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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 14582 | 担当教員名 | 加来 裕人 | 単位 | 1.5単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 24カリ1年 |
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授業概要 |
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基本的な有機化合物の構造、物性、反応性を理解するための基本的知識を修得する。その一環として、本講義では混成軌道について学んだ後、アルカンを例として、有機化合物の性質、反応の成り立ちなどを理解するための基本的な原理を学ぶ。さらに、化合物命名法の基礎について説明する。また、分子内運動の意味とその実際を学ぶ。尚、本講義内容は週二回の集中講義による短期集中型の積み上げ型学習で習得する。 |
到達目標 |
有機化合物のもつ構造、物性、反応性を理解するための基本的知識を修得するために,混成軌道ならびにアルカンについて十分理解し,説明できることを目標とする[DP2:専門的知識]。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | イントロダクションーー有機化学とは | 講義 | おおむね2時間 |
【2】 | 結合論再考 C-1-1(1) | 一斉講義形式 宿題 | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)マクマリー有機化学概説p1〜p7 |
【3】 | 混成軌道と分子の構造:メタンを例に(1)C-1-1(1)、C-3-2(1) | 一斉講義形式 宿題 | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)マクマリー有機化学概説p7〜p12 |
【4】 | 混成軌道と分子の構造:メタンを例に(2)C-1-1(1)、C-3-2(1) | 一斉講義形式 宿題 | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)マクマリー有機化学概説p7〜p12 |
【5】 | 混成軌道と分子の構造:エテンとエチンの場合 C-1-1(1)、C-3-2(1) | 一斉講義形式 宿題 | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)マクマリー有機化学概説p12〜p16 |
【6】 | アルカンと構造異性体 C-3-1(1),(2)、C-3-3(1) | 一斉講義形式 宿題 | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)マクマリー有機化学概説p43〜p48 |
【7】 | アルカンの命名 C-3-1(1),(2)、C-3-3(1) | 一斉講義形式 宿題 | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)マクマリー有機化学概説p48〜p52 |
【8】 | アルカン:各論 C-3-1(2)、C-3-3(1) | 一斉講義形式 宿題 | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)マクマリー有機化学概説p52〜p53 |
【9】 | エタンの立体配座 C-3-2(1)、C-3-3(1) | 一斉講義形式 宿題 | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)マクマリー有機化学概説p53〜p55 |
【10】 | プロパン,ブタンの立体配座 C-3-2(1)、C-3-3(1) | 一斉講義形式 宿題 | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)マクマリー有機化学概説p55〜p58 |
【11】 | シクロアルカンと命名 C-3-1(1),(2)、C-3-3(1) | 一斉講義形式 宿題 | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)マクマリー有機化学概説p58〜p59 |
【12】 | シクロアルカンの立体配座 C-3-2(1)、C-3-3(1) | 一斉講義形式 宿題 | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)マクマリー有機化学概説p59〜p62 |
【13】 | シクロヘキサンの立体配座 C-3-2(1)、C-3-3(1) | 一斉講義形式 宿題 | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)マクマリー有機化学概説p63〜p65 |
【14】 | シクロヘキサンの環反転 C-3-2(1)、C-3-3(1) | 一斉講義形式 宿題 | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)マクマリー有機化学概説p65〜p67 |
【15】 | まとめ | 総まとめ問題を解く | おおむね2時間(予習、復習、宿題を含む)マクマリー有機化学概説p1〜p16,p43〜p76 |
評価方法 |
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試験(100%) 試験の各答案の疑義ついては,成績入力後3日間対応する. |
教科書 |
J.McMurry著,伊東,児玉訳『マクマリー有機化学概説 第7版』(東京化学同人,ISBN978-4-8079-0927-8) 丸善HGS分子模型A型(学習用)またはC型(学生実習用)セット |
参考図書 |
J.McMurry著,伊東,児玉,荻野,深澤,通訳『マクマリー有機化学 第9版』(東京化学同人,上巻:ISBN978-4-8079-0912-4,中巻:ISBN978-4-8079-0913-1,下巻:ISBN978-4-8079-0914-8) S.Warrenほか著,野依,奥山,柴崎,檜山監訳『ウォーレン有機化学 第2版』(東京化学同人,上巻:ISBN978-4-8079-0871-4,下巻:ISBN978-4-8079-0872-1) |
備考 |
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・本講義は、本講義後の基礎有機化学2(1年後期),有機化学1(2年前期),有機化学2(2年後期)の内容と関連する。 【対応コアカリキュラム】 C-1-1 化学結合と化学物質・生体高分子間相互作用 1)医薬品や生体分子を形成する結合の仕組みを説明する。 C-3-1 物質の基本的性質 1)有機化合物の名前と構造表記、化学構造を関連付けて説明する。 C-3-2 有機化合物の立体化学 1)化学構造に基づいて有機化合物の三次元構造を説明する。 2)異性体の特徴や関係性を説明する。 3)異性体では物理的性質・化学的性質・生物活性(生体分子との相互作用)が異なる可能性があることを説明する。 C-3-3 有機化合物の基本構造と反応性 1)有機化合物を炭素骨格や官能基ごとに体系的に分類する。 2)化学構造に基づいて、物理的性質や化学的性質(反応性を含む)を説明する。 【DP配分】DP2:1.5 薬学部のの7 つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を配分(DP1〜7 の合計が科目の単位数となる) 【担当教員】加来裕人 【オフィスアワー】月曜日17:00〜18:00、金曜日17:00〜18:00 場所:21-0607 【実務経験】 なし 【科目ナンバー】1HCH103L |