徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    代謝系疾患の薬物学 Pharmacology of Metabolic Diseases

科目番号14563担当教員名末永　みどり単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次24カリ4年
授業概要
代謝系疾患（糖尿病、脂質代謝異常症、高尿酸血症・痛風）及び骨疾患（骨粗鬆症、骨軟化症など）の病態とそれらの治療薬の薬理作用・作用機序・副作用・臨床応用など学ぶ。
到達目標
代謝系疾患の病態・原因・合併症及び骨疾患の病態・原因を理解する。また、代謝系疾患の治療薬の薬理作用、作用機序、副作用及び臨床応用などを生理機能と結びつけて理解し、治療薬を正しく評価できる知識と能力を身につける。[DP2:専門的知識], [DP7:薬物治療実践能力]
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】代表的な代謝性疾患の病態および治療について概説する　D-2-6-1講義・演習講義前：代謝性疾患にはどのようなものがあるかを調べておく。
講義後：講義内容を復習する。
自主学習時間：1時間
【2】糖尿病の定義、統計、病態、原因　D-2-6-1　講義・演習講義前：生化学で学んだ、解糖系、脂肪酸代謝、インスリンの分泌メカニズムと機能を復習しておく。糖尿病の定義を理解しておく。
講義後：講義内容を復習する。
自主学習時間：1時間
【3】糖尿病の予防および治療法　D-2-6-2講義・演習講義前：糖尿病治療薬を教科書で調べる
講義後：講義内容を復習する。
自主学習時間：1時間
【4】糖尿病治療薬の特徴（薬理作用、作用機序、副作用、相互作用）　　D-2-6-2、D-2-6-3、D-2-6-4
D-2-6-3		講義・演習講義前：糖尿病治療薬の薬理作用を教科書で調べる
講義後：講義内容を復習する。
自主学習時間：1時間
【5】糖尿病の合併症およびその治療法　D-2-6-1
　		講義・演習講義前：生化学で学んだ、糖代謝や脂質代謝を復習しておく。糖尿病の合併症について教科書で調べる。
講義後：講義内容を復習する。
自主学習時間：1時間
【6】脂質異常症の定義、統計、分類、病態、原因、合併症　D-2-6-1
　		講義・演習講義前：1年生で学んだ脂質代謝について復習、脂質異常症の定義を理解しておく
講義後：講義内容を復習する。
自主学習時間：1時間
【7】脂質異常症の予防および治療法　D-2-6-2　講義・演習講義前：脂質異常症の治療法を調べる。
講義後：講義内容を復習する。
自主学習時間：1時間
【8】脂質異常症治療薬の特徴（薬理作用、作用機序、副作用、相互作用）　D-2-6-2、D-2-6-3、D-2-6-4　講義・演習講義前：脂質異常症治療薬の薬理作用を調べる。
講義後：講義内容を復習する。
自主学習時間：1時間
【9】高尿酸血症・痛風の定義、統計、病態、原因、合併症　D-2-6-1講義・演習講義前：1年生で学んだ尿酸産生について復習、高尿酸血症の定義を理解しておく
講義後：講義内容を復習する。
自主学習時間：1時間
【10】高尿酸血症・痛風の予防および治療法　D-2-6-2講義・演習講義前：高尿酸血症・痛風の治療法を調べる。
講義後：講義内容を復習する。
自主学習時間：1時間
【11】高尿酸血症・痛風治療薬の特徴（薬理作用、作用機序、副作用、相互作用）　D-2-6-2、D-2-6-3、D-2-6-4講義・演習講義前：高尿酸血症治療薬の薬理作用を調べる。。
講義後：講義内容を復習する。
自主学習時間：1時間
【12】骨粗鬆症及び骨軟化症の定義、統計、病態、原因 　D-2-6-1
　		講義・演習講義前：2年生で学んだ性ホルモン及び3年生で学んだ副甲状腺異常症について復習、骨粗鬆症および骨軟化症糖の定義を理解しておく
講義後：講義内容を復習する。
自主学習時間：1時間
【13】骨粗鬆症及び骨軟化症の薬物治療　D-2-6-2講義・演習講義前：骨粗鬆症治療薬を調べる
講義後：講義内容を復習する
自主学習時間：1時間
【14】骨粗鬆症及び骨軟化症治療薬の特徴（薬理作用、作用機序、副作用、相互作用、服用上の注意）　　D-2-6-2、D-2-6-3、D-2-6-4講義・演習講義前：骨粗鬆症治療薬の薬理作用を調べる
講義後：講義内容を復習する。
自主学習時間：1時間
【15】代謝系疾患の症例検討・まとめ演習講義全体の復習
自主学習時間：1時間
評価方法
筆記試験（ミニテスト20％、本試験80％）
テストの解説・講評は、google classroomで開示する。
教科書
重信弘毅ら（監修）NEW薬理学　改訂第7版（南江堂）
吉尾隆ら（編）薬物治療学　改訂第15版（南山堂）
参考図書
今日の治療薬（南江堂）、今日の治療指針（医学書院）、清野裕（日本語版監修）病態に基づく臨床薬理学（メディカル・サイエンスインターナショナル）、病気がみえる��（Medical Media）、薬がみえる�◆�Medical Media）
備考
本講義は、基礎生物学（１年前期）、生化学1，2（１年後期）、生理学1,2（1年後期、２年前期）、基礎薬理学（2年後期）と関連する。

【対応コアカリキュラム学修目標】
D-2-6 代謝系・内分泌系及び骨の疾患と治療薬
1)代謝・内分泌系及び骨疾患、電解質異常の発症メカニズムを生体の恒常性と関連付けた上で、異常反応としての病態を説明する。
2)治療薬の作用メカニズムと病態を関連付けて説明する。
3)治療薬の作用メカニズムと有害反応(副作用)を関連付けて説明する。
4)疾患治療における薬物治療の一般的な位置づけ及び同種・同効薬の類似点と相違点を把握し、疾患へ適用する根拠を説明する。

【DP配分】DP2：1、DP7：0.5
　薬学部の7つのディプロマポリシー（DP）への器用の度合いに基づき、当該科目の単位数を配分（DP1〜7の合計が科目の単位数となる）

【担当教員】末永みどり
【オフィスアワー】金 16:30〜18：00　場所：21-0402
【実務経験】なし
【科目ナンバー】1HPC409L