徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    有機化学3 Organic Chemistry 3

科目番号14601担当教員名今川 洋単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次24カリ3年
授業概要
カルボン酸誘導体およびアミン類の性質と反応性を理解することで、有機化合物についての基礎的な知識を修得する。
また、糖の性質や代謝を、化学反応として理解できることを目指す。
到達目標
医薬品をはじめとする有機化合物の性質と反応を理解するために,カルボン酸誘導体、アミンおよび糖類の命名,性質,反応性を説明できるようになることを目標とする。[DP2: 専門的知識]
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】カルボン酸誘導体の命名法
C-3-1(1)
講義, 各講義で出題する課題問題を解いて復習すること予習:マクマリー有機化学概説p.324-327熟読 (30分), 復習:課題問題を解いて、理解を高める (30分)
【2】カルボン酸誘導体の基本的性質 
C-3-1(2), C-3-2(1), C-3-2(1), C-3-2(2), (3)
講義, 各講義で出題する課題問題を解いて復習すること予習:マクマリー有機化学概説p.341-362熟読 (30分), 復習:課題問題を解いて、理解を高める (30分)
【3】カルボン酸誘導体の合成と反応(1)求核アシル置換反応
C-3-1(2), C-3-3(1), (2)
講義, 各講義で出題する課題問題を解いて復習すること予習:マクマリー有機化学概説p.341-362熟読 (30分), 復習:課題問題を解いて、理解を高める (30分)
【4】カルボン酸誘導体の合成と反応(2)共役付加反応、炭素酸の酸性度
C-3-1(2), C-3-3(1), (2)
講義, 各講義で出題する課題問題を解いて復習すること予習:マクマリー有機化学概説p.341-362熟読 (30分), 復習:課題問題を解いて、理解を高める (30分)
【5】カルボン酸誘導体の合成と反応(3)アルファ置換反応
C-3-1(2), C-3-3(1), (2)
講義, 各講義で出題する課題問題を解いて復習すること予習:マクマリー有機化学概説p.341-362熟読 (30分), 復習:課題問題を解いて、理解を高める (30分)
【6】カルボン酸誘導体の合成と反応(4)アルデヒドの縮合反応(アルドール反応)
C-3-1(2), C-3-3(1), (2)
講義, 各講義で出題する課題問題を解いて復習すること予習:マクマリー有機化学概説p.341-362熟読 (30分), 復習:課題問題を解いて、理解を高める (30分)
【7】カルボン酸誘導体の合成と反応(4)エステルの縮合反応(Claisen縮合反応)
C-3-1(2), C-3-3(1), (2)
講義, 各講義で出題する課題問題を解いて復習すること予習:マクマリー有機化学概説p.341-362熟読 (30分), 復習:課題問題を解いて、理解を高める (30分)
【8】アミンの命名法
C-3-1(1)
講義, 各講義で出題する課題問題を解いて復習すること予習:マクマリー有機化学概説p.403-406熟読 (30分), 復習:課題問題を解いて、理解を高める (30分)
【9】アミンの性質 塩基性度
C-3-1(2), C-3-3(1), (2)
講義, 各講義で出題する課題問題を解いて復習すること予習:マクマリー有機化学概説p.406-410熟読 (30分), 復習:課題問題を解いて、理解を高める (30分)
【10】アミンの合成法と反応性
C-3-1(2), C-3-3(1), (2)
講義, 各講義で出題する課題問題を解いて復習すること予習:マクマリー有機化学概説p.410-422熟読 (30分), 復習:課題問題を解いて、理解を高める (30分)
【11】転位反応のまとめ
C-3-1(2), C-3-3(1), (2)
講義, 各講義で出題する課題問題を解いて復習すること予習:これまでに学習した転位反応について確認しておく (30分)
【12】目的化合物の合成 (化学合成のまとめ)
C-3-1(2), C-3-3(1), (2)
講義, 各講義で出題する課題問題を解いて復習すること予習:復習:課題問題を解いて、理解を高める (30分)
【13】糖の種類と命名
C-3-1(1)
講義, 各講義で出題する課題問題を解いて復習すること予習:マクマリー有機化学概説p.470-476熟読 (30分), 復習:課題問題を解いて、理解を高める (30分)
【14】糖の基本的性質
C-3-1(2), C-3-3(1), (2)
講義, 各講義で出題する課題問題を解いて復習すること予習:マクマリー有機化学概説p.477-488熟読 (30分), 復習:課題問題を解いて、理解を高める (30分)
【15】糖代謝と化学反応
C-3-1(2), C-3-3(1), (2)
講義, 各講義で出題する課題問題を解いて復習すること予習:課題問題を解いて、理解を高める (30分)
評価方法
本試験 試験(100%),  再試験 試験(90%)課題(10%)
試験の答案については,試験後に日を指定して開示する。またその際,希望があれば正解について個別に説明する。
また課題の正解については,Google Classroomを通じて開示する。
教科書
J. McMurry, E. Simanek (著),伊東、児玉(訳)「マクマリー有機化学概説 第7版」(東京化学同人)
参考図書
1)野依、奥山,柴崎,檜山(監訳)「ウォーレン 有機化学 上・下」(東京化学同人,上巻:ISBN978-4-8079-0568-3,下巻:ISBN978-4-8079-0569-0),2)J.McMurry著,伊東,児玉,荻野,深澤,通訳『マクマリー有機化学 第8版』(東京化学同人,上巻:ISBN978-4-8079-0809-7,中巻:ISBN978-4-8079-0810-3,下巻:ISBN978-4-8079-0811-0)
備考
【対応コアカリキュラム学修目標】
C-3-1 物質の基本的性質
1)有機化合物の名前と構造表記、化学構造を関連付けて説明する。
2)有機化合物の基本的な性質や反応様式を化学構造に基づいて説明する。
C-3-2 有機化合物の立体化学
1)化学構造に基づいて有機化合物の三次元構造を説明する。
2)異性体の特徴や関係性を説明する。
3)異性体では物理的性質・化学的性質・生物活性(生体分子との相互作用)が異なる可能性があることを説明する。
C-3-3 有機化合物の基本構造と反応性
1)有機化合物を炭素骨格や官能基ごとに体系的に分類する。
2)化学構造に基づいて、物理的性質や化学的性質(反応性を含む)を説明する。
【DP配分】1.5
 薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を配分(DP1〜7の合計が科目の単位数となる)
【担当教員】今川 洋
【実務経験】なし
【オフィスアワー】月曜日、金曜日の6時〜、場所:21-0603
【科目ナンバー】1HCH307L