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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 54867 | 担当教員名 | 野路 征昭 | 単位 | 1単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期集中 | 対象年次 | 5年 6年 |
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授業概要 |
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講義概要:有機化合物は低分子から生体高分子まで、天然物であろうと合成品であろうと、まずその構造を明らかにしなければ有用性を発揮できない。様々な機器分析を応用してこれら有機物の構造をどこまで知ることができるのか、そして何をどのように考えたらよいか、5人の専門家がそれぞれ例を挙げながら解説する。 到達目標:NMR,CD,MS,ESR,X線などの機器分析を応用した有機物の構造法について概説できる。 |
到達目標 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 構造解析概要(主としてNMR) | 講義方式(一部演習も含む) | |
【2】 | 1D(一次元)-NMRによる解析 | ||
【3】 | 2D(二次元)-NMRの基礎と応用 | ||
【4】 | 立体化学の考察(NMRから:カップリング定数とNOE) | ||
【5】 | 絶対配置の考察(CDの基礎と応用) | ||
【6】 | 絶対配置の考察(NMRの応用) | ||
【7】 | GCMS法の生体成分への応用(揮発性低分子化合物) | ||
【8】 | 生体高分子および低分子化合物の構造解析に適したイオン化法と解析法の紹介 | ||
【9】 | トリプルステージ四重極マススペクトルの生体成分への応用(タンパク質などの高分子化合物) | ||
【10】 | フリーラジカルの生成と反応 | ||
【11】 | 活性酸素・フリーラジカルと生体 | ||
【12】 | フリーラジカルの検出とESR(電子スピン共鳴法:スピントラップ法・スピンラベル法) | ||
【13】 | 生体高分子の構造決定(タンパク質) | ||
【14】 | 生体高分子の構造決定(核酸) | ||
【15】 | 精密構造解析のまとめ |
評価方法 |
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レポート、平常点。1/3以上欠席した学生には単位を認めない。 |
教科書 |
適宜プリント配布 |
参考図書 |
「有機化合物のスペクトルによる同定法」(東京化学同人),「円二色性スペクトル有機立体化学への応用」(東京化学同人),「有機フリーラジカルの化学」(講談社サイエンティフィク)「電子スピン共鳴法」(オーム社)「活性酸素実験プロトコール」(秀潤社) |
備考 |
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担当教員:野路征昭,通 元夫,豊田正夫,田中正己,宗野真和 |