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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 14546 | 担当教員名 | 鈴木 真也 | 単位 | 1.5単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 24カリ3年 |
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授業概要 |
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健康の概念、疾病予防の概念、健康指標としての各種人口統計値、疾病統計値を列挙し、その推移、意味を説明する。 リスク要因の評価指標値について説明し、それらを計算できるよう演習を行う。 感染症や疾病予防対策に関す現状の施策を概説し、今後の対策について考察、討議する。 |
到達目標 |
人間集団(社会)の健康維持・増進に必要な統計情報の意味や利用方法を習得する。疾病の要因や原因を明らかにするための統計的解析方法(疫学)を理解し、演習を通してその指標値の計算方法を習得する。感染症や生活習慣病の発症動向等を把握し、その対策に関する規制・制度や関連法規の理解のもとに施策や予防方法について検証、評価する態度を身に付ける。(DP2:専門的知識)(DP3:情報・科学技術活用能力)(DP6:社会貢献力) |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 公衆衛生学総論 公衆衛生学の歴史、疾病構造の変化、環境適応 E1-1(2). | 講義、演習 | ノートの整理、演習問題の復習、プリント内容の理解、復習(教科書pp1〜4 )(30分) |
【2】 | 世界人口の推移、人口静態統計、国勢調査、日本の人口動向 E1-1(4). B5-1(1) | 講義、演習 | ノートの整理、演習問題の復習、プリント内容の理解、復習(教科書pp5〜12 )(30分) |
【3】 | 日本の人口構成、人口動態統計、出生統計、死亡統計概要 E1-1(4).B5-1(1) | 講義、演習 | ノートの整理、演習問題の復習、プリント内容の理解、復習(教科書pp13〜20)(30分) |
【4】 | 死亡統計(年齢調整死亡率、死因別死亡率) E1-1(4). B5-1(1) | 講義、演習 | ノートの整理、演習問題の復習、プリント内容の理解、復習(教科書pp21〜26)(30分) |
【5】 | 死亡統計(生命表,平均寿命(余命)、傷病統計 E1-1(4).B5-1(1) | 講義、演習 | ノートの整理、演習問題の復習、プリント内容の理解、復習(教科書pp27〜35)(30分) |
【6】 | 疫学総論、疫学の三要因、疫学各論(記述疫学、症例対照研究) 疫学指標値計算演習 E1-1(1)E1-1-2(3) | 講義、演習 | ノートの整理、演習問題の復習、プリント内容の理解、復習(教科書pp37〜40)(30分) |
【7】 | 疫学各論(コホート研究、介入研究、その他、各方法の比較)疫学指標値計算演習 E1-1(1) E1-1-2(3) | 講義、演習 | ノートの整理、演習問題の復習、プリント内容の理解、復習(教科書pp41〜47)(30分) |
【8】 | 疫学による因果関係の推定、誤差要因、疫学的手法まとめ E1-2(3) | 講義、演習 | ノートの整理、演習問題の復習、プリント内容の理解、復習(教科書pp48〜54)(30分) |
【9】 | 疾病予防、感染症3要因(感染源、感染経路、宿主感受性)E1-2(1) E1-1-2(2). | 講義、演習 | ノートの整理、演習問題の復習、プリント内容の理解、復習(教科書pp55〜61)(30分) |
【10】 | 感染症対策(予防接種、予防接種法) E1-2(3,5,6) | 講義、演習 | ノートの整理、演習問題の復習、プリント内容の理解、復習(教科書pp62〜68)(30分) |
【11】 | 感染症対策(感染症法、感染症に関わる法律、用語) E1-2(5,6) | 講義、演習 | ノートの整理、演習問題の復習、プリント内容の理解、復習(教科書pp69〜84)(30分) |
【12】 | 感染症各論(感染源、感染経路、発生動向) E1-2(4,6,7) | 講義、演習 | ノートの整理、演習問題の復習、プリント内容の理解、復習(教科書pp85〜105, pp106〜113)(30分) |
【13】 | 感染症に関するリスクコミュニケーション、演習 E1-2(8,9). | 講義、演習 | 疑問点の整理、レポート作成(120分) |
【14】 | 生活習慣病の概要、発生動向、生活習慣病の予防 E1-1(4). E1-1(6). | 講義、演習 | ノートの整理、演習問題の復習、プリント内容の理解、復習(教科書pp113〜123)(30分) |
【15】 | 母子保健,学校保健、労働衛生,衛生行政、まとめ E1-1(7). | 講義、演習 | ノートの整理、演習問題の復習、プリント内容の理解、復習(60分) |
評価方法 |
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試験の点数(93%), SGD、レポート(7%) SGD、レポートについてはルーブリックを用いて評価する。 試験の解答、解説、講評については、Classroomに掲載する。 |
教科書 |
衛生薬学-健康と環境- 永沼 章他編 改訂第6版 (丸善) |
参考図書 |
「必携衛生試験法」第3版 2021年版 金原出版 |
備考 |
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本講義は、本講義前の環境衛生学1(3年前期)の内容と関連する。 身の回りの健康事象や環境問題に対し、科学的な視点から興味を持ってほしい。 対応コアカリキュラム学修目標 E-1-1 環境要因によって起こる疾病の予防と健康被害の防止 1)人の健康の維持・増進のために、公衆衛生上の課題の疫学的解析の手法と、これに基づいて解決策を見出すプロセスについて説明する。 2)社会や集団において環境要因によって起こる様々な疾病や健康被害について、関連する情報の収集・解析と評価に基づいて適切に予防・防止することの必要性を説明する。 4)環境要因によって起こる疾病や健康被害に対する予防策や防止策の効果を検証・評価する。 E-1-2 人の健康を脅かす感染症の予防とまん延防止 1)人の健康の維持・増進のために、人の健康を脅かす感染症について、関連する情報の収集・解析と評価に基づいて適切に予防・まん延防止することの必要性を説明する。 2)発生した感染症について、感染状況や保健・医療体制の把握、社会的な影響や国際的な動向の解析と関連する規制・制度や関連法規の理解のもとに、実効性のある予防策やまん延防止策を立案する。 3)感染症に対する予防策やまん延防止策の効果を検証・評価する。 B-5-1 保健医療統計 2)保健医療に関する統計手法の基本的な考え方を理解し、データを正しく取扱い、解釈する。 「DP配分」DP2:1 DP3:0.2 DP6:0.3 担当教員:鈴木真也 オフィスアワー(鈴木):木曜日12:40〜13:10、金曜日16:20〜17:00 場所:21-0703 (実務経験なし)科目ナンバー:1HEH305L |