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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 14520 | 担当教員名 | 谷野 公俊 | 単位 | 1単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 24カリ3年 |
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| 授業概要 |
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| 薬剤師は、個人の体の体質を考慮した薬の選択や投与量の設定を科学的な見地から導き、治療する医師に提案できる能力を養わなければならない（医療チームへの参画と薬物療法における実践的能力）。 本実習は、その実践に向けた基礎的な薬剤学技術を修得する。併せて、処方される製剤の物理化学的特性と試験法及び安定性について実習し、調剤時に留意しなければならない基礎的事項を学ぶ。 |
| 到達目標 |
| 肝や腎疾患モデルを構築して薬物の体内動態変動を考察する技術を身につけている。問題解決に至った経緯を他者に伝える能力において、コミュニケーションの重要性を議論できる。肝や腎疾患時の薬物の体内動態変動に関する専門的な情報を収集し、解析・評価できる。個人の体の体質を考慮した薬の選択や投与量の設定を科学的な見地から導くことができる。 [DP2：専門的知識、 DP4：コミュニケーション・多職種連携能力、DP5:科学的探究力] |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 実習に関する総論の講義と注意事項 | 講義 | 予習：実習書を読む。復習：実習全体を把握する（30分）。 |
| 【2】 | 流水力学モデルによる１−コンパートメントモデル解析（薬物の急速静注に関するシミュレーション実験）D-4-2(1) | 実習、個人毎にディスカッション | 予習：実習のシミュレーションをする。復習：レポートを書きながら、その日の実習を把握する（30分）。 |
| 【3】 | 病態時 臓器機能の変化 １−コンパートメントモデル解析 D-4-1(3) | 実習、個人毎にディスカッション | 予習：実習のシミュレーションをする。復習：レポートを書きながら、その日の実習を把握する（30分）。 |
| 【4】 | 個々の患者の１−コンパートメントモデル解析 D-4-1(4) | 実習、個人毎にディスカッション） | 予習：実習のシミュレーションをする。復習：レポートを書きながら、その日の実習を把握する（30分）。 |
| 【5】 | TDM（血中濃度の測定と処方設計の提案：TDMソフトを使用した投与計画の作成）D-4-2(3) | 実習、個人毎にディスカッション | 予習：実習のシミュレーションをする。復習：レポートを書きながら、その日の実習を把握する（30分）。 |
| 【6】 | ワルファリンのヒト血漿アルブミンへの結合能の測定と結合阻害物質の探索 D-4-2(2) | 実習、個人毎にディスカッション | 予習：実習のシミュレーションをする。復習：レポートを書きながら、その日の実習を把握する（30分）。 |
| 【7】 | 粉体の物性 D-5-2(1) | 実習、個人毎にディスカッション | 予習：実習のシミュレーションをする。復習：レポートを書きながら、その日の実習を把握する（30分）。 |
| 【8】 | 製剤中医薬品の安定性 D-5-2(1) | 実習、個人毎にディスカッション | 予習：実習のシミュレーションをする。復習：レポートを書きながら、その日の実習を把握する（30分）。 |
| 【9】 | 界面活性現象 D-5-2(1) | 実習、個人毎にディスカッション | 予習：実習のシミュレーションをする。復習：レポートを書きながら、その日の実習を把握する（30分）。 |
| 【10】 | レオロジー D-5-2(1) | 実習、個人毎にディスカッション | 予習：実習のシミュレーションをする。復習：レポートを書きながら、その日の実習を把握する（30分）。 |
| 【11】 | 製剤に関する試験法� 俸�粒、錠剤の製造と品質管理）D-5-2(2) | 実習、個人毎にディスカッション | 予習：実習のシミュレーションをする。復習：レポートを書きながら、その日の実習を把握する（30分）。 |
| 【12】 | 製剤に関する試験法�◆米霍兀泙猟汗修班兵全浜�）D-5-2(2) | 実習、個人毎にディスカッション | 予習：実習のシミュレーションをする。復習：レポートを書きながら、その日の実習を把握する（30分）。 |
| 【13】 | 製剤に関する試験法��（注射剤と点眼剤の品質管理）D-5-2(2) | 実習、個人毎にディスカッション | 予習：実習のシミュレーションをする。復習：レポートを書きながら、その日の実習を把握する（30分）。 |
| 【14】 | クリーム剤、軟膏剤と坐剤 D-5-2(1) | 実習、個人毎にディスカッション | 予習：実習のシミュレーションをする。復習：レポートを書きながら、その日の実習を把握する（30分）。 |
| 【15】 | まとめ | 講義と討論 | 実習のまとめを行い、小グループに分かれ、討論する。 |
| 評価方法 |
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| 試験（40%）,レポート（30%）,ルーブリック評価（30％） 試験結果の開示については、薬学部指定の期間に直接教員に尋ねること。 |
| 教科書 |
| 薬剤学実習書（薬剤学教室編） |
| 参考図書 |
| 日本薬局方解説書 |
| 備考 |
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| 本実習は、本実習前の生物薬剤学(2年後期)、製剤学1(3年前期)、薬物動態学（3年前期）に対応。 【対応コアカリキュラム学修目標】 D-4-1 薬物の体内動態 1)薬物の物理化学的性質と生体の構造及び機能から、生体内の薬物動態を説明する。 2)薬物体内動態に起因する薬物相互作用の実例をメカニズムに基づいて説明し、その回避方法を提案する。 3)生理機能の変化が薬物体内動態に及ぼす影響を説明するとともに、その背景に応じた適切な投与経路・投与方法を説明する。 D-4-2 薬物動態の解析 1)薬物速度論的解析法に基づいて、体内薬物量(濃度)の時間的推移を、薬物動態パラメータを用いて説明する。 2)薬物動態パラメータを利用して、患者の生理状態を考慮した、適切な薬物投与計画を立案する。 3)治療薬物モニタリング(TDM)において、患者で実際に観察された血中薬物濃度に基づいて、個々の患者に最適な薬物治療を実践するための投与方法・投与量・投与間隔を設定する。 4)薬物動態学/薬力学解析(PK/PD解析)の概念と応用について説明する。 D-5-2 製剤設計 1)製剤の種類と特性、及び製剤の投与(適用)方法、保存方法等を理解するとともに、適切な調剤方法や、患者に説明すべき事項を説明する。 2)製剤化で利用する医薬品添加物や、製剤機械及び製造工程、また製剤の品質確保のための容器、包装、製剤試験法、生物学的同等性について説明する。 【DP配分】 DP2：0.5 DP4：0.2 DP5：0.3 薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を配分 （DP1〜7の合計が科目の単位数となる） 【担当教員】 谷野公俊、上田ゆかり 【オフィスアワー】 月〜金曜日 17:00-18:00、場所：21-0801 【実務経験】 なし 【科目ナンバー】 1HPT306P |