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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 14533 | 担当教員名 | 田中 好幸 | 単位 | 1.5単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 24カリ2年 |
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授業概要 |
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電磁波の種類と性質を理解することで、電磁波と物質との相互作用に関する基礎的な知識(基本的な科学力)を修得する。電磁波が化学的な事象と密接に関係していることから,構造を知る上で優れた手段となることが理解できる。 |
到達目標 |
電磁波の種類と性質、及び、電磁波と物質との相互作用が理解できる(専門的知識「DP2」)。 機器分析の手法をもちいて、薬剤化合物の構造や物性を決定することができる(専門的知識「DP2」)。 分析対象に応じた分析方法を選択し,尚かつその結果を予想することができる(専門的知識「DP2」)。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 分光分析法の基本的概念,C-1-2(1)~(4) | 講義, 演習, 各講義で出題する問題について復習すること | 予習:分析化学II p.1-9熟読(30分), 復習:講義中の出題問題を復習して、理解を高める(15分) |
【2】 | 電磁波の種類と性質,C-1-2(1)-(4) | 講義, 演習, 各講義で出題する問題について復習すること | 予習:分析化学II p.1-9熟読(30分), 復習:講義中の出題問題を復習して、理解を高める(15分) |
【3】 | 紫外可視吸光度測定法,C-2-4(2) | 講義, 演習, 各講義で出題する問題について復習すること | 予習:分析化学II p.1-9熟読(30分), 復習:講義中の出題問題を復習して、理解を高める(15分) |
【4】 | 分光分析法による定量の原理,C-2-4(1) | 講義, 演習, 各講義で出題する問題について復習すること | 予習:分析化学II p.1-9熟読(30分), 復習:講義中の出題問題を復習して、理解を高める(15分) |
【5】 | 蛍光光度法,C-2-4(3) | 講義, 演習, 各講義で出題する問題について復習すること | 予習:分析化学II p.17-30熟読(30分), 復習:講義中の出題問題を復習して、理解を高める(15分) |
【6】 | 赤外吸収スペクトル測定法,C-2-4(4); C-2-5(2); C-3-4(2) | 講義, 演習, 各講義で出題する問題について復習すること | 予習:分析化学II p.51-65熟読(30分), 復習:講義中の出題問題を復習して、理解を高める(15分) |
【7】 | 原子吸光光度法,C-2-4(6) | 講義, 演習, 各講義で出題する問題について復習すること | 予習:分析化学II p.31-42熟読(30分), 復習:講義中の出題問題を復習して、理解を高める(15分) |
【8】 | 旋光度測定法,C-1-2-(4);C-2-4(5) | 講義, 演習, 各講義で出題する問題について復習すること | 予習:分析化学II p.66-77熟読(30分), 復習:講義中の出題問題を復習して、理解を高める(15分) |
【9】 | 核磁気共鳴測定法,C-2-5(1); C-3-4(1) | 講義, 演習, 各講義で出題する問題について復習すること | 予習:分析化学II p.78-103熟読(30分), 復習:講義中の出題問題を復習して、理解を高める(15分) |
【10】 | 質量分析法,C-2-5(3); C-3-4(2) | 講義, 演習, 各講義で出題する問題について復習すること | 予習:分析化学II p.112-134熟読(30分), 復習:講義中の出題問題を復習して、理解を高める(15分) |
【11】 | X線結晶解析,C-2-5-1) | 講義, 演習, 各講義で出題する問題について復習すること | 予習:分析化学II p.102-111熟読(30分), 復習:講義中の出題問題を復習して、理解を高める(15分) |
【12】 | 粉末X線回折測定法,C-2-4(5) | 講義, 演習, 各講義で出題する問題について復習すること | 予習:分析化学II p.102-111熟読(30分), 復習:講義中の出題問題を復習して、理解を高める(15分) |
【13】 | 熱重量測定法,示差熱分析法 | 講義, 演習, 各講義で出題する問題について復習すること | 予習:分析化学II p.295-303熟読(30分), 復習:講義中の出題問題を復習して、理解を高める(15分) |
【14】 | 機器分析の原理に基づく画像診断技術,C-1-2(1)~(4); C-2-4(1)~(6) | 講義, 演習, 各講義で出題する問題について復習すること | 予習:分析化学Ip.267-202熟読(30分), 復習:講義中の出題問題を復習して、理解を高める(15分) |
【15】 | まとめ(総合演習問題) | 総復習問題を解くことで、本講義の理解を高める | 各講義で出題された問題を解いて、よく理解しておく(30分)。 |
評価方法 |
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試験(90%)、講義内演習(10%) 試験問題の講評・解説は Google Classroom に掲示する。 |
教科書 |
萩中,加藤(編)「パートナー分析化学II」(改訂第4版)(南江堂) 萩中,加藤(編)「パートナー分析化学I」(改訂第4版)(南江堂) |
参考図書 |
荒木,益子,山本,鎌田訳「有機化合物のスペクトルによる同定法」(東京化学同人),第16改正日本薬局方 |
備考 |
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本講義は、分析化学1、3、4および本講義前の物理化学1(1年前期),および本講義と同時進行の化学実習(薬物構造学演習)(2年後期)の内容と関連する。 【対応コアカリキュラム学修目標】 C-1-2 電磁波、放射線 1)医療現場の画像解析や診断・治療で用いられる電磁波及び放射性核種の種類と性質を説明する。 2)電磁波と化学物質との相互作用を説明する。 C-2-4 電磁波を用いる分析法 1)医薬品や生体成分の濃度測定への電磁波の応用原理を説明する。 2)電磁波を用いる様々な分析法の操作法と応用例について説明する。 3)金属の分析法の原理を説明する。 4)医療現場や医薬品の品質管理の現場におけるこれらの分析法の利用目的を説明する。 C-2-5 有機化合物の特性に基づく構造解析-原理- 1)有機化合物と電磁波との相互作用が、有機化合物の化学構造に影響されることを説明する。 2)磁場や電場の中のイオンの運動が、その質量と関係することを説明する。 C-3-4 有機化合物の特性に基づく構造解析 1)有機化合物の構造解析のための機器分析法を説明する。 2)分析スペクトルから有機化合物の構造を推定する。 【DP配分】 DP2:1.5 薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を配分 (DP1〜7の合計が科目の単位数となる) オフィスアワー:月曜日 17:00〜18:00、金曜日 17:00〜18:00、場所: 21-0709 (赤外分光関連一般書籍)匂いの帝王、チャンドラー・バール著、金子浩訳、早川書房 【科目ナンバー】: 1HPA206L 実務経験:平成10年4月〜同年12月 工業技術院 特別技術補助職員; 平成11年1月〜平成13年9月 科学技術振興事業団 科学技術特別研究員 |