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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 54861 | 担当教員名 | 福山 愛保 | 単位 | 1単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期集中 | 対象年次 | 5年6年 |
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授業概要 |
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【授業概要】薬物治療に携わる専門家にとって、有機化学を基盤として医薬品がどのように合成されるかを知ることは、非常に重要である。本講義では、効率よく多様な化合物を合成するのに要求される様々な化学反応と反応機構・立体制御について学習する。さらに、実際の抗がん剤の合成への応用を通じてそれらの理解を深める。 【到達目標】 1.化学反応を電子移動で説明できる。 2.化学反応の立体制御について説明できる。 3.薬物の合成法を理解できる。 4.天然物由来の抗ガン剤の合成法について理解できる。 |
到達目標 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 薬物を合成するための逆合成解析について解説する | 講義方式。必要に応じて資料プリントを配布 | |
【2】 | 二重結合構築法とその立体化学制御について解説する | ||
【3】 | 環状化合物の立体選択的反応について学習する | ||
【4】 | ジアステロレオ選択性とは何か? | ||
【5】 | ぺリ環状反応1:付加反応について解説する | ||
【6】 | ぺリ環状反応2:シグマトロピー転位と電子環状反応ついて解説する | ||
【7】 | 転位反応について解説する | ||
【8】 | 開裂反応について解説する | ||
【9】 | ラジカル反応の特徴ついて解説する | ||
【10】 | カルベン反応の特徴ついて解説する | ||
【11】 | 抗がん剤の合成の現状について概説する | ||
【12】 | 抗がん剤の合成1 | ||
【13】 | 抗がん剤の合成2 | ||
【14】 | 抗がん剤の合成3 | ||
【15】 | 抗がん剤の合成4 |
評価方法 |
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レポート、平常点。1/3以上欠席した学生には単位を認めない。 |
教科書 |
ウォーレン有機化学 上・下 (東京化学同人) |
参考図書 |
創薬化学・有機合成からのアプローチ(東京化学同人)、 コンビナトリアルケミストリー研究会編 コンビナトリアルケミストリー入門から応用まで(化学同人) |
備考 |
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担当教員:福山愛保、山本博文 |