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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 14561 | 担当教員名 | 中村 敏己 | 単位 | 1.5単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 24カリ4年 |
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授業概要 |
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悪性腫瘍の定義、組織型、病気分類、疫学について講義を行います。さらに、各種悪性腫瘍の病態とその治療薬の薬理および臨床適応、各種主要レジメンおよび副作用対策、緩和ケアについて講義を行います。 |
到達目標 |
悪性新生物に作用する医薬品の薬理および疾患の病態・薬物治療に関する基本的知識を修得し、治療に必要な情報収集・解析および医薬品の適正使用に関する基本的事項を身につける。がん化学療法による副作用およびその対策、緩和ケアとその薬物療法について理解する。〔DP2:専門知識、DP7:薬物治療実践能力〕 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 悪性腫瘍総論 悪性腫瘍 1 腫瘍の定義、2 組織型分類、病期分類、検査、疫学、3薬物治療の位置づけD-2-16(1),(2) | 講義、演習 | 予習「NEW薬理学」「visual core pharma薬物治療学」により、講義内容について予習する。 復習:講義内容及び出題問題を復習して、理解を高める。 (1時間) |
【2】 | 抗悪性腫瘍薬1 悪性腫瘍の薬、病態、治療 1 薬理作用、機序、主な副作用、相互作用、組織移行性、2耐性獲得機構D-2-16(1),(2),(3) | 講義、演習 | 予習「NEW薬理学」「visual core pharma薬物治療学」により、講義内容について予習する。 復習:講義内容及び出題問題を復習して、理解を高める。 (1時間) |
【3】 | 抗悪性腫瘍薬2 悪性腫瘍の薬、病態、治療 1 薬理作用、機序、主な副作用、相互作用、組織移行性、2耐性獲得機構D-2-16(1),(2),(3) | 講義、演習 | 予習「NEW薬理学」「visual core pharma薬物治療学」により、講義内容について予習する。 復習:講義内容及び出題問題を復習して、理解を高める。 (1時間) |
【4】 | 抗悪性腫瘍薬3 悪性腫瘍の薬、病態、治療 1 薬理作用、機序、主な副作用、相互作用、組織移行性、2耐性獲得機構D-2-16(1),(2),(3) | 講義、演習 | 予習「NEW薬理学」「visual core pharma薬物治療学」により、講義内容について予習する。 復習:講義内容及び出題問題を復習して、理解を高める。 (1時間) |
【5】 | 抗悪性腫瘍薬の構造 化学構造と薬効 1 基本構造と薬効の関連D-2-16(1),(2),(3) | 講義、演習 | 予習「NEW薬理学」「visual core pharma薬物治療学」により、講義内容について予習する。 復習:講義内容及び出題問題を復習して、理解を高める。 (1時間) |
【6】 | 悪性腫瘍各論1 悪性腫瘍の薬、病態、治療 白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、骨肉腫D-2-16(1),(2),(3) | 講義、演習 | 予習「NEW薬理学」「visual core pharma薬物治療学」により、講義内容について予習する。 復習:講義内容及び出題問題を復習して、理解を高める。 (1時間) |
【7】 | 悪性腫瘍各論2 悪性腫瘍の薬、病態、治療 消化器系の悪性腫瘍D-2-16(1),(2),(3) | 講義、演習 | 予習「NEW薬理学」「visual core pharma薬物治療学」により、講義内容について予習する。 復習:講義内容及び出題問題を復習して、理解を高める。 (1時間) |
【8】 | 悪性腫瘍各論3 悪性腫瘍の薬、病態、治療 肺癌、頭頸部・感覚器の悪性腫瘍D-2-16(1),(2),(3) | 講義、演習 | 予習「NEW薬理学」「visual core pharma薬物治療学」により、講義内容について予習する。 復習:講義内容及び出題問題を復習して、理解を高める。 (1時間) |
【9】 | 悪性腫瘍各論4 悪性腫瘍の薬、病態、治療 生殖器、腎・尿路系の悪性腫瘍、乳癌D-2-16(1),(2),(3) | 講義、演習 | 予習「NEW薬理学」「visual core pharma薬物治療学」により、講義内容について予習する。 復習:講義内容及び出題問題を復習して、理解を高める。 (1時間) |
【10】 | 副作用1 悪性腫瘍の薬、病態、治療 3 主な副作用D-2-16(1),(2),(3),(4) | 講義、演習 | 予習「NEW薬理学」「visual core pharma薬物治療学」により、講義内容について予習する。 復習:講義内容及び出題問題を復習して、理解を高める。 (1時間) |
【11】 | 副作用2 悪性腫瘍の薬、病態、治療 3 主な副作用D-2-16(1),(2),(3),(4) | 講義、演習 | 予習「NEW薬理学」「visual core pharma薬物治療学」により、講義内容について予習する。 復習:講義内容及び出題問題を復習して、理解を高める。 (1時間) |
【12】 | 緩和医療 がん終末期医療と緩和ケア 1 がん終末期の病態と治療 2 がん性疼痛の病態と薬物治療D-2-17(1),(2) | 講義、演習 | 予習「NEW薬理学」「visual core pharma薬物治療学」により、講義内容について予習する。 復習:講義内容及び出題問題を復習して、理解を高める。 (1時間) |
【13】 | 悪性腫瘍治療1 悪性腫瘍の薬、病態、治療 化学療法のレジメン 悪性腫瘍の薬物治療D-2-16(1),(2),(3),(4) | 講義、演習 | 予習「NEW薬理学」「visual core pharma薬物治療学」により、講義内容について予習する。 復習:講義内容及び出題問題を復習して、理解を高める。 (1時間) |
【14】 | 悪性腫瘍治療1 悪性腫瘍の薬、病態、治療 化学療法のレジメン 悪性腫瘍の薬物治療D-2-16(1),(2),(3),(4) | 講義、演習 | 予習「NEW薬理学」「visual core pharma薬物治療学」により、講義内容について予習する。 復習:講義内容及び出題問題を復習して、理解を高める。 (1時間) |
【15】 | 悪性腫瘍治療1 悪性腫瘍の薬、病態、治療 化学療法のレジメン 悪性腫瘍の薬物治療D-2-16(1),(2),(3),(4) | 講義、演習 | 予習「NEW薬理学」「visual core pharma薬物治療学」により、講義内容について予習する。 復習:講義内容及び出題問題を復習して、理解を高める。 (1時間) |
評価方法 |
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試験(100%);中間試験と本試験の合計で評価する。解説・講評については個別に実施するため、各自、教員室へ来てください。 |
教科書 |
田中千賀子ら(編)「NEW薬理学(改訂第7版)」 南江堂 吉尾 隆ら (編)「visual core pharma薬物治療学(改訂第10版)」 南山堂 |
参考図書 |
「がん治療と化学療法」じほう、「がん治療副作用マニュアル」南江堂、「がんの薬物治療学」化学同人、「今日の治療薬」南江堂 講義資料、DVD:「病気の成因と病態」・「悪性腫瘍の治療薬」医学映像教育センター |
備考 |
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本講義は基礎薬理学、薬局実習、病院実習の内容と関係する。 【対応コアカリキュラム学習目標】 D-2-16 悪性腫瘍(がん)と治療薬 1)悪性腫瘍(がん)の発症メカニズムを生体の恒常性と関連付けた上で、異常反応としての病態を説明する。 2)治療薬の作用メカニズムと病態を関連付けて説明する。 3)治療薬の作用メカニズムと耐性獲得メカニズム及び耐性出現への対応を関連付けて説明する。 4)治療薬の作用メカニズムと有害反応(副作用)を関連付けて説明する。 5)疾患治療における薬物治療の一般的な位置づけ及び同種・同効薬の類似点と相違点を把握し、疾患へ適用する根拠を説明する。 D-2-17 緩和医療と治療薬 1)がんに伴う疼痛や終末期症状のメカニズムを生体の恒常性と関連付けた上で、異常反応としての病態を説明する。 2)慢性疼痛(非がん性)、神経因性疼痛の発生メカニズムを生体の恒常性と関連付けて説明し、異常反応としての病態と関連付ける。 3)治療薬の作用メカニズムと病態を関連付けて説明する。 4)治療薬の作用メカニズムと有害反応(副作用)及びその対処法を関連付けて説明する。 5)疾患治療における薬物治療の一般的な位置づけ及び同種・同効薬の類似点と相違点を把握し、疾患へ適用する根拠を説明する。 【DP配分】 DP2:1.0, DP7:0.5 薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を分配 (PD1〜7の合計が科目の単位数となる) 【担当教員】 中村敏己、加来裕人 【オフィスアワー】 月・火曜日17:00〜18:00 場所:21-0404 【実務経験】 1997年4月〜2021年3月 徳島大学病院 薬剤師 【科目ナンバー】 1HOC410L |