徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    循環器・血液系疾患の薬物学 Pharmacology of Circulatory and Blood System Disease

科目番号14610担当教員名喜多 紗斗美単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次24カリ3年
授業概要
循環器系および血液系疾患の病態を概説した後、各疾患に対する治療薬の薬理作用と作用機序、副作用、薬物相互作用などを解説する。
到達目標
循環器疾患および血液系疾患の病態を理解し、各疾患に対する治療薬の薬理作用、作用機序、副作用、薬物相互作用などについて説明できる。[DP2:専門的知識]
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】代表的不整脈(上室性、心室性など)の治療薬の薬理、および病態・薬物治療を説明できる。D-2-8(1),(2)講義と演習予習:予習課題の提出(1時間)
復習:講義中に出題した問題や確認問題を復習して理解を深める(1時間)
【2】急性および慢性心不全について、治療薬の薬理、および病態・薬物治療を説明できる。D-2-8(1),(2)講義と演習予習:予習課題の提出(1時間)
復習:講義中に出題した問題や確認問題を復習して理解を深める(1時間)
【3】虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)について、治療薬の薬理、および病態・薬物治療を説明できる。D-2-8(1),(2)講義と演習予習:予習課題の提出(1時間)
復習:講義中に出題した問題や確認問題を復習して理解を深める(1時間)
【4】本態性高血圧症、二次性高血圧症(腎性高血圧症、腎血管性高血圧症を含む)について、治療薬の薬理、および病態・薬物治療を説明できる。D-2-8(1),(2)講義と演習予習:予習課題の提出(1時間)
復習:講義中に出題した問題や確認問題を復習して理解を深める(1時間)
【5】閉塞性動脈硬化症(ASO)、弁膜症、先天性心疾患について概説できる。
心筋症、心原性ショックについて概説できる。D-2-8(1)
講義と演習予習:予習課題の提出(1時間)
復習:講義中に出題した問題や確認問題を復習して理解を深める(1時間)
【6】中間試験試験と講義予習:予習課題の提出(1時間)
復習:中間試験問題を復習して理解を深める(1時間)
【7】止血薬の薬理(薬理作用、機序、副作用)および臨床適用を説明できる。D-2-9(1),(2)講義と演習予習:予習課題の提出(1時間)
復習:講義中に出題した問題や確認問題を復習して理解を深める(1時間)
【8】抗血栓薬、抗凝固薬および血栓溶解薬の薬理(薬理作用、機序、副作用)および臨床適用を説明できる。D-2-9(1),(2)講義と演習予習:予習課題の提出(1時間)
復習:講義中に出題した問題や確認問題を復習して理解を深める(1時間)
【9】貧血について成因による分類ができ、治療薬の薬理(薬理作用、機序、副作用)および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。D-2-9(1),(2)講義と演習予習:予習課題の提出(1時間)
復習:講義中に出題した問題や確認問題を復習して理解を深める(1時間)
【10】播種性血管内凝固症候群(DIC)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、副作用)および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。D-2-9(1),(2)講義と演習予習:予習課題の提出(1時間)
復習:講義中に出題した問題や確認問題を復習して理解を深める(1時間)
【11】血友病、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、副作用)および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。D-2-9(1),(2)講義と演習予習:予習課題の提出(1時間)
復習:講義中に出題した問題や確認問題を復習して理解を深める(1時間)
【12】血栓塞栓症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、副作用)および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。D-2-9(1),(2)D-2-9(1),(2)講義と演習予習:予習課題の提出(1時間)
復習:講義中に出題した問題や確認問題を復習して理解を深める(1時間)
【13】白血球減少症、白血病について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、副作用)および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。D-2-9(1),(2)講義と演習予習:予習課題の提出(1時間)
復習:講義中に出題した問題や確認問題を復習して理解を深める(1時間)
【14】悪性リンパ腫について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、副作用)および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。D-2-9(1),(2)講義と演習予習:予習課題の提出(1時間)
復習:講義中に出題した問題や確認問題を復習して理解を深める(1時間)
【15】まとめ要点の復習と演習予習:全講義の復習(1時間)
復習:総復習問題を解くことで理解を深める(2時間)
評価方法
本試験・中間試験(90%)
課題レポート(10%)
試験およびレポートの解説はGoogle Classroomで行う。
教科書
田中千賀子、加藤隆一、成宮周 編集「NEW薬理学(改訂第7版)」(南江堂)
吉尾隆ら 編集「薬物治療学(改訂第8版)(南山堂)
参考図書
薬が見える vol.1, 2(メディックメディア)
備考
・本講義は、生理学2(2年後期)、基礎薬理学(2年後期)と関連する。

【対応コアカリキュラム学修目標】
 D-2-8 循環器系の疾患と治療薬
 1) 循環器系疾患の発症メカニズムを生体の恒常性と関連付けた上で、異常反応としての病態を説明する。
 2) 治療薬の作用メカニズムと病態を関連付けて説明する。
 3) 治療薬の作用メカニズムと有害反応(副作用)を関連付けて説明する。
 4) 疾患治療における薬物治療の一般的な位置づけ及び同種・同効薬の類似点と相違点を把握し、疾患へ適用する根拠を説明する。
 D-2-9 血液・造血器系の疾患と治療薬 
 1) 血液・造血器系疾患の発症メカニズムを生体の恒常性と関連付けた上で、異常反応としての病態を説明する。
 2) 治療薬の作用メカニズムと病態を関連付けて説明する。
 3) 治療薬の作用メカニズムと有害反応(副作用)を関連付けて説明する。
 4) 疾患治療における薬物治療の一般的な位置づけ及び同種・同効薬の類似点と相違点を把握し、疾患へ適用する根拠を説明する。

【DP配分】DP2:1.5
薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を配分(DP1〜7の合計が科目の単位数となる)

【担当教員】喜多紗斗美
【オフィスアワー】月曜日17:00-18:00 木曜日17:00-18:00 喜多教授室(21号館8階)
【実務経験】平成11年〜平成14年 国立循環器病センター研究所(科学技術特別研究員)
【科目ナンバー】1HPC303L