徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    消化器系疾患の薬物学 Pharmacology of Gastrointestinal Diseases

科目番号14557担当教員名古谷 和春単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次24カリ3年
授業概要
消化器(食道、胃、小腸、大腸、肝臓、膵臓、胆嚢など)系疾患の病態とそれらの治療薬の薬理作用・作用機序・副作用・相互作用・臨床応用などを概説する。
到達目標
消化器系疾患の治療薬の薬理作用、作用機序、副作用、相互作用及び臨床応用などを生理機能と結びつけて理解し、治療薬を正しく評価できる知識と能力を身につける [DP2:専門的知識、DP7:薬物治療実践能力]。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】講義オリエンテーション
消化性潰瘍、胃炎の病態、治療薬、薬物治療について講義する。D-2-11
講義講義前:食道・胃・小腸の機能や構造を復習
講義後:消化性潰瘍、胃炎の病態や治療薬を復習
自主学習時間:0.5時間
【2】胃食道逆流症の病態、治療薬、薬物治療について講義する。D-2-11講義講義前:前回の講義を復習、胃食道逆流症の病態や治療薬を予習
講義後:胃食道逆流症の病態、治療薬、薬物治療を復習
自主学習時間:0.5時間
【3】クローン病・潰瘍性大腸炎の病態、薬物治療について講義する。D-2-11講義講義前:食道・胃・小腸・大腸の機能や構造を復習
講義後:クローン病と潰瘍性大腸炎の病態の相違点や治療薬を復習
自主学習時間:0.5時間
【4】クローン病・潰瘍性大腸炎の治療薬の特徴(薬理作用、作用機序、副作用、相互作用)について講義する。D-2-11講義講義前:前回の講義を復習、クローン病と潰瘍性大腸炎の治療薬の薬理を予習
講義後:クローン病と潰瘍性大腸炎の治療薬の薬理を復習
自主学習時間:0.5時間
【5】腸炎の病態、薬物治療について講義する。D-2-11講義講義前:大腸の機能や構造を復習
講義後:腸炎の原因、病態、治療薬を復習
自主学習時間:0.5時間
【6】過敏性大腸症候群の病態、治療薬、薬物治療について講義する。D-2-11
下痢・便秘の病態、薬物治療およびそれらの治療薬の特徴(薬理作用、作用機序、副作用、相互作用)について講義する。D-2-11
講義講義前:過敏性腸症候群の病態、治療薬を予習
講義後:過敏性腸症候群の病態、治療薬、薬物治療を復習
自主学習時間:0.5時間
【7】虫垂炎の病態、薬物治療およびそれらの治療薬の特徴(薬理作用、作用機序、副作用、相互作用)について講義する。D-2-11
中間試験
講義講義前:虫垂の機能や構造を復習、中間試験のための復習
講義後:虫垂炎の原因、病態、治療薬の薬理を復習
自主学習時間:0.5時間
【8】肝疾患の病態、薬物治療について講義する。D-2-11講義講義前:肝臓の機能や構造を復習
講義後:A〜C型ウイルス性肝炎、肝硬変の原因、病態、治療薬を復習
自主学習時間:0.5時間
【9】肝疾患の治療薬の特徴(薬理作用、作用機序、副作用、相互作用)について講義する。D-2-11講義講義前:前回の講義を復習
講義後:A〜C型ウイルス性肝炎、肝硬変の治療薬の薬理を復習
自主学習時間:0.5時間
【10】肝疾患の薬物治療について講義する。D-2-11講義講義前:前回の講義を復習
講義後:A〜C型ウイルス性肝炎、肝硬変の薬物治療を復習
自主学習時間:0.5時間
【11】胆石症・胆道炎の病態、薬物治療およびそれらの治療薬の特徴(薬理作用、作用機序、副作用、相互作用)について講義する。D-2-11講義講義前:肝臓、胆嚢、胆道の機能や構造、抗菌薬について復習
講義後:胆石症と胆道炎の原因、病態、治療薬について復習
自主学習時間:0.5時間
【12】膵炎の病態、薬物治療およびそれらの治療薬の特徴(薬理作用、作用機序、副作用、相互作用)について講義する。D-2-11講義講義前:膵臓の機能や構造を復習
講義後:膵炎の原因、病態、治療薬の薬理、糖尿病との関係を復習
自主学習時間:0.5時間
【13】痔の病態、薬物治療およびそれらの治療薬の特徴(薬理作用、作用機序、副作用、相互作用)について講義する。D-2-11講義講義前:大腸・肛門の機能や構造を復習
講義後:痔の原因、分類、病態、治療薬を復習
自主学習時間:0.5時間
【14】悪心・嘔吐の病態、薬物治療およびそれらの治療薬の特徴(薬理作用、作用機序、副作用、相互作用)について講義する。D-2-11講義講義前:嘔吐中枢について復習
講義後:制吐薬の薬理を復習
自主学習時間:0.5時間
【15】まとめ要点の復習講義全体の復習
自主学習時間:0.5時間
評価方法
出席(5%)、予習レポート提出(5%)、中間試験(10%)、本試験(80%)
中間試験、本試験の解答・解説についてはGoogle Classroomに掲載する。
試験終了後、希望者には個別面談を通じて成績を開示する。
教科書
田中 千賀子、加藤 隆一、成宮 周(編)「NEW薬理学(改訂第7版)」(南江堂)
吉尾 隆ら (編)「visual core pharma 薬物治療学(改訂第13版)」 (南山堂)
参考図書
今日の治療薬(南江堂)、今日の治療指針(医学書院)、清野裕(日本語版監修)病態に基づく臨床薬理学(メディカル・サイエンスインターナショナル)、「病気がみえるVol.1 消化器 第6版 」(メディックメディア)
備考
科目No.1HPC308L
薬学教育モデルコアカリキュラム D-2 薬物治療につながる薬理・病態  / 11 「消化器系の疾患と薬物学」に対応。
なお、本講義は、人体構造学・機能学(1年後期)、生理学1,2(2年前・後期)、病態検査学(2年後期)、基礎薬理学(2年後期)と関連する。
DP配分 DP2:1、DP7:0.5
担当教員:古谷和春
オフィスアワー:月曜日17:00〜18:00、木曜日17:00〜18:00 場所:21-0805
実務経験:なし