機構(-1,2,3,4)、②ホルモン・内分泌系による調節機構(-1)、⑧体温の調節(-1), ⑨血液凝固・線溶系(-1), E1(2)「身体の病的変化を知る」のうち、① 症候(-1)、②病態・臨床検査(-6)に対応。
実務経験なし
本講義は、人体構造・機能学(1年後期)、生理学2(2年後期)の内容と関連する。
オフィスアワー: 水曜・金曜 18時から19時(左記以外の時間の来訪も歓迎します。) 場所:24-1013
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