徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    衛生化学実習

科目番号54707担当教員名姫野 誠一郎単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次3年
授業概要
実際の食品や生体試料(毛髪)を材料として用い、食品成分、食品添加物、食品汚染物質を食品から抽出する方法、生体成分の処理方法、機器分析を実習で体験する。このことにより、衛生試験法の意義と各測定法の原理・方法を学ぶ。
到達目標: 1.食品中の成分、添加物、汚染物質を抽出できる。 2.毛髪などの生体成分中の金属を抽出できる。 3.機器を用いて食品成分や生体成分の測定ができる。 4.食品成分、生体成分の測定原理を説明できる。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】食品からのビタミンCの抽出  
【2】2, 4-ジヒドロフェニルヒドラジン法によるビタミンCの定量  
【3】食品からの亜硝酸ナトリウムの抽出  
【4】発色剤・亜硝酸ナトリウムのジアゾ化カップリング法による定量  
【5】食品中からの合成着色料の抽出・濃縮  
【6】薄層クロマトグラフィーによる合成着色料の同定  
【7】食用油の変敗の評価(1)過酸化物価の測定  
【8】食用油の変敗の評価(2)TBA反応物質の測定  
【9】基礎代謝の測定  
【10】運動強度と呼吸商の測定  
【11】毛髪試料の湿式灰化  
【12】毛髪試料中の水銀濃度の還元気化原子吸光法による測定  
【13】食品添加物の有用性と安全性に関する演習  
【14】NOAELやADIなどの求め方に関する演習  
【15】食品添加物の測定原理・方法に関する演習  
評価方法
レポート,出席状況の合計
教科書
衛生試験法・要説(日本薬学会編)、金原出版
参考図書
衛生試験法・注解2000(日本薬学会編)、金原出版
備考
指導教員: 姫野誠一郎、角 大悟、宮高透喜、藤代 瞳