徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    数学A

科目番号53808担当教員名松本 新功単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期前期 対象年次1年
授業概要
【授業概要】
 薬学の専門学習で必要な,指数・対数・微積分学・統計学を学ぶ.特に,以後の専門学習や研究活動にて,微積分学の知識を含んだ数式を正しく理解し,道具として応用できる技能を養う.高校数学で学ぶ曲線の傾きや面積・体積計算のみならず,一般的な数学・物理モデルにも広く対応できる,より実用的な微積分学の使い方を身につける.
【到達目標】
(1)正しく指数・対数の計算ができる.
(2)基本的な微積分の計算問題を解くことができる.
(3)微小量の考え方を理解し,簡単な数学モデルに対して微分方程式の立式ができる.
(4)簡単な常微分方程式を解くことができる.
(5)分散,期待値など統計学の基礎概念を理解し,計算ができる.
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】本講義のすすめ方について講義と演習.また,毎週小テスト(簡単な計算問題)を行います. 
【2】指数とその計算法(指数の概念と指数法則)  
【3】対数とその計算法(対数の概念と対数法則)  
【4】微分計算の基礎(初等関数の微分公式、合成関数の微分等)  
【5】積分計算の基礎(初等関数の積分公式、置換積分等)  
【6】微積分学の応用1(距離・速さ・加速度と微分の関係)  
【7】微積分学の応用2(積分で面積を求める際の,様々な微小量の取り方)  
【8】微積分学の応用3(距離・速さ・加速度と積分の関係)  
【9】微積分学の応用4(より一般的な数学・物理モデルへの応用)  
【10】中間試験  
【11】常微分方程式の計算法(簡単な1階の常微分方程式とその解法)  
【12】常微分方程式の応用1(簡単な数学・物理モデルへの応用)  
【13】常微分方程式の応用2(演習)  
【14】統計学の基礎1(確率分布の考え方)  
【15】統計学の基礎2(期待値・分散等)  
評価方法
平常点(出席・小テスト等々)、レポート及び中間・期末試験の結果を元に評価する.詳細は第1回目の講義にて説明します.
教科書
「大学新入生のための微分積分入門」石村 園子著(共立出版), 配布プリント
(*教科書の購入は,1回目の講義が終わるまでお待ちください.)
参考図書
「微分方程式で数学モデルを作ろう」 D.バージェス/M.ボリー著 (日本評論社)
備考
4回目以降は,オリエンテーション時に実施する「数学力テスト」の結果をもとにして,習熟度別にクラス分けを行います(Group1:基礎コース,Group2:アドバンスドコース).上記のスケジュールはGroup2のものです.Group1に配属された方々は,4回目以降,Group1のシラバス(数学A[峯崎])に沿ったスケジュールになります.なお,当初の授業登録は,通常の所属クラス(A,B,C,Dのいずれか)に準じて行ってください.評価方法等々,詳細を第一回目の講義で説明しますので,必ず出席するようにしてください.