徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    中枢神経系疾患の薬物学 (Pharmacology of Central Nervous System Diseases)

科目番号14558担当教員名古谷 和春単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次24カリ3年
授業概要
中枢神経系の疾患の薬、病態、治療に関する知識を修得し、医薬品の作用する過程を理解する。
到達目標
医薬品を薬効に基づいて適正に使用できるようになることと、薬物の生体内における作用に関する基本的事項を修得する。 
[DP2:専門的知識、DP7:薬物治療実践能力]
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】講義オリエンテーション
神経細胞の生物学、不眠症、Narcolepsy(ナルコレプシー)の病態(病態生理、症状等)、薬物治療(医薬品の選択等)について D-2-5-1)、D-2-5-2)、D-2-5-3)、D-2-5-4)
講義と問題演習予習:事前配布資料を熟読し疑問点を明確にしておく。復習:教科書の該当範囲を熟読し理解を深める。(30分)
【2】催眠薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用について D-2-5-2)、D-2-5-3)、D-2-5-4)講義と問題演習予習:事前配布資料を熟読し疑問点を明確にしておく。復習:教科書の該当範囲を熟読し理解を深める。(30分)
【3】全身麻酔薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用について D-2-2-1)、D-2-2-2)、D-2-2-3)、D-2-2-4)講義と問題演習予習:事前配布資料を熟読し疑問点を明確にしておく。復習:教科書の該当範囲を熟読し理解を深める。(30分)
【4】麻薬性鎮痛薬・非麻薬性鎮痛薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用(WHO 三段階除痛ラダーを含む)について  D-2-3-1)、D-2-3-2)、D-2-3-3)講義と問題演習予習:事前配布資料を熟読し疑問点を明確にしておく。復習:教科書の該当範囲を熟読し理解を深める。(30分)
【5】てんかんの病態(病態生理、症状等)、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、薬物治療(医薬品の選択等)について D-2-5-1)、D-2-5-2)、D-2-5-3)、D-2-5-4)講義と問題演習予習:事前配布資料を熟読し疑問点を明確にしておく。復習:教科書の該当範囲を熟読し理解を深める。(30分)
【6】Parkinson(パーキンソン)病の病態(病態生理、症状等)、薬物治療(医薬品の選択等)について D-2-5-1)、D-2-5-2)、D-2-5-3)、D-2-5-4)講義と問題演習予習:事前配布資料を熟読し疑問点を明確にしておく。復習:教科書の該当範囲を熟読し理解を深める。(30分)
【7】Parkinson(パーキンソン)病治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)について D-2-5-1)、D-2-5-2)、D-2-5-3)、D-2-5-4)
中間試験
講義と問題演習予習:事前配布資料を熟読し疑問点を明確にしておく。復習:教科書の該当範囲を熟読し理解を深める。(30分)
【8】統合失調症の病態(病態生理、症状等)、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、薬物治療(医薬品の選択等)について D-2-5-1)、D-2-5-2)、D-2-5-3)、D-2-5-4)講義と問題演習予習:事前配布資料を熟読し疑問点を明確にしておく。復習:教科書の該当範囲を熟読し理解を深める。(30分)
【9】脳血管疾患(脳内出血、脳梗塞(脳血栓、脳塞栓、一過性脳虚血)、くも膜下出血)の病態(病態生理、症状等)、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、薬物治療(医薬品の選択等)について D-2-5-1)、D-2-5-2)、D-2-5-3)、D-2-5-4)講義と問題演習予習:事前配布資料を熟読し疑問点を明確にしておく。復習:教科書の該当範囲を熟読し理解を深める。(30分)
【10】認知症(Alzheimer(アルツハイマー)型認知症、脳血管性認知症等)の病態(病態生理、症状等)、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、薬物治療(医薬品の選択等)について D-2-5-1)、D-2-5-2)、D-2-5-3)、D-2-5-4)講義と問題演習予習:事前配布資料を熟読し疑問点を明確にしておく。復習:教科書の該当範囲を熟読し理解を深める。(30分)
【11】うつ病、躁うつ病(双極性障害)の病態(病態生理、症状等)、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、薬物治療(医薬品の選択等)について D-2-5-1)、D-2-5-2)、D-2-5-3)、D-2-5-4)講義と問題演習予習:事前配布資料を熟読し疑問点を明確にしておく。復習:教科書の該当範囲を熟読し理解を深める。(30分)
【12】不安神経症(パニック障害と全般性不安障害)、心身症、片頭痛の病態(病態生理、症状等)、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、薬物治療(医薬品の選択等)について D-2-5-1)、D-2-5-2)、D-2-5-3)、D-2-5-4)講義と問題演習予習:事前配布資料を熟読し疑問点を明確にしておく。復習:教科書の該当範囲を熟読し理解を深める。(30分)
【13】中枢興奮薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用について D-1-3-3)、D-2-5-3)講義と問題演習予習:事前配布資料を熟読し疑問点を明確にしておく。復習:教科書の該当範囲を熟読し理解を深める。(30分)
【14】脳炎・髄膜炎、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、薬物依存症、アルコール依存症について  D-2-5-1)、D-2-5-2)、D-2-5-3)、D-2-5-4)講義と問題演習予習:事前配布資料を熟読し疑問点を明確にしておく。復習:教科書の該当範囲を熟読し理解を深める。(30分)
【15】総まとめ講義と問題演習予習:事前配布資料を熟読し疑問点を明確にしておく。復習:教科書の該当範囲を熟読し理解を深める。(30分)
評価方法
出席(5%)、予習レポート提出(5%)、中間試験(10%)、本試験(80%)
中間試験、本試験の解答・解説についてはGoogle Classroomに掲載する。
試験終了後、希望者には個別面談を通じて成績を開示する。
教科書
田中 千賀子、加藤 隆一、成宮 周(編)「NEW薬理学(改訂第7版)」(南江堂)
吉尾 隆ら (編)「visual core pharma 薬物治療学(改訂第13版)」 (南山堂)
参考図書
「薬がみえる vol.1」(メディックメディア)
「病気がみえるVol.7 脳・神経 第2版 」(メディックメディア)
「ギャノング生理学 第25版」(丸善出版)
備考
科目ナンバー: 1HPC302L
薬学教育モデルコアカリキュラム D-1 薬物の作用と整体の変化 / 3 「医薬品の安全性」のうち 3) 薬物の適正使用、薬物中毒、薬物依存、薬物乱用の作用メカニズム、D-2 薬物治療につながる薬理・病態  / 2 「鎮痛作用を有する薬物」、3「麻酔薬」、5「中枢神経系、精神系の疾患と薬物学」に対応。
この講義は本講義前に開講される基礎薬理学(2年後期)と関連する。 
DP配分 DP2:1、DP7:0.5
担当教員:古谷和春
オフィスアワー:月曜日17:00〜18:00、木曜日17:00〜18:00 場所:21-0805
実務経験:なし