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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 14581 | 担当教員名 | 加来 裕人 | 単位 | 1.5単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 24カリ1年 |
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授業概要 |
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薬学を学ぶ上で必要な化学の基礎力を身に付け、高校化学から大学の化学(無機化学,有機化学)への橋渡しとして、物質概念、原子構造、物質量、化学反応式に関する基本的知識を修得することから講義を開始する。次いで、化学結合を学ぶ。最後に酸塩基の概念、酸化還元平衡を理解する。尚、本講義内容は週二回の集中講義による短期集中型の積み上げ型学習で習得する。また、習熟度を向上させるために補講として演習を毎週行う。演習担当教員は複数名を配置する。 |
到達目標 |
1.物質の性質,分類について、2.原子の性質,化学結合の種類について、3.分子の形、4.酸と塩基、5.酸化還元について多角的に説明できることを目標とする[DP2:専門的知識]。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 化学の不思議について概観する.さらに物質の構成粒子ならびに物質の分類 | 一斉講義形式 | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)基礎固め 化学 1章,マクマリー有機化学概説 1章 |
【2】 | 物質量と化学反応式 | 一斉講義形式 | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)基礎固め 化学 2章,マクマリー有機化学概説 1章 |
【3】 | 物質量の計算 | 一斉講義形式 | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)基礎固め 化学 2章,マクマリー有機化学概説 1章 |
【4】 | 原子の構造と電子配置 C-1-1(1) | 一斉講義形式 | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)基礎固め 化学 3章,マクマリー有機化学概説 1章 |
【5】 | 原子の性質と周期律 C-1-1(1) | 一斉講義形式 | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)基礎固め 化学 3章,マクマリー有機化学概説 1章 |
【6】 | 結合:イオン結合と共有結合 C-1-1(1) | 一斉講義形式 | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)基礎固め 化学 4章,マクマリー有機化学概説 1章 |
【7】 | 化学結合の表記法:ルイス式、ケクレ式 C-1-1(1) | 一斉講義形式 | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)基礎固め 化学 5章,マクマリー有機化学概説 1章 |
【8】 | 8電子則と分子の形 C-1-1(1)、C-3-1(2) | 一斉講義形式 | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)基礎固め 化学 5章,マクマリー有機化学概説 1章 |
【9】 | 結合の極性と電気陰性度 C-1-1(1) | 一斉講義形式 | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)基礎固め 化学 6章,マクマリー有機化学概説 1章 |
【10】 | 化学平衡 C-3-1(5) | 一斉講義形式 | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)基礎固め 化学 7章 |
【11】 | アレニウス・ブレンステッド・ルイスの酸と塩基 C-3-1(5) | 一斉講義形式 | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)基礎固め 化学 8章,マクマリー有機化学概説 1章 |
【12】 | 酸塩基平衡 C-3-1(5) | 一斉講義形式 | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)基礎固め 化学 9章 |
【13】 | 酸化還元平衡(1) C-3-1(5) | 一斉講義形式 | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)基礎固め 化学 10章 |
【14】 | 酸化還元平衡(2) C-3-1(5) | 一斉講義形式 | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)基礎固め 化学 10章 |
【15】 | まとめ | 総まとめ問題を解く | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)基礎固め 化学 1〜10章 |
評価方法 |
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講義に対応する演習試験で80%以上正解した学生を課題修了と認定し、課題修了率で評価する(100%) 課題提出時に解説や問題回答のヒントを伝達する。 |
教科書 |
1.小島一光 (著)『基礎固め 化学 第2版』(化学同人,ISBN978-4-7598-1537-5) 2.J.McMurry著,伊東,児玉訳『マクマリー有機化学概説 第7版』(東京化学同人,ISBN978-4-8079-0927-8) |
参考図書 |
J.McMurry著,伊東,児玉,荻野,深澤,通訳『マクマリー有機化学 第9版』(東京化学同人,上巻:ISBN978-4-8079-0912-4,中巻:ISBN978-4-8079-0913-1,下巻:ISBN978-4-8079-0914-8) |
備考 |
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・本講義は、本講義後の基礎有機化学(1年前期),物質化学(1年前期),物理化学1(1年前期)の内容と関連する。 【対応コアカリキュラム学修目標】 C-1-1 化学結合と化学物質・生体高分子間相互作用 1)医薬品や生体分子を形成する結合の仕組みを説明する。 C-3-1 物質の基本的性質 1)有機化合物の名前と構造表記、化学構造を関連付けて説明する。 2)有機化合物の基本的な性質や反応様式を化学構造に基づいて説明する。 【DP配分】DP2:1.5 薬学部のの7 つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を配分(DP1〜7 の合計が科目の単位数となる) 【担当教員】加来裕人,宗野真和 (この他,複数名の化学系教員が担当して補講にあたる) 【オフィスアワー】月曜日17:00〜18:00、金曜日17:00〜18:00 場所:21-0607 【実務経験】 なし 【科目ナンバー】1HCH101L |