徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    応用生物学

科目番号33048担当教員名秋田 昌彦単位2単位
科目群一般必修・選択必修開講期前期 対象年次1年
授業概要
(授業目的・方針 等)薬学を学ぶ上で必要な生命科学領域の基礎知識(生物学、生化学、遺伝学など)を習得、理解するとともに、以降の生命科学系講義の意味付け、興味の喚起を図る。また微生物,菌類,動植物成分が薬の原点であることを理解するために,それらの標本作成の意義や分類学に使用されるラテン名の意味についても習得する。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】生物の分類と特徴:生物の多様性を形態、生態、分類学から概説する。  
【2】植物標本作製:科学的な標本整理法を学ぶ。未知の事象を自ら調べる態度の習得。  
【3】生命の統一性と性質:普遍的な生物の定義を理解する。生体の構造を概観する。  
【4】細胞の構造と機能:細胞内小器官の構造、配置、機能を概観する。  
【5】生命を担う物質(分子):生体構成成分の化学構造を知り、その機能との関連性を考察する。  
【6】細胞膜の機能:細胞膜(脂質2重膜)構造の理解、膜をはさんだ物質輸送を学ぶ。  
【7】代謝と呼吸(光合成):呼吸、代謝(光合成)の概略を化学反応(分子)レベルで理解する。  
【8】細胞の増殖、分化:多細胞生物の成り立ちを知る。体細胞分裂のしくみを理解する。  
【9】染色体の構造、遺伝子:遺伝子の本体であるDNA分子の構造と機能の概略を知る。  
【10】減数分裂:生殖における減数分裂のしくみと意義を理解する。  
【11】生殖、受精:染色体の振り分け、遺伝、メンデルの法則を理解する。  
【12】形質発現、DNA/RNA/タンパク質:細胞によるタンパク合成反応の概略の理解。(セントラルドグマの導入)  
【13】発生、分化:個体の発生過程(分化、器官形成)の概略を知る。  
【14】個体の成長:ヒトの成長過程(妊娠、出産から老化まで)の概略を知る。  
【15】試験  
評価方法
試験、レポート、出席点の合計
教科書
プリント、生物標本、ビデオ、スライド他
参考図書
ウオーレス現代生物学(上・下)」(東京化学同人)、チャート式シリーズ 新生物IB・II 小林 弘著 (数研出版)
備考