徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    製剤学(Pharmaceutics)

科目番号14549担当教員名宗野 真和単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次24カリ3年
授業概要
・製剤化の意義と製剤の性質を理解するために、薬物と製剤材料の物性、製剤設計、試験法および薬物送達システムに関する事項を修得する
到達目標
・製剤化で利用する医薬品添加物や、製剤機械及び製造工程、また製剤の品質確保のための容器、包装、製剤試験法、生物学的同等性について説明することができる。[DP2:専門的知識]
・製剤の種類と特性を理解した上で、薬物送達システム(DDS:Drug Delivery System)の利用について説明できる。[DP2:専門的知識]
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】日本薬局方通則および製剤総則:
・日本薬局方の意義と構成 D-5-2(1)
・日本薬局方収載の生物学的定量法 D-5-2(1)
講義と演習予習:日本薬局方の閲覧、教科書p.245-p.258熟読,
復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(30分)
【2】製剤各論:代表的な製剤
・製剤化の概要と意義 D-5-2(1)
講義と演習予習:教科書p.259-p.260熟読,
復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(30分)
【3】製剤各論:代表的な製剤
・剤形の分類と特徴 D-5-2(1)
講義と演習予習:教科書p.261-p.273熟読,
復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(30分)
【4】製剤各論:代表的な製剤
・剤形各論 D-5-2(2)
講義と演習予習:教科書p.274-p.327熟読,
復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(30分)
【5】製剤各論:代表的な製剤
・剤形各論 D-5-2(2)
講義と演習予習:教科書p.274-p.327熟読,
復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(30分)
【6】製剤各論:代表的な製剤
・剤形各論 D-5-2(2)
講義と演習予習:教科書p.274-p.327熟読,
復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(30分)
【7】製剤各論:代表的な製剤
・無菌製剤 D-5-2(2)
講義と演習予習:教科書p.274-p.327熟読,
復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(30分)
【8】ドラッグデリバリーシステム:
・DDS の必要性 D-5-3(1)
・コントロールドリリース(放出制御) D-5-3(1)
講義と演習予習:教科書p.357-p.364熟読,
復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(30分)
【9】ドラッグデリバリーシステム:
・ターゲティング(標的指向化) D-5-3(1)
・吸収改善 D-5-3(1)
講義と演習予習:教科書p.364-p.387熟読,
復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(30分)
【10】製剤材料と医薬品添加剤:製剤化と製剤試験法
・代表的な医薬品添加物の種類・用途・性質 D-5-2(2)
講義と演習予習:教科書p.393-p.410熟読,
復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(30分)
【11】単位操作と製剤機械:製剤化と製剤試験法
・製剤化の単位操作、汎用される製剤機械および製造工程 D-5-2(2)
講義と演習予習:教科書p.393-p.410熟読,
復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(30分)
【12】製剤の品質試験と評価:製剤化と製剤試験法
・汎用される容器、包装の種類や特徴 D-5-2(3)
講義と演習予習:教科書p.393-p.410熟読,
復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(30分)
【13】製剤の品質試験と評価:製剤化と製剤試験法
・製剤に関連する試験法 D-5-2(2)
講義と演習予習:教科書p.448-p.492熟読,
復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(30分)
【14】製剤の品質試験と評価:製剤化と製剤試験法
・製剤に関連する試験法 D-5-2(2)
講義と演習予習:教科書p.448-p.492熟読,
復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(30分)
【15】医薬品開発と品質保証:医薬品等の品質、有効性及び安全性の確保
・まとめ D-5-2(4)
講義と演習予習:教科書p.499-p.511熟読,
復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(30分)
評価方法
試験(90%),レポート演習(10%)
試験、レポート等に対する解説・講評は、科目クラスルームまたは個別面談等で行う。
教科書
・New パワーブック物理薬剤学・製剤学 第3版(廣川書店)
参考図書
・「第十八改正日本薬局方解説書」(廣川書店)
・HANDY INTELLIGENCE 日本薬局方18(京都廣川書店)
・「薬局方試験法・概要と演習」(廣川書店)
・臨床製剤学(南江堂)
・DDS-薬学が語るDDSの世界-(京都廣川書店)
・解説の無い第十七改正日本薬局方は厚生労働省のホームページからダウンロードできます。
  http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/yakkyoku/
備考
・本講義は,生物薬剤学(3年前期),物理薬剤学(3年前期)、薬剤学実習(3年前期)、薬物動態学(3年後期),臨床薬物動態学(4年前期)の内容と関連する。

【対応コアカリキュラム学修目標】
D-5-2 製剤設計
1)製剤の種類と特性、及び製剤の投与(適用)方法、保存方法等を理解するとともに、適切な調剤方法や、患者に説明すべき事項を説明する。
2)製剤化で利用する医薬品添加物や、製剤機械及び製造工程、また製剤の品質確保のための容器、包装、製剤試験法、生物学的同等性について説明する。
D-5-3
1)DDSの概念と技術、更に薬物の物性や薬物動態学的特徴に基づいた最適なDDSの利用について説明する。

【DP配分】 DP2:1.5

【担当教員】:宗野 真和
【実務経験】:なし 
【オフィスアワー】水・木曜日 16:30〜17:30 場所:21-1104
【科目ナンバー】1HPT305L