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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 54898 | 担当教員名 | 堂上 美和 | 単位 | 1単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 1年 |
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授業概要 |
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物理化学はエネルギーと物質に関する自然現象を理解する上で欠かすことの出来ない重要な基礎科目である。その直接的内容はもとより、考え方に至るまで、薬学の柱をなす有機化学、生化学、薬理学、薬剤学に広く応用されている。物理化学の主要なテーマである熱力学は、物質の集団が変化するときにどちらにどう動くかを考えるもので、本講義はその前半部分をなすエネルギー移動に関す問題を考察する。また化学平衡の一例として、酸・塩基平衡に関す基本知識を修得する。 到達目標:1. 弱電解質の解離平衡について説明でき、分子型/イオン型の存在比が計算できる。 2. 熱力学の第一法則について説明でき、エネルギー保存則を理解する。 |
到達目標 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 弱酸・弱塩基水溶液の水素イオン濃度の計算 | ||
【2】 | 緩衝液の水素イオン濃度の計算 | ||
【3】 | 弱電解質の解離と分配平衡 | ||
【4】 | 弱電解質の解離と沈殿平衡 | ||
【5】 | 実在気体の状態方程式 | ||
【6】 | 気体分子の運動とエネルギーの関係 | ||
【7】 | エネルギーの量子化とボルツマン分布 | ||
【8】 | 熱力学的系、外界、その境界 | ||
【9】 | 熱力学第一法則(エネルギー保存則)とその表現法 | ||
【10】 | 仕事と熱の相違点と類似点 | ||
【11】 | 不可逆変化と可逆変化、状態関数とは何か | ||
【12】 | エンタルピー(熱含量)とは何か | ||
【13】 | 定圧熱容量と定容熱容量、断熱変化 | ||
【14】 | 物理変化(相転移など)に伴うエンタルピー変化を求める | ||
【15】 | 化学変化(燃焼など)に伴うエンタルピー変化を求める |
評価方法 |
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試験、レポート、出席状況、宿題 |
教科書 |
石田寿昌編 ベーシック薬学教科書シリーズ3「物理化学」(化学同人) |
参考図書 |
遠藤和豊・輿石一郎編 コンパス物理化学(南江堂) |
備考 |
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