徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    文学A

科目番号53832担当教員名西田 誠単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期前期 対象年次1年2年
授業概要
 一般総合科として本授業は、教養としての〈文学〉を学ぶとともに、〈文学作品〉の読解・鑑賞を通して、〈解釈力〉・〈論理的思考力〉を養うことを目的とする。 授業は韻文作品の解釈・鑑賞に加え、実作(俳句・連句)も試みる。受講生には、知識の獲得とともに、〈ことば〉のトレーニングの場として授業に取り組んでもらうこととなる。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】はじめに(授業の目的と方法について)  
【2】〈ことばの意味〉…本意・本情  「ことば」にはそれぞれの雰囲気・イメージがある。  
【3】〈読む〉とは?  作者と作品と読者との関係。  
【4】国語科教科書の詩  これまでどのように文学・詩と付き合ってきたか。詩を読む意味を考える。  
【5】童謡・唱歌を読む    
【6】「春の暮」の俳句を読む  「春の暮」を素材とした俳句を読み比べることから、「春の暮」の本意・本情を確認する。  
【7】芭蕉発句「古池や」を読む 日本文学史における俳諧の位置。芭蕉俳諧の試みの実態を見る。    
【8】芭蕉発句「よく見れば」を読む 日本文学、芭蕉俳諧の試みが現代社会にどのように受け継がれているか。  
【9】芭蕉の俳論「新しみ」について 「新しい」とはどういうことか。伝統との関わり。  
【10】芭蕉の俳論「風狂精神」    
【11】連句の歴史と方法  
【12】連句の実作  
【13】〈座の文学〉とは 共同体の文学。  
【14】コミュニケーションとしての文学。  
【15】〈文学〉とは何か?  なぜ学ぶか? なにを学ぶか?  
評価方法
ペーパーテストと平常点
教科書
配布資料の他に授業において適宜指示する。
参考図書
授業において適宜指示する。
備考