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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 14535 | 担当教員名 | 中島 勝幸 | 単位 | 1.5単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 24カリ2年 |
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授業概要 |
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試料中に存在する物質の種類および濃度を正確に知るために、日本薬局方収載の医薬品を中心とした容量分析法の基本知識を修得する。 分析化学4では、各種平衡反応として、分配平衡、キレート平衡、沈殿平衡、酸化還元平衡を題材とし、滴定法としては、非水滴定、キレート滴定、沈殿滴定、酸化還元滴定を題材とする。 |
到達目標 |
・水溶液中での物質の性質を理解するために、各種の化学平衡に関する基本的知識を修得する。 ・試料中に存在する物質の種類および濃度を正確に知るために、代表的な医薬品、その他の化学物質の定性・定量法の基本的知識を修得する。 ・非水滴定、キレート滴定、沈殿滴定、酸化還元滴定について説明することができる。 [DP2:専門的知識] |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 非水滴定(標準液の調製と標定) C-2-2(6) | 講義 | 非水滴定に用いる標準液をノートに列挙し、ファクターの決定方法をまとめる(60分) 提出課題の作成(30分) |
【2】 | 非水滴定(医薬品の滴定) C-2-2(6),(9) | 講義 | 非水滴定に用いる医薬品をノートに列挙し、定量方法をまとめる(60分) 提出課題の作成(30分) 提出課題の作成(60分) |
【3】 | 錯体・キレート平衡について C-2-2(7) | 講義 | 錯体とキレート平衡についてノートにまとめる(60分) 提出課題の作成(30分) |
【4】 | 錯体形成・配位子 C-2-2(7) | 講義 | 錯体形成と配位子についてノートにまとめる(60分) 提出課題の作成(30分) |
【5】 | キレート滴定・指示薬 キレート滴定を用いた医薬品の定量 C-2-2(8),(9) | 講義 | キレート滴定に用いる標準液をノートに列挙し、それを用いた医薬品の定量法法についてまとめる(60分) 提出課題の作成(30分) |
【6】 | 沈殿平衡(溶解度と溶解度積) C-2-2(7) | 講義 | 沈殿平衡についてノートにまとめる(60分) 提出課題の作成(30分) |
【7】 | 沈殿滴定(標準液の調製と標定) C-2-2(8) | 講義 | 沈殿滴定の標準液の作成と標定についてノートにまとめる(60分) 提出課題の作成(30分) 提出課題の作成(30分) |
【8】 | 沈殿滴定を用いた医薬品の定量 C-2-2(8),(9) | 講義 | 沈殿滴定を利用した医薬品の定量法をノートにまとめる(60分) 提出課題の作成(30分) |
【9】 | 酸化と還元 C-2-2(7) | 講義 | 酸化と還元についてノートにまとめる(60分) 提出課題の作成(30分) |
【10】 | 酸化還元電位(標準電極電位) C-2-2(7) | 講義 | 酸化還元電位についてその意義をノートにまとめる(60分) 提出課題の作成(30分) |
【11】 | 酸化還元平衡(起電力とネルンスト式) C-2-2(7) | 講義 | 酸化還元平衡とネルンストの式についてノートにまとめる(60分) 提出課題の作成(30分) |
【12】 | 酸化還元滴定(滴定曲線) C-2-2(7) | 講義 | 酸化還元滴定の滴定曲線についてノートにまとめる(60分) 提出課題の作成(30分) |
【13】 | 酸化還元滴定(過マンガン酸塩滴定) C-2-2(8),(9) | 講義 | 過マンガン酸塩滴定法を利用する医薬品の定量についてノートにまとめる(60分) 提出課題の作成(30分) |
【14】 | 酸化還元滴定(ヨウ素滴定) C-2-2(8),(9) | 講義 | ヨウ素滴定法を利用する医薬品の定量についてノートにまとめる(60分) 提出課題の作成(30分) |
【15】 | 分配平衡・イオン交換平衡 C-2-2(4) | 講義 | 分配平衡・イオン交換平衡について国家試験の問題をノートにまとめる(60分) |
評価方法 |
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筆記試験(100%) 課題の解答・解説は、google classroomにて配布。 定期試験の総評・解説は、google classroomに掲載する。(試験結果の詳細に関しては対面で質問対応します) |
教科書 |
「パートナー 分析化学 I 改訂第4版」(南江堂) |
参考図書 |
「第十八改正日本薬局方」(厚労省:解説無し):https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000066530.html 「第十八改正・日本薬局方解説書」(廣川書店) 「分析化学の基礎−定量的アプローチ−」(化学同人)・・・平衡を詳しく知りたい人向け。 |
備考 |
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本講義は、本講義前の基礎化学(1年前期)、物質化学(1年前期)、分析化学1(1年前期)の内容と関連する。 【対応コアカリキュラム学習目標】 C-2-2 溶液の化学平衡と容量分析法 3)様々な反応において、反応が起こっているにも関わらず反応に関わる物質の量の変化が現れなくなる現象を説明する。 4)物質の量を測定するための様々な方法の原理を理解し、操作法と応用例について説明する。 【DP配分】 DP2:1.5 薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、該当科目の単位数を配分(DP1〜DP7の合計が科目の単位数となる) 【担当教員】 中島勝幸 【オフィスアワー】月曜日〜金曜日16:00−18:00, 場所:21号館1F機器分析センター(NMR室)21-0106 【実務実績】平成5年4月〜平成9年3月 杏林製薬(株)合成研究センター勤務 【科目ナンバー】1HPA108L |