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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 54808 | 担当教員名 | 松永 洋一 | 単位 | 1単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 4年 |
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| 授業概要 |
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| 臨床症例を提示(主訴、現病歴、既往歴、現症、理学所見、各種血液生化学検査データ、画像検査所見など)し、現在の問題点をリストアップし、それらを合理的に説明できる病態を考え、それらが薬物療法にどのように活用できるかの実例を提示することで、病態解析と合理的な薬物療法の関連性を解説する。 |
| 到達目標 |
| 各種疾患に対し行われている現行の標準的薬物治療法とその限界が理解できる。 現行薬物治療の限界を超えるには、どのような作用点を有する新薬が必要か考えることができる。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 一般的な尿、便の検査異常と疾患につき講義 C14(1) | 講義 | 一目でわかる臨床検査p68-70を熟読 |
| 【2】 | 消化器系疾患の提示と病態把握、診断につき討論 C14(1) | 各疾患の臨床例を教材として、全体でディスカッションし、口頭発表する。 | 事前に配布した、症例提示プリントを家で、考えてくる。 一目でわかる臨床検査p26-32を熟読 |
| 【3】 | 消化器系疾患の提示と病態把握、診断につき討論 C14(1) | 各疾患の臨床例を教材として、全体でディスカッションし、口頭発表する。 | 事前に配布した、症例提示プリントを家で、考えてくる。 一目でわかる臨床検査p33-40を熟読 |
| 【4】 | 血液系疾患の提示と病態把握、診断につき討論 C14(1) | 各疾患の臨床例を教材として、全体でディスカッションし、口頭発表する。 | 事前に配布した、症例提示プリントを家で、考えてくる。 一目でわかる臨床検査p10-15を熟読 |
| 【5】 | 血液系疾患治療薬の処方例につき討論、発表 C14(1) | 各疾患の臨床例を教材として、全体でディスカッションし、口頭発表する。 | 事前に配布した、症例提示プリントを家で、考えてくる。 一目でわかる臨床検p16-25を熟読 |
| 【6】 | 心電図の講義 C14(1) | 正常および、心筋梗塞、狭心症、不整脈の代表的心電図をプリンと配布し、討論 | 心電図ABCのプリント配布したものを自宅で事前学習 |
| 【7】 | 循環器疾患治療薬の処方例につき討論、発表 C14(1) | 各疾患の臨床例を教材として、全体でディスカッションし、口頭発表する。 | 心電図ABCのプリント配布したものを自宅で事前学習 |
| 【8】 | 高脂血症疾患の提示と病態把握、治療薬につき討論 C14(1) | 各疾患の臨床例を教材として、全体でディスカッションし、口頭発表する。 | 事前に配布した、症例提示プリントを家で、考えてくる。 一目でわかる臨床検査p41-42を熟読 |
| 【9】 | 高尿酸血症疾患の処方例につき討論、発表 C14(1) | 各疾患の臨床例を教材として、全体でディスカッションし、口頭発表する。 | 事前に配布した、症例提示プリントを家で、考えてくる。 一目でわかる臨床検査p43-51を熟読 |
| 【10】 | 免疫学的異常疾患の病態把握と処方例につき検討 C14(1) | 各疾患の臨床例を教材として、全体でディスカッションし、口頭発表する。 | 同上 一目でわかる臨床検査p52-62を熟読 |
| 【11】 | 各種の腫瘍マーカーとその異常の講義 胃癌、大腸癌など消化器癌に対する抗がん剤治療の講義 C14(1) | 講義 | 一目でわかる臨床検査p64-66を熟読 |
| 【12】 | 胃癌、大腸癌など消化器癌に対する抗がん剤治療の臨床例で、その治療薬の問題点を検討 C14(1) | 配布した症例プリントを用いて演習 | 事前に配布した、症例提示プリントを家で、考えてくる。 疾患と薬物治療p83-91および、96-100を熟読 |
| 【13】 | 肺癌に対する抗がん剤治療の臨床例と、最新の抗がん剤の問題点を検討 C14(1) | 配布した症例プリントを用いて演習 | 事前に配布した、症例提示プリントを家で、考えてくる。 疾患と薬物治療p178-182を熟読 |
| 【14】 | 総合討論および総括 C14(1) | 配布した症例提示プリントにた対し、各自がレポートとして提出 | これまで、13回の講義で提示した症例を再検討しておく。 |
| 【15】 | 総合討論および総括 C14(1) | 配布した症例提示プリントにた対し、各自がレポートとして提出 | これまで、13回の講義で提示した症例を再検討しておく。 |
| 評価方法 |
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| 討論への参加、表現力、2回のレポートで評価する。 |
| 教科書 |
| 各回、プリント配布 |
| 参考図書 |
| 一目でわかる臨床検査(メディカル・サイエンス・インターナショナル) 今日の診断指針(医学書院) 今日の治療指針(医学書院) 疾患と薬物治療(医歯薬出版) |
| 備考 |
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| 臨床例は、一般的な疾患から2症例程度提示予定。学生は授業前に講義予定された疾患の基礎的な病態を予習してくる。 当演習では、事前に配布した症例を、各自自宅で考え、授業当日は、全体で討論を行い、各自の考えを教員が口頭試問的に発表させる。 |